弱虫ペダル SPARE BIKEの紹介:2016年日本映画。主人公小野田坂道の自転車ロードレースでの活躍を描いた「弱虫ペダル」のスピンオフで、弱虫ペダルに登場する様々な人物の過去のエピソードなどを描いた「弱虫ペダル SPARE BIKE」の劇場版。本作では、坂道の先輩で登りのスペシャリストである「ピークスパイダー」巻島裕介と、巻島裕介のライバルで同じく登りのスペシャリストである「(自称)眠れる森の美形」東堂尽八の物語をオムニバス形式で描いています。
監督:鍋島修 声優:巻島裕介(森久保祥太郎)、東堂尽八(柿原徹也)、寒咲通司(諏訪部順一)、 糸川修作(阪口大助)、金城真護(安元洋貴)荒北靖友(吉野裕行)、ほか
映画「弱虫ペダル SPARE BIKE」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「弱虫ペダル SPARE BIKE」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
弱虫ペダル SPARE BIKEの予告編 動画
映画「弱虫ペダル SPARE BIKE」解説
この解説記事には映画「弱虫ペダル SPARE BIKE」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
弱虫ペダル SPARE BIKEのネタバレあらすじ:起
高校に進学した巻島裕介は、想像以上に窮屈な学園生活にがっかりしていました。好きな自転車は自由に乗れる、と自転車競技部に入部しましたが、巻島の独特なスタイルを注意され、こちらも窮屈を強いられ、得意の登りもタイムが伸びませんでした。
そんな時、部長の寒咲から自分の気持ちを大事にするように言われた巻島は、自分の気持ちとは、自分のスタイルで坂道を登りたい、ということに気付きます。
それから巻島は、部活が終わった後に部活中ではできなかった自分のスタイルで自由に自転車に乗りました。そして、登りのロードレースに参加した巻島は、自分のスタイルで登り切り、トップでゴールしました。
弱虫ペダル SPARE BIKEのネタバレあらすじ:承
中学生の東堂尽八は、友人の糸川修作から登りのロードレースに誘われましたが、一旦は断ります。しかし、尽八は、練習として修作と一緒に坂道を登った時、自転車に乗ることの気持ちよさに気付き、ロードレースに参加することにしました。
レースでは、ロードレーサーに乗った修作が先行し、それをママチャリに乗った尽八が追いかける展開でしたが、途中で修作は足を痛めリタイアしてしまいます。
尽八は修作を気遣いますが、修作は、自分の想いも背負ってゴールしてくれることを望み、それを受けて尽八は修作のロードレーサーに乗ると、止まっている間に自分たちを追い抜いて行った参加者をごぼう抜きして、トップでゴールしました。
弱虫ペダル SPARE BIKEのネタバレあらすじ:転
ロードレースでトップになったことで、先輩に自分のスタイルを認めさせた巻島でしたが、ある日、練習中に自転車のフレームにヒビが入ってしまいます。
巻島は、自分のスタイルで乗っていた事が原因と思い、その日以来自分のスタイルを封印しますが、そのせいかタイムは遅くなり、期待された登りのロードレースも惨敗してしまいます。
心配して声をかけてくれた同級生の金城を怒鳴りつけたこともあり、自己嫌悪に陥る巻島でしたが、その帰り道に偶然通りがかった自転車屋の店頭に飾られているフレームに魅入られます。
弱虫ペダル SPARE BIKEの結末
それ以来、部活帰りに自転車屋の前を通り、フレームを見るようになった巻島は、ある日フレームを間近で見るために思い切って自転車屋の中に入ると、店には部長の寒咲がいました。
この自転車屋は、寒咲の実家だったのです。すぐに外に出る巻島でしたが、寒咲は、巻島の自転車に異常が出ていることに気付き、巻島を引き留めました。
寒咲は、自分のスタイルで乗れない事を巻島自身が不満に思っていることを指摘し、フレームか自分のスタイルかどちらかを選択しろ、と巻島に言います。
そして、自分のスタイルを選択し、新しいフレームを手に入れた巻島は、柏東高校との登りの合同練習では自分のスタイル登り、トップで頂上にたどり着きました。
以上、映画「弱虫ペダル SPARE BIKE」のあらすじと結末でした。
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