映画「ずっと前から好きでした。告白実行委員会」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ずっと前から好きでした。～告白実行委員会～の紹介：2016年日本映画。楽曲シリーズ・プロジェクト「告白実行委員会～恋愛シリーズ～」をアニメ映画化したもので、同シリーズの楽曲「告白予行練習」「初恋の絵本」「ヤキモチの答え」をベースに制作されています。主人公榎本夏樹は、幼馴染の瀬戸口優の事が好きですが、自分の気持ちに素直になれず、勇気を出して告白しても、土壇場で告白の練習と誤魔化してしまいます。そんな2人を中心に様々な恋愛模様を描いています。
監督：柳沢テツヤ 声優：榎本夏樹（戸松遥）、瀬戸口優（神谷浩史）、望月蒼太（梶裕貴）、早坂あかり（阿澄佳奈）、綾瀬恋雪（代永翼）、芹沢春輝（鈴村健一）、合田美桜（豊崎愛生）
この解説記事には映画「ずっと前から好きでした。告白実行委員会」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
放課後、誰もいない玄関で榎本夏樹は、瀬戸口優に「ずっと前から好きでした！」と告白しました。しかし、優が何も言い返せず沈黙が続くと、夏樹は「なんつって」と言うと、これは告白の予行練習と誤魔化してしまいます。
呆れる優でしたが、夏樹が「告白の予行練習に付き合って」と言うと、しぶしぶ了承しました。
望月蒼太は、早坂あかりの事が好きですが、一度も話したことがないので遠くから見ているだけでした。偶然あかりの好きなタイプを聞くことができましたが、好きになった人がタイプと聞いて、攻略の難しさに落ち込みました。
優が家に帰ると、なぜか夏樹が妹とゲームをしていました。夏樹は、優に勉強を教わるため家に来たのですが、優が近づくたびに夏樹は意識してしまいます。そして、夏樹は、私に彼氏ができたらどうする？と優に聞きますが、優は、応援せざるを得ないとそっけなく答えました。
その夜、家に帰った夏樹は、私が誰を好きになっても優は応援してくれるの？と葛藤するのでした。
蒼太が登校して教室に入ろうとした時に偶然あかりと対面しました。蒼太は、とっさに髪に寝ぐせがある事を言うと、あかりは、恥ずかしそうに、ないしょ、と言って立ち去り、蒼太は、そのかわいさに思わず座り込んでしまうのでした。
屋上で友人たちと昼食を食べている夏樹の元にクラスメイトの綾瀬がやって来て、夏樹の好きなバンドのライブに誘いました。夏樹は、二つ返事でOKしますが、友人たちは、これはデートなのでは、と優との仲を心配します。
ライブ当日、夏樹がおしゃれして出かけるところに、優がやってきました。優は、夏樹が綾瀬と2人でライブに出かけると聞くとイラついた様子で立ち去ってしまいました。
ライブの帰り道、綾瀬は、夏樹の家の近くまで夏樹を送りますが、そこで夏樹を抱きしめてしまいます。しかし、そこに優がやってきて、優と綾瀬は、家の近くで夏樹を抱きしめたことで口論となり、夏樹は泣き出していまいました。
次の日、蒼太は、綾瀬から、何もしないで後悔するよりやれるだけの事をやって後悔するほうがいい、と言われました。綾瀬は、優の事が好きという夏樹の気持ちを知っていたのでした。
行動を起こした綾瀬に触発され、蒼太は、あかりを図書館に呼び出し、あかりに告白することで付き合えることになりました。夏樹は、覚悟を決めて、放課後の教室に優を呼び出すと、「最後だから」と前置きして、「ずっと前からすきでした」と告白しました。しかし、優は、最後の告白の練習と思い、スルーしてしまいました。
そして、帰り支度を始める優に、夏樹は、予行練習なんて全部嘘、と言った後、私と付き合ってほしい、と自分の本当の想いを打ち明けました。すると、優は、そんなの俺じゃなきゃ無理だろ、と笑い、夏樹をやさしく抱きしめるのでした。
以上、映画「ずっと前から好きでした。～告白実行委員会～」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する