ホーホケキョ となりの山田くんの紹介:1999年日本映画。スタジオジブリの長編アニメ。日本のありふれた平和で庶民的な風景の山田一家。その山田家の人々が繰り広げるほのぼのとおかしくなる温かいエピソードがオムニバス的な構成で描かれる。
監督:高畑勲 声の出演:朝丘雪路(山田まつ子)、益岡徹(山田たかし)、荒木雅子(山野しげ)、五十畑迅人(山田のぼる)、宇野なおみ(山田のの子)、矢野顕子(藤原ひとみ)、ミヤコ蝶々(キクチババ )、中村玉緒(しげの友人)、ほか
映画「ホーホケキョ となりの山田くん」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ホーホケキョ となりの山田くん」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ホーホケキョ となりの山田くんの予告編 動画
映画「ホーホケキョ となりの山田くん」解説
この解説記事には映画「ホーホケキョ となりの山田くん」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ホーホケキョ となりの山田くんのネタバレあらすじ:起
のぼるは「違う親だったら、僕はもっとカッコよくなっていたのに。」とぼやきます。のぼるの母、まつ子は「何言うてんの。うちらが結婚せんかったら、あんたはこの世におらへんねんで。」と突っ込みます。そしてのぼるの父、たかしとまつ子の結婚の様子を思い出します。結婚するというのは二人が人生の海原に繰り出すこと、人生山あり谷ありです。のぼるとのの子が誕生して今に至ります。家を建てたのはたかしですが、土地の名義はまつ子の母であるしげのものです。そこで二人はもめますが、のぼるは「ケンカはやめてよ。いずれは僕のものになるんだから。」と突っ込みます。
ホーホケキョ となりの山田くんのネタバレあらすじ:承
ある日家族でデパートに買い物へ行きました。するとなんと帰りの車の中でのの子をデパートに忘れてきたことに気付きました。しかしなんとのの子は自分が迷子になったという自覚がないのです。何故なら、知り合った男の子が言うには「最近、大人の迷子が流行っているんだ。」とのことなので、のの子は特に心配したりしていませんでした。山田家の四人はデパートへ戻りますが、のの子はいませんでした。探しましたが結局見つからず四人は仕方なく家に帰りました。しかしほどなく電話がかかり、知り合った男の子の家へ遊びに行っていたとのことでした。
ホーホケキョ となりの山田くんのネタバレあらすじ:転
たかしとのぼるはキャッチボールをしていました。たかしは、「ここは2アウト満塁でリリーフしたって設定だ。」と言うのに対し、のぼるは「えーっ、ぼくは先発完投型なんだ。」と言って二人とも譲らずケンカになります。そしてその二人の近くにあった塀の向こう側で二人の会話を聞いていたおじいさんは、「うるさい親子だな。」とぼやきます。そしてある春、みんなで桜を見上げていたらしげが「この桜はあと何回見られるやろか。」と呟きます。まつ子は何を気の弱いことを言うてるの。おかあちゃんまだ70やない。」となだめます。それに対してのしげの返事がまさかの「そうやなあ。あと30回くらいやろか。」でした。
ホーホケキョ となりの山田くんの結末
山田家の日常には、変でおかしなことにあふれています。まつ子が風邪で寝込んでしまったので、一家で出前を取ろうとしたらなぜかまつ子まで注文したり、たかしは少し熱が出たので会社を休もう!と決めたら体調が良くなってしまい結局出社したりします。なのでのぼるは最後にこうまとめました。「我が家が平和なのは、みんなヘンだからだ!」
この映画の感想を投稿する