ドラえもん のび太と鉄人兵団の紹介:1986年日本映画。北極で偶然のび太が拾ったロボットの足を家へと持ち帰ります。かっこいいロボットにあこがれるのび太は他の部品を集めて、誰もいない鏡の世界でロボットを組み立てていきとても強そうなロボットが完成します。しかし、そのロボットは人間の世界の征服を企む「ロボット兵団」の物だったのです。謎の少女リルルと出会い、仲良くなりますがリルルもじつはロボット兵団の仲間でスパイだったのです。
監督:芝山努 出演者(声優):ドラえもん(大山のぶ代)・のび太(小原乃梨子)・しずか(野村道子)・ジャイアン(たてかべ和也)・スネ夫(肝付兼太)・リルル(山本百合子)
映画「ドラえもん のび太と鉄人兵団」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドラえもん のび太と鉄人兵団」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ドラえもん のび太と鉄人兵団」解説
この解説記事には映画「ドラえもん のび太と鉄人兵団」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドラえもん のび太と鉄人兵団のネタバレあらすじ:起
スネ夫がいとこに作ってもらった最新式のロボット「ミクロス」をのび太たちに自慢し、のび太はそれがうらやましくて仕方ありません。ロボットが欲しいというのび太のわがままに怒ったドラえもんは頭を冷やしに北極へと行ってしまいました。ドラえもんを探して北極に向かったのび太はなぞのロボットの足を発見します。とても大きくて立派なロボットの一部を家へと持ち帰ります。ロボットの足以外の体の部品がどんどんのび太の家の庭に降って来るようになりました。
ドラえもん のび太と鉄人兵団のネタバレあらすじ:承
余りにも大きなロボットの部品を庭に置いておくこともできず、ドラえもんは入り込み鏡という秘密道具で誰も人間のいない鏡の世界を作ってあげます。組み立てたロボットに「ザンダクロス」という名前をつけてしずかを呼んで鏡面世界で遊んでいますが、ザンダクロスについていたミサイルの威力にのび太たちは怖くなり、鏡の世界にもう行かないこと、ザンダクロスのことは誰にもいわないことを誓います。しかし、ロボットを自慢してくるスネ夫にのび太はビルより大きなロボットを持っていると話してしまうのでした。裏山でロボットを見せる約束をしたのび太でしたが、誓いを破ることはできないと悩みます。そこへ不思議な少女リルルが現れ、大きなロボットを探しているといいます。のび太はザンダグロスの持ち主がリルルではないかと思い、鏡の世界へリルルを連れて行き、ドラえもんの秘密道具をリルルに貸してしまいます。
ドラえもん のび太と鉄人兵団のネタバレあらすじ:転
実は、リルルはロボットの星「メカトピア」からやってきたスパイロボットで、人間を奴隷にするために地球へやってきたといいます。地球侵略のために今まさにロボット兵団が地球に向かっているというのです。のび太たちは地球を守るためロボット兵団と戦うことを決めます。ドラえもんの秘密道具の力を借りて、ロボット兵団を誰もいない鏡の世界へと誘い込み、戦闘が始まります。ザンダクロスや秘密道具の活躍で戦いも優勢に思えたところでしたが、鏡の世界の存在に気付いたロボット兵団たちが現実の世界へと進行しようとします。のび太やしずかと過ごしているうちに冷たかったリルルの心がだんだんと優しくなり、人間を奴隷にするのは良くないことだと思い始めます。ドラえもんたちの戦いが劣勢になりはじた頃、スネ夫のロボット「ミクロス」の言葉を聞き、しずかは大昔のメカトピアへ向かうことにします。ロボットたちを止めようとタイムマシーンにリルル、ミクロスと乗り込むのでした。
ドラえもん のび太と鉄人兵団の結末
ロボットたちを作り出した年老いた科学者にお願いし、ロボット兵団に思いやりの気持ちを埋め込もうとするしずかたち。思いやりの心をロボットたちに入れることで、今地球を襲おうとしているロボット兵団たちはすべて消えるというのです。リルルはそれを聞き、自分も消えてしまうのだということを悟りますが、人間たちが無事でよかったと言い、しずかと握手をかわすとリルルの姿は消えてなくなってしまいます。泣き崩れるしずかですが、その頃同じくロボット兵団たちの姿も消えていきました。地球の危機を救ったのび太たちは、リルルのことを忘れないと心に誓うのでした。
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