さらば あぶない刑事の紹介:2015年日本映画。テレビドラマで人気を博した『あぶない刑事』の劇場版第7作。10年ぶりの作品であり完結作でもある。定年を5日後に控えた2人の刑事の活躍を描く。
監督:村上透 出演者:舘ひろし(鷹山敏樹・タカ)、柴田恭兵(大下勇次・ユージ)、浅野温子(真山薫)、仲村トオル(町田透)、ベンガル(田中文男)ほか
映画「さらば あぶない刑事」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「さらば あぶない刑事」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
さらば あぶない刑事の予告編 動画
映画「さらば あぶない刑事」解説
この解説記事には映画「さらば あぶない刑事」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
さらば あぶない刑事のネタバレあらすじ:起
横浜港署の捜査一課に勤務するタカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)は、仲のよいコンビです。定年退職が5日後に迫っていましたが、2人は相変わらず無茶を続けていました。心配する課長の町田(仲村トオル)は、定年退職前の殉職が多いことを上げ、おとなしくしておくよう言います。タカとユージと親しい少年課の真山薫(浅野温子)は重要物保管所に異動しており、2人と同じ時期に退職して、IT社長と結婚する予定でした。
さらば あぶない刑事のネタバレあらすじ:承
横浜には対立する3つのマフィアがあります。中国とロシアと日本ですが、これまで二本の闘竜会の伊能という男が束ねていました。その伊能が殺され、3国のバランスが崩れます。伊能を殺したのは新興マフィアBOBのキョウイチ・ガルシア(吉川晃司)でした。OBはなんでも扱う犯罪組織で、ガルシアは横浜制圧を狙います。タカは定年後、恋人の夏海とニュージーランドに移住予定でした。ガルシアと面識のある夏海が協力を言い出しますが、タカは拒否します。
さらば あぶない刑事のネタバレあらすじ:転
夏海がさらわれました。町田は無茶を続けるタカとユージに、2日間の休職を命じます。休職中の身でありながら、タカとユージはガルシアを調べ、伊能が使っていた危険ドラッグのデータが入ったHDDを奪います。BOBの最初の密輸入が行なわれることを知ったタカとユージは、海上保安部に連絡して貨物を回収させました。タカは夏海を取り戻しに行きますが、夏海は戦いに巻き込まれて死にます。BOBが重要物保管所を襲い、密輸した危険ドラッグの原料を奪い返しました。
さらば あぶない刑事の結末
定年の当日、警察手帳を返してもらったタカとユージは、ガルシアとその右腕・ディーノの元へ乗り込みます。ガルシアは闘竜会らのメンバーを引き連れていましたが、銃撃戦の末にタカとユージはガルシアとディーノを倒しました。定年後。タカとユージはニュージーランドで探偵事務所を開きました。そこへ薫がやってきます。薫は結婚詐欺に遭って無一文になっていました。どっちでもいいから結婚してとウェディングドレス姿で迫る薫から、2人は走って逃げました。
TOHOシネマズで、この映画を家族と一緒に観に行きましたが、相変わらずタカとユージの二人のアクションのキレが凄まじかったのが、印象的でした。特にトオルからゴールドツートンのレパードを受け取り、凄まじい勢いで飛び出して行くシーンは、かつてのTV版を彷彿とさせる素晴らしいシーンでした。ディーノカトウとの打ち合いで、タカがバックアップのM49ボディガードをユージに投げ渡したシーンも、TV版を観ていた私にはとても懐かしいシーンでした。