腐女子彼女。の紹介:2009年日本映画。「腐女子彼女。」はブログ発の恋愛物語で、単行本や漫画化もされ、2009年に大東駿介主演で映画化されました。ひたすら腐女子の彼女に振り回されるストーリーで、前半は主人公が腐女子の彼女におもしろ可笑しく振り回される主人公を描いており、後半はちゃんとした恋愛ドラマとなっています。彼女はとてもわがままで趣味も特殊で主人公がかわいそうになりますが、それでも彼が彼女を大好きな気持ちが伝わってくる作品です。
監督:兼重淳 出演:大東俊介(諏訪ヒナタ)、松本若菜(白崎ヨリコ)、古川雄大(瀬野コージ)、EMI(カスミ)、ほか
映画「腐女子彼女。」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「腐女子彼女。」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「腐女子彼女。」解説
この解説記事には映画「腐女子彼女。」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
腐女子彼女。のネタバレあらすじ:好きな女性の秘密
主人公の大学生のヒナタは世話好きで優しい青年で、バイト先の年上の女性に恋をしています。そのその女性はヨリコと言い美しい女性でしたが、一般人にはなかなか理解しづらい、ボーイズラブが大好きな腐女子でした。ヒナタはヨリコに告白し、その恋愛は実りますが、そこからがヒナタの苦行の始まりでした。
腐女子彼女。のネタバレあらすじ:腐女子の世界へ
ヨリコから腐女子だと告白され意味も分からず、ヨリコのディープな趣味に振り回されることになります。デートの場所は執事喫茶で、出かける場所はアニメショップでした。紹介される友達はみんな腐女子で、ボーイズラブの本の購入にも付き合わされます。街で友達に会ってもヨリコをちゃんと彼女として紹介できずに、彼女の趣味に悩まされる毎日でした。しかも彼女はとてもわがままで、何かといえば彼女の世話をやく毎日です。
腐女子彼女。のネタバレあらすじ:彼女の心の傷跡
戸惑う日々のヒナタでしたが、ヨリコと行動を共にするうちにだんだんと彼女の趣味に共感していきます。またヨリコがかつて腐女子が原因で彼氏に振られた経験があり、その傷跡が完全には癒えていないことを知ります。ヒナタは彼女の傷を癒そうと、ヨリコと腐女子の世界を楽しみます。二人は互いに必要とし合う、良い恋人関係を続けていきます。
腐女子彼女。のネタバレあらすじ:ロンドンへの転勤
ある日、ヨリコの仕事先で、彼女の才能が認められ、会社から彼女の夢であるロンドンへの転勤を命じられます。ロンドンへ行ってしまえば、ヒナタとの楽しく愛に溢れた日々は終わってしまう。悩むヨリコはなかなかヒナタへ切り出せません。しかし友人達から長年の夢であったチャンスを潰すことは後々後悔すると言われ、ロンドンへ行くことを決心します。ヒナタに打ち明けられ驚くヒナタですが、彼女の夢のために、ヨリコをロンドンへ送り出すことにします。二人は泣く泣く別れることになります。
腐女子彼女。の結末:日本からロンドンへ
ロンドンの部屋に一人でヨリコが仕事をしていると、突然ヒナタから電話がかかります。ロンドンに荷物を届けたというヒナタの言う通り、日本からロンドンへ宅急便が届きます。荷物を受け取ると、その先にヒナタがいました。ヒナタはヨリコを追いかけてロンドンまで来たのでした。ヒナタはヨリコとずっと一緒にいたいと指輪を渡しプロポーズします。こちらの大学に留学することにすると言うヒナタに、突然過ぎると怒りだすヨリコでしたが、ヒナタの熱い気持ちに涙を流します。「腐女子の彼女で良いのか?」とヨリコはヒナタに確認します。ヒナタはいつまでも一緒にいたいと言います。ヨリコはヒナタの気持ちを受け止めます。「でもこれからもあなたを執事のセバスと呼ぶよ。」というヨリコに苦笑いをするヒナタなのでした。
以上、「腐女子彼女。」のあらすじと結末でした。
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