サイレン FORBIDDEN SIRENの紹介:2006年日本映画。『サイレンが鳴ったら外に出てはいけない』という言い伝えのある夜美島に病気療養の為に訪れた天本一家の3人でした。夜美島は1976年に土田という男以外島民全員が消息不明になった島でした。そして夜になりサイレンが鳴り響き、過去の悪夢が蘇り・・・という話のホラー映画です。
監督:堤幸彦 出演者:市川由衣(天本 由貴)、森本レオ(天本 真一)、田中直樹(南田 豊)、阿部寛(土田 圭)、西田尚美(里美)、松尾スズキ(東)、嶋田久作(山中巡査)ほか
映画「サイレン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「サイレン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
サイレン(FORBIDDEN SIREN)の予告編 動画
映画「サイレン」解説
この解説記事には映画「サイレン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
サイレン(FORBIDDEN SIREN)のネタバレあらすじ:起
『1590年アメリカのロアノーク島で島民全員が突然失踪。「Croatan」の文字が残されていた』『1872年大西洋上、失踪したマリー・セレスト号が発見される。乗組員の姿は無く、航海日誌に「12月4日 我が妻マリーが」と唐突に終わっていた』という二つの事件が映し出されます。1976年日本の夜美島では消防団員が家や建物を捜索してします。唯一の生存者を土田を発見すると『三度目のサイレンが・・』という言葉を発し、その後『サイレンが鳴ったら外に出てはいけない』という言葉を狂ったように叫び続けました。由貴は弟の英夫と父親の真一の3人で船で夜美島に降り立ちました。弟の英夫の病気療養のための引っ越しでした。診療所の南田が島を案内しますが、住人は皆異様で奇妙な島でした。南田が言うには昔外国人の人が多く上陸した為と言いました。
サイレン(FORBIDDEN SIREN)のネタバレあらすじ:承
一軒家に案内され家の中を掃除をしていると隣の女性が手伝いにやって来て島の習慣を教えてくれました。『近所付き合いをする』『夜は出歩かない』『鉄塔の付近には行かない』『サイレンが鳴ったら外に出てはいけない』でした。夜になって突然サイレンが鳴り始めました。島を探索するといった父親の真一が帰って来ないので翌日、由貴は南田と探しに行きました。途中で南田が居なくなり、建物の地下で父の死体を見つけ逃げ出すと南田に引き留められました。家に帰ると怪我をした父親が座っていました。翌日は飼い犬が消え、父親も消えました。森で父親のビデオを見つけ見てみると何者かに父親が襲われる様子が映っていました。由貴はインターネットで夜美島の事を調べました。するとロアノーク島で流行った疫病患者を夜美島に隔離したことや、夜美島の土田以外全員消息を立ったことを知りました。
サイレン(FORBIDDEN SIREN)のネタバレあらすじ:転
弟が赤い服の女と一緒にいるところを見つけた由貴でしたが再びサイレンが鳴り弟が倒れました。弟を抱いて小屋に入ると東がいました。しかし東はゾンビのようになった男達に襲われ連れて行かれました。家に戻り弟を寝かせた由貴は居なくなった犬の血の付いた首輪を見つけました。そして家の写真を見つけ良く見るともう一つ部屋があることがわかり、その部屋に入りました。部屋の中には島民の写真がありました。写真はすべて1976年ですが隣の女性も南田も映っていました。そしてサイレンが鳴り響きました。ゾンビのようになった父親がスコップで襲ってきました。
サイレン(FORBIDDEN SIREN)の結末
かろうじて逃げた由貴と英夫でしたが外に出ると島民たちに襲われました。そしてサイレンを止める為英夫を連れて鉄塔に向かい登り始まました。下にはゾンビ化した島民たちが集まっています。サイレンのスピーカーを壊したものの再びサイレンが鳴り始めました。南田が鉄塔に登って来て由貴にサイレンは鳴っていない。聞こえるのは由貴だけだといい、英夫は半年前に死んだと言いました。由貴は英夫が人格障害になり幻覚が見えているのでした。南田は実は由貴の主治医だったのです。真実を知った由貴は鉄塔から飛び降りました。奇跡的に助かった由貴は南田の病院にいました。南田は父親に1976年の事件について話しました。当時サイレンが聞こえたのは土田だけで、島民全員を殺したのは土田でした。これにより島では『サイレンが鳴ったら外に出てはいけない』という言い伝えができて、サイレンが聞こえるのは島民以外の人間で、危険人物を外に出さない為という事でした。そして病院に眠る由貴にサイレンが聞こえ由貴は起き上がり、『4度目のサイレンが鳴ったら皆殺し』という由貴のメモを見ている南田を刺しました。
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