初雪の恋 ヴァージン・スノーの紹介:2006年日本,韓国映画。父親の仕事の都合でキム・ミンは日本にやってきた。偶然立ち寄った神社で佐々木七重という女の子に会い惹かれるミン。大学に転入し、窓から七重が見え学校を飛び出し声を掛けた。ミンは七重に積極的にアプローチし次第に二人は惹かれあい付き合うようになる。ミンは初雪にデートをすると幸せになれると言うジンクスを話し約束を交わす。だが幸せは長く続かなかった。
監督:ハン・サンヒ 出演:イ・ジュンギ(キム・ミン)、宮崎あおい(佐々木七重)、塩谷瞬(小島康二)、森田彩華(厚佐香織)、柳生みゆ(佐々木百合)、乙葉(福山先生)、余貴美子(佐々木真由美)、ほか
映画「初雪の恋 ヴァージン・スノー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「初雪の恋 ヴァージン・スノー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「初雪の恋 ヴァージン・スノー」解説
この解説記事には映画「初雪の恋 ヴァージン・スノー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
初雪の恋 ヴァージンスノーのネタバレあらすじ:起
ある日キム・ミンは自転車で転び腕を擦り剥いた。たまたま通りかかりた神社で佐々木七重と出会う。腕の傷を七重が拭いた。七重は韓国語でおみくじの事を聞くミンに日本語と簡単な英単語で答えた。ミンは大吉を引いた。木に結ぼうとするミンに英語でそれは持っていてと伝えた。ミンは父親の仕事の都合で1年日本で生活することになったのだ。いつも通る道でお坊さんと自転車対決が始まった。そして転入先の大学に着いた。自転車置き場で学生に絡まれるがミンはコテンパにやっつけた。次の日遅刻してきたミンはクラスメイトの厚佐香織に案内され体育館に来た。そこで剣道をしていた昨日コテンパにされた小島が勝負を挑んできた。日本語のわからないミンは訳のわからぬまま勝負し倒れてしまう。保健室で小島が謝った。
初雪の恋 ヴァージンスノーのネタバレあらすじ:承
窓を眺め七重が見え学校を飛び出した。橋の上で声をかけ驚いた七重が川に大事な物を落としてしまい、ミンは川に飛び込み拾った。中身は絵の具だった。弁償しようとしたがお金が無かった。ミンは小島に頼みバイトを始めた。絵の具を買い七重に渡しに行った。まだ使えるからと言い七重は受け取らなかった。突然雨が降り出し二人で雨宿りした。お互い言葉はわからないが会話をした。七重は日本語で雨と言いミンは韓国語で雨と言った。それから七重は学校でミンにお礼にと絵を渡した。絵の裏に文字が書いてあった。父親に聞き感謝の言葉だと知る。ミンは七重の教室の窓を叩いたが七重は戸惑った。小島は日本の女の子は恥ずかしがり屋だと教えた。日本語本から外を見てと言う文字を写真にして七重の携帯に送った。真面目な七重が授業中外に飛び出しミンと走った。ミンが京都を案内すると手を繋ぎ歩いた。陶器のお店に入りミンの父が陶芸家だと知る。そこで清水焼を見かけ説明した。ミンが自分が陶器を作るから七重に絵を描いてと約束の指切りをした。早速ミンは父親に陶芸を教わった。七重は韓国語を勉強するようになった二人は徐々に距離を縮めていった。七重は少し韓国語ができるようになった。ミンとデートをしている時妹の百合から電話が来た。急いで七重が帰ると母親が男に殴られていた。百合は怯えていた。
初雪の恋 ヴァージンスノーのネタバレあらすじ:転
元気のない七重をミンは笑わせボートに乗った。七海はこのボートに乗ったカップルは分かれると言う言い伝えを教えた。ミンは初雪にデートすると幸せになると言うジンクスを教え韓国の約束を教えた。二人はメモリーノートを書いた。日々母親に暴力を振るう男に怯え百合は包丁を持ち出した。七重は帰ってと言った。人は必死に陶芸を練習した。そんな時ミンのお婆ちゃんが倒れ韓国に帰らなければいけなくなる。神社に行き浴衣の七重と会った。ミンは100日記念にと初めて焼いた陶器を渡し、七重はお守りを渡した。二人でお祭りに行った。人ごみで引き離される中で七重は約束を果たしたいけど、さよならと言った。ミンには聞こえてなかったが、ミンが人混みをかき分け七重の元にやってきて抱きしめ二人はキスをした。それからミンは韓国に戻りお婆ちゃんの家を訪ねた。お守りをお婆ちゃんはお土産と勘違いし渡してしまった。ある日七重の携帯が繋がらず日本に帰ると七重の家も無く七重が消息を絶ってしまった。2年後香織が神戸で絵を描く七重を見つけた。七重は香織に事情を説明した。ボロボロだった家族の命が危ないと思い逃げ出したのだ。ミンは七重が居なくなってからすぐ韓国に帰った事を聞く。ミンは父の元で陶芸をしていたが絵は描かなかった。
初雪の恋 ヴァージンスノーの結末
ある日七重の絵が韓国で展示された。そのイベントにミンの友達が出ていてミンが呼ばれた。そこで偶然二人は出会った。ミンは日本語は忘れたと言った。その夜雨が降りミンは日本語で、七重は韓国語で雨と呟いた。ミンは大吉のおみくじを木に縛った。七重は展示された絵にミンの思い出を書き足した。ミンは荒れ七重からもらった絵を破った。お婆ちゃんがその絵を直しお守りをミンに渡した。その中に七重からの手紙が入っていた。京都を離れる事、いつか会いたいという事。それを読んだミンは七重の展示された絵を見に行き日本を訪れた。二人で思い出ノートを書いた場所に来た。ノートには毎年初雪の日七重はここでミンを待っていた事が記されていた。そこにソウルと京都の初雪の日が記されミンは韓国に戻った。初雪が降っていた。ミンは走りおみくじを縛った場所に行き紙を手に取ると初雪デート約束信じてると書かれたメモがあり七重が現れた。二人はこの日を待ち続け約束の指切りをし抱き合った。のちにミンの大皿に七重が初雪の中抱きしめ合う二人の絵が描かれるのであった。
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