うずまきの紹介:2000年日本映画。黒渦町というところでうずまきに取りつかれる人が続出し、自殺してしまうと言う事件が発生しました。幼馴染の桐絵と秀一はうずまきの謎を探ていましたが、やがて自分たちの家族も巻き込まれ始めうずまきは町全体を覆うようになりました・・・という日本のホラー映画です。うずまきという視覚をホラーの題材にした異色作品です。
監督:Higuchinsky 出演者:初音映莉子(五島桐絵)、フィーファン(斎藤秀一)、大杉漣(斎藤敏夫)、高橋惠子(斎藤雪枝)、佐伯日菜子(関野恭子)、申銀京(丸山千恵)、三輪明日美(石川志穂)、阿部サダヲ(山口満)ほか
映画「うずまき」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「うずまき」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「うずまき」解説
この解説記事には映画「うずまき」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
うずまきのネタバレあらすじ:起
黒渦町に住む女子高生桐絵は走っていました。すると山口が飛び出してきて『僕と付き合って』と言いますが桐絵はそのまま走り去りました。途中で秀一の父親敏夫がカタツムリをビデオカメラにおさめていました。声をかけても無反応でした。幼馴染の秀一に会った桐絵は自転車の後ろに乗せてもらい街中を走り抜け公園に着きました。ブランコに乗りながら秀一が『駆け落ちしよう』と言いますが、そんなこと出来ないといい別れました。桐絵が家に帰ると陶芸家の父の泰雄がろくろを回していました。その傍らにはビデオカメラで撮る敏夫がいて、うずまきの芸術と言われ納得していました。
うずまきのネタバレあらすじ:承
学校ではらせん階段の上から宮崎が転落死しました。秀一が宮崎が落ちたらせん階段はうずまきだと言いました。そしてこの町はうずまきに呪われていると桐絵に言いました。秀一は家に帰ると母の雪枝に父親は病気だと言い出しました。雪枝はその時鳴門巻のかまぼこを切っていました。そして夕食中敏夫は味噌汁を箸で回してうずまきにして興奮していました。そして敏夫はうずまきに取りつかれ始めうずまき状のものを集め始めました。秀一にコレクションを捨てられた敏夫は妻の雪枝を責め立てますが秀一が自分が捨てたと言うと敏夫は自分の目玉を回し始めました。翌朝学校では片山がベトベトになり遅刻してきました。同級生はカタツムリのように歩くのが遅いと言いました。桐絵が家に帰ると父親が完成した皿を敏夫の家に持っていくように言われました。桐絵が敏夫の家に行くと敏夫は洗濯機の中で死んでいました。
うずまきのネタバレあらすじ:転
敏夫の葬儀の日です。雪枝が空を見て叫んでいます。見上げると空には敏夫が焼かれた火葬場の煙が渦巻いていました。雪枝は倒れました。そして渦巻きはとんぼ池に潜って行きました。一緒に見ていた秀一は桐絵にこの町を出ようと言いました。新聞社の田村が秀一の所にやって来て敏夫が数週間前にやってきて町の歴史を聞いてきたとのことでした。そして変な死に方と、火葬場のうずまきの煙が気になるので真相を追求したと言い出しました。秀一は敏夫が撮っていたビデオを見せました。桐絵も一緒でした。敏夫は死の瞬間までビデオを回していました。洗濯機の中に雪枝の手鏡を持ち込んでいるのがわかった田村はビデオを預かることにしました。田村が桐絵を家まで送っていると桐絵の父親に出くわしました。とんぼ池の土を取って来たと言って、ドロドロの液体を持っていました。秀一と桐絵は雪枝の病院に見舞いに行きました。雪枝はうずまきに恐怖を覚えているので、うずまきを全部取り除いていました。指紋までのけています。その時秀一に田村から電話がかかり、とんぼ池に来るように言われました。
うずまきの結末
秀一と桐絵はとんぼ池に向かいますが途中で山口が待ち伏せしていました。山口は桐絵に僕の事を永遠に忘れないようにすると言って田村の運転する車にぶつかりました。フロントガラスはうずまき状に割れ、山口はタイヤにうずまき状に巻きついていました。そして田村も死んでいました。夜中病院の雪枝は敏夫の幻覚が出てきて耳の中にまだうずまきがあると何度も言われ雪枝は自分の耳を割れた花瓶で突き刺し死にました。葬儀のあと火葬された煙がうずまきし始め人の顔に見え始めました。秀一はお母さんと言いました。テレビでは黒渦町に人間カタツムリが現れたと取材しています。やがて町の住民は次々うずまきに取りつかれ始めました。秀一の体もうずまきのように巻始めやがて死んでしまいました。そして住民たちも死んでいきました。
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