すべての女に嘘があるの紹介:2012年日本映画。病院の一室で3人の女性が下着姿で監禁され、院長の妻が殺害されていました。院長が行方不明になり、監禁されていた二人は院長の愛人だという情報をつかんだ、刑事の林田の捜査が始まりました。しかし何故娘が監禁されていたのかという疑問が残っていました・・・・というミステリー映画です。女性限定演劇集団による“KU.RO.FU.NE PROJECT”の第1弾で、よくできた面白い作品です。
監督:宝来忠昭 出演者:浅居円(桐山はるか)、琴乃(あやか)、長谷川ミク(森山真由美)、かすみりさ(相田優子)、範田紗々(桐山加奈子)、めぐり(関川)ほか
映画「すべての女に嘘がある」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「すべての女に嘘がある」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
すべての女に嘘があるの予告編 動画
映画「すべての女に嘘がある」解説
この解説記事には映画「すべての女に嘘がある」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
すべての女に嘘があるのネタバレあらすじ:起
深夜の病院を巡回するナースがある部屋に入ると、下着姿の女性3人が監禁され、側で一人の女性が刺殺されていました。殺されていたのは桐山病院の院長の妻の加奈子で、監禁されていたのは、院長の娘のはるか、近所の主婦の森山真由美、製薬会社のMRの林田優子の3人でした。院長の桐山亮三は行方不明になっていました。早速、刑事の林田が娘のはるかに話を聞きました。娘のはるかは亮三の前の妻の連れ子でした。はるかの母は亮三の元に嫁いですぐ、病気になり、入院中に死亡しました。そして死亡した加奈子はそのあとに来た後妻で、はるかとは両親とも血の繋がりがありませんでした。
すべての女に嘘があるのネタバレあらすじ:承
はるかの話では、監禁したのは加奈子で、皆に『すべての罪を認めて懺悔しなさい』と言っていました。林田がこの意味は?と聞くとはるかはわからないと言いました。そして少し前に、加奈子が真由美と優子、そして知らない女性の3人を呼んで、夫と別れてくれと言っていたとも言いました。つまり、真由美も優子も亮三の愛人だったというのです。林田は次に真由美から事情を聞きました。真由美は不妊症が原因で心労になり、週に一回、院長に診察してもらっていました。その診察は院長室でのSEXでした。そして亮三は真由美に別れてくれと言いました。真由美はアイツと一緒になるんだったら絶対に別れないと言いました。林田は最後の優子から事情を聞きました。優子は愛人関係はきっぱり否定しました。しかし、桐山病院の薬が全て優子の会社の薬に何故変わったのかは言いませんでした。
すべての女に嘘があるのネタバレあらすじ:転
林田は、はるかから預かった、院長の診察風景のビデオを全て見てチェックしていました。その中に娘のはるかを診察する様子が映っていました。真由美の診察風景や、優子との商談風景をすべて見た林田は動きました。真由美によると、はるかの言った加奈子と一緒にいた知らない女性というのは、はるかでした。真由美は過去に病院の看護師をしていた時に、はるかの母が入院していました。そしてはるかの母は病死ではなく、はるかが窒息死させたのでした。この事実を知る真由美は亮三と愛人関係を結び、亮三をゆすっていました。一方優子は亮三とはるかが肉体関係があるのを知り、亮三をゆすって薬を自社のものに変えさせ、金も巻き上げていました。一方加奈子は嫉妬深い女性で、3人全員を愛人だと疑って今回の監禁に及びました。
すべての女に嘘があるの結末
林田がはるかを呼び真実を話してくれと言いました。するとはるかのもう一つの人格である『あやか』が現れました。はるかは悪くないと言って、あやかが亮三の事が好きだったと言いました。亮三は別荘にいました。加奈子を刺殺したのは亮三でした。はるかが亮三の家に来た時から、はるかは亮三が好きでした。やがて多重人格の症状が出だしもう一人の自分が亮三に迫りました。しかしこれは、はるかの演技で、精神科の権威である亮三は多重人格が演技であることを見抜いていました。亮三もはるかも相思相愛でした。別荘で再会した二人は抱き合いました。これで良かったのだとお互い納得しました。そのころ林田らはパトカーで二人を逮捕するために向かっていました。
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