湾岸ミッドナイト リターンの紹介:2000年日本映画。湾岸の帝王と言われたアキオが走りから引退しようと思っていた時、『悪魔のZ』と呼ばれるS30Zに一目ぼれし、再びハンドルを握り湾岸を走りますが、新型のZ32との勝負に負けてしまいます・・・という内容の公道サーキットにとり付かれた青春ドラマです。
監督:樹木雅彦 出演者:貴水博之(アキオ)、白島靖代(カナ)、かわのをとや、堀米智之 ほか
映画「湾岸ミッドナイト リターン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「湾岸ミッドナイト リターン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
湾岸ミッドナイトリターンの予告編 動画
映画「湾岸ミッドナイト リターン」解説
この解説記事には映画「湾岸ミッドナイト リターン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
湾岸ミッドナイトリターンのネタバレあらすじ:起
ガソリンスタンドに勤めるアキオは、かつて湾岸の帝王と言われた走り屋でした。後輩に「もう潮時だ」と言い、走りを辞める気でいました。そんな時アキオは近くのチューニングショップで古いS30Z(フェアレディZ)のエンジン音に一目ぼれしました。チューニングショップの店主にこの車を欲しいと言うと、店主は売り物ではないと言いました。
店主にもう帰れと言われたアキオでしたが、S30Zにキーが付いているのを見て、車に乗り『今夜だけ貸してください』と言って走り出しました。アキオは湾岸を走りました。その時、湾岸をスカイラインで走る、車雑誌のカーライターをするカナが話しかけてきました。カナによるとこのS30Zは『悪魔のZ』と呼ばれ、持ち主が皆、事故をすることで有名でした。
湾岸ミッドナイトリターンのネタバレあらすじ:承
翌朝、アキオはチューニングショップにS30Zを返しに行きました。すると店主が、相棒が決まったなと言ってキーを渡してくれました。その夜アキオは湾岸を走りました。すると、後方からZ32(フェアレディZ)が煽って来ました。勝負だとアキオはけしかけました。一進一退が続く中、アキオがS30Zの走りに限界を感じました。その瞬間S30Zのエンジンが不調になり、止まりました。
翌日、カナと会ったアキオは、Z32は湾岸の帝王を名乗って、湾岸を我が物顔で走っていると聞きました。そしてカナに勝負に負けた事で弱気になっているアキオに、日本一のチューニングショップを紹介しました。
湾岸ミッドナイトリターンのネタバレあらすじ:転
アキオはチューニングショップに着きました。そこはサーキット用にチューニングをしていました。公道を走るアキオは断られました。しかしアキオが頼み込むと、社長がOKを出しました。そしてアキオにコースを1週90秒以内で走れと命じますが、アキオはコーナーでスピンしたりして結果を全く出せませんでした。
打ちのめされたアキオはサーキットに真剣に取り組みました。そこにカナがやって来ました。カナはこのチームに強い影響力がありました。そしてアキオは1週85秒を切り、チームに認められました。
湾岸ミッドナイトリターンの結末
フルチューンしたエンジンを乗せたS30Zは湾岸を走っていました。するとあのZ32が煽って来ました。アキオは勝負をかけました。しかしエンジンが不調になり止まりました。アキオはチームのステッカーを剥がし、S30Zと一体となりZ32を追いました。
S30Zは運転手の気持ちがエンジンに伝わるのでした。邪念が入ると止まってしまう車でした。そしてZ32と一進一退を繰り返した後、直線で一気にぶっちぎりました。この勝負の様子をカナがスカイラインから写真に収めていました。
この映画の感想を投稿する