映画 クロサギの紹介:2007年日本映画。雑誌連載されていた人気漫画であるクロサギを、TBSがドラマ化。ドラマ版クロサギが好評であったため、映画化され2008年、全国公開。学生のころ、詐欺師により大変不幸な目に遭わされた青年が、復讐を秘めて詐欺師を騙すクロサギとなって生きていく様を描いています。
監督:石井康晴 出演:山下智久(黒崎)、堀北真希(吉川氷柱)、加藤浩次(白石陽一)、市川由衣(三島ゆかり)、奥貫薫(早瀬真紀子)、哀川翔(神志名警部補)、山崎努(桂木敏夫)ほか
映画「クロサギ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クロサギ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「クロサギ」解説
この解説記事には映画「クロサギ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画クロサギのネタバレあらすじ:クロサギ
黒崎は、詐欺被害に遭った父親が一家心中を図り、一人生き残ったという暗い過去を持っていました。やがて、成長してクロサギとなった黒崎は、人並みの幸せを捨てて、詐欺師達を食らい続けるクロサギとして生きていました。神志名警部補に追われながらも、捜査の目をかいくぐり、詐欺師を束ねる業界の黒幕として君臨する桂木から情報を得ていました。普段の黒崎はアパートを経営し、そこには検事を目指し大学法学部で学ぶ、吉川氷柱という学生が住んでいました。最初は詐欺師を嫌悪し、黒崎を軽蔑していた氷柱でしたが、黒崎と触れ合うことで、いつしか彼の本心を知るようになります。本当は温かく寂しい心を持った黒崎のことを心配し、想っていました。そんな氷柱の想いを知りながらも、黒崎は父親を騙し死に追い込んだ、御木本という詐欺師を追っていました。
映画クロサギのネタバレあらすじ:伝説のシロサギ
御木本を追う黒崎は、ある日桂木の情報で、桶川レイコという女性から依頼を受けます。彼女には難病の娘・桃花がいましたが、、実印詐欺で大金を騙し取られ、娘の手術代を奪われてしまった被害者でした。その犯人である石垣は、大規模な手形詐欺によって100社以上の会社を暗黒に落とし込んだ伝説のシロサギでした。そして今また、巨大な詐欺事件を企んでいるという情報を得ます。新たなターゲットとして、石垣を追い詰めることになった黒崎は、IT企業Wの若社長に化けて、電子マネーを介したマネーロンダリングをエサに彼に近付いて行きます。
映画クロサギのネタバレあらすじ:e-moneyBdy
調査を進めていた黒崎は、東京中央署の神志名刑事や、汚れた大企業のみを相手にする詐欺師・白石陽一等もまた、大物の石垣を追っていることを知ります。氷柱やゆかりの心配を余所に、黒崎は石垣を追い込むためさまざまなしかけをめぐらします。。石垣の趣味であるオセロの対戦で、彼の懐に飛び込んだ黒崎は、先ずはパソコンの取り込み詐欺で、更にはネット上の偽電子マネーサイトe-moneyBdyを作成しての振込詐欺で、石垣の息の根を止めようとします。
映画クロサギの結末:クロサギの目
黒崎は、間接的に石垣の取引先から手形を買い集め、それを偽造して5億に増やし関係暴力団に売ります。元々手形は石垣が詐欺をする為の物でしたが、偽造して偽物に入れかわってました。なので、倒産詐欺をするまでに、暴力団からお金の回収をせまられ、全財産取り上げられます。その後、クロサキのリークで神志名警部補に石垣は逮捕されます。関連してその黒幕の綿貫も逮捕されました。結果的に、桶川レイコの子供の移植手術資金となる大金を取り戻すことができ、子供は手術を受けられます。その後、空港でクロサキは、自分の家族を破滅させた御木本が日本に帰国した所を見守ります。その目は憎悪と獲物を狙うクロサギの目になっていました。
以上が映画クロサギのあらすじと結末です。
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