好きだ、の紹介:2005年日本映画。お互いに好きな気持ちがあるにもかかわらず、「好き」と言えずにすれ違う高校生のユウとヨースケ。それから17年後、大人になった二人が偶然再会。大人になっても自分たちの気持ちを伝えることができず…。不器用な恋愛を描いた青春映画。
監督:塩田明彦 出演者:宮崎あおい(ユウ17歳)、永作博美(ユウ34歳)、瑛太(ヨースケ17歳)、西島秀俊(ユースケ34歳)ほか
映画「好きだ、」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「好きだ、」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「好きだ、」解説
この解説記事には映画「好きだ、」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「好きだ、」のネタバレあらすじ:起
同じ高校に通うユウとヨースケ。
ヨースケは突然野球部を辞めて、河原でギターを弾くように。ユウとヨースケは、いつも河原で何気ない話をします。ヨースケはいつもギターで同じフレーズばかり弾くので、それが耳に残り覚えてしまったユウ。
半年前に恋人を亡くしたユウの姉は、川べりで亡くした恋人と話しをします。
そんな姉を心配するヨースケ。ユウの姉が高校生の時にどんな制服だったか聞くヨースケのために、次の日ユウは姉の制服を着て登校。周りは騒然とします。
ヨースケが姉のことを好きだと勘違いし、一人落ち込むユウ。
「好きだ、」のネタバレあらすじ:承
家に帰ったユウは、姉がヨースケの弾くフレーズを口ずさんでいるのを聞きました。
恋人を亡くした姉に元気を取り戻してほしいユウは、「ヨースケが姉に会いたがっている」と嘘をつき、二人を会うように仕向けます。
ヨースケとユウの姉は会い、ヨースケはギターを弾きます。
次の日、学校帰りに河原で話をするユウとヨースケ。そしてユウはヨースケにキスをしました。すると黙って帰ってしまうヨースケ。何も言わずに帰られたことにユウはショックを受け、翌日学校でヨースケに再び姉と会ってほしいと頼みます。金曜の5時に水門で会う約束にしました。
約束の金曜になり、姉はヨースケに会いに出かけます。しかしその途中、車にはねられ事故に合います。姉を事故に合わせたのは、自分のせいだと思い込み落ち込むユウ。
「好きだ、」のネタバレあらすじ:転
それから17年後、大人になったヨースケは音楽業界の端のほうで働いていました。
ある日、酔いつぶれた女性が道に倒れています。その女性に一人の男性が近づき、財布を盗もうとするのを止めるヨースケ。女性を自宅マンションに連れて帰り、女性と話をしました。「上手くいかなかった時は、どうする?」と女性に聞くと、「好きな自分を思い出す」と言われます。しかし好きな自分など、思いつかないヨースケ。
ある日偶然、音楽スタジオでユウと再会。ユウは、昔ヨースケが弾いていたフレーズをギターで弾きます。二人は一緒に食事に出かけ、その後ヨースケのマンションで酒を飲みながら、昔のように何気ない会話をしました。
「好きだ、」の結末
ヨースケはユウの姉のことを尋ねます。ユウの姉は事故のあと一度も目を覚まさず、ずっと眠ったまま病院にいます。うつむくユウをそっと抱きしめるヨースケ。
二人はユウの姉に会いに病院へ。ユウが話しかけても反応がありません。
そのまま二人はお互いの連絡先を交換しないまま、別れてしまいました。
ヨースケは初めてユウとキスをした時に、どうして黙って帰ってしまったのか後悔。そして必死でユウの居場所を突き止め、連絡を取り、再び会う約束をしました。
ユウとの待ち合わせ場所に向かうヨースケ。突然知らない男に背後から刺されます。
病院に運ばれたヨースケが目を覚ますと、ユウが横にいました。そして「好きだ」と今まで言えなかった言葉を、ヨースケはやっと伝えることができました。
以上、映画「好きだ、」のあらすじと結末でした。
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