呪戒 JUKAIの紹介:2005年日本映画。ある大学で、女子学生の自殺が連日起きはじめました。当初は偶然かと思われたものの、刑事の風間は殺された女子学生が殺される夢を見たと言う小夜と一緒に、事件性について調べ始めます。すると呪戒と呼ばれる、5日間で6人殺せば死者が蘇るという都市伝説を実践しているという事がわかりま…という内容の、都市伝説をテーマにしたホラー映画です。
監督:神野太 出演者:すほうれいこ(小夜)、金子昇(風間刑事)、浅倉一男(石井)、野川さくら(望)、真帆(冬美)、天手千聖(東海林)、ほか
映画「呪戒 JUKAI」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「呪戒 JUKAI」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
呪戒 JUKAIの予告編 動画
映画「呪戒 JUKAI」解説
この解説記事には映画「呪戒 JUKAI」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
呪戒 JUKAIのネタバレあらすじ:起
小夜は、仲良しの夏樹がセーラー服の女に襲われる夢を見て目覚めます。通っている埼京文化福祉大学に着くと、女子学生が飛び降り自殺をし、風間刑事らが現場検証ををしていました。その時、鑑識の東海林が「呪戒って知ってますか?」と聞きますが、風間は相手にしませんでした。
やがて死んだ女子学生が夏樹だと知った小夜は、友人の望たちに「夏樹が襲われる夢を見た」と話します。その夜、見知らぬ女性がセーラー服の女にプールで襲われる夢を見た小夜は、妹に起こされます。翌朝、大学構内でミユという学生が頭を水たまりに突っ込んだ状態の遺体で発見されました。小夜はミユとは面識がなく話題にものぼりませんでした。
警察で風間は東海林の話を思いだします。「呪戒という儀式は、死んだ人と付き合いのあった6人を5日以内に殺せば、死んだ人が蘇る」という都市伝説でした。これを東海林は「夏樹が飛び降り自殺した教室のパソコン画面で見た」と言っていました。そのころ小夜たちも呪戒の話をしていました。
呪戒 JUKAIのネタバレあらすじ:承
翌朝、風間は学校でミユについて事情を学生から聞いていました。ミユの写真を見た小夜は「夢で見た」と風間に言います。その日、風祭という女性が飛び降り自殺しました。警察署では東海林がミユの解剖結果を風間に見せています。肺にたまった水はプールの水だと分かったことで、風間は今日自殺した風祭のデータをパソコンで見て、共通点はないかと調べます。
小夜がユキエが殺される夢を見たことから、風間に「ユキエが危ない」と電話をします。風間がユキエの部屋に行くと、すでに死亡していました。風間は死んだ4人のデータを調べた結果、4人は中学時代の同級生でした。風間は小夜に「冬美と望も同級生だから目を離さいないように」と忠告します。
そのころ、アメミという女性が、浴槽で手首を切って自殺しました。5人目の死者が出た翌朝、5日目を迎えます。大学は休校になっていてアメミが死んだことで、小夜は冬美の部屋に向っていました。そのころ冬美は部屋に詩の書かれたアルバムがあり、殺された5人と自分の写真が載っているのを見ます。その時冬美は、何者かに背後から首を絞められます。
呪戒 JUKAIのネタバレあらすじ:転
小夜が冬美の部屋に着くと、倒れていた小夜が起き上がり「中2の同級生に首を絞められた」と言います。小夜が「中2の時に何があったの?」と聞きますが、冬美は答えませんでした。
風間は殺された5人の中学校時代の担任に会います。担任は「あのころイジメがあって、朝子という女子が自殺した。朝子には双子の姉の望がいたが、親が離婚して離れ離れになっているはずだ」と言います。
冬美が話し始めます。「夏樹、ミユ、ユキエ、風祭、アメミの5人が朝子をいじめていた。私は止めたかったができなかった。そして朝子は学校のプールに飛び込んで自殺した」。すると一緒にいた望が「見殺しにしたくせに」と言います。そして望は「私は母の旧姓を名乗っているけど、朝子は私の妹だ」と言って、冬美の首を絞め始めます。
そこへ風間が入って来て望を連れだします。その後、落ち着いた小夜は風間に「まだ納得が出来ない」と言って、警察署で望と面会します。望は「ネットで同級生サイトを見つけ、朝子をいじめていたメンバーの居場所を知った。そして自分から近づき友達になった」と言います。そして小夜は望に呪戒の話をします。望は「そんなことやったって死んだ人は戻ってこない」と言います。
呪戒 JUKAIの結末
小夜は、「朝子の周りに親しい人はいなかった?」と風間に聞きます。すると「彼氏がいた」と言います。仲良しグループの男子の石井が冬美を屋上へ呼び出していました。屋上に上がると「さあ呪戒の儀式の総仕上げだ」と言ってナイフを出します。石井がセーラー服を着て、朝子を蘇らそうと、いじめていた5人を殺していたのでした。
そこへ小夜がやって来ます。止める小夜に石井が切りかかります。その時、風間が飛び込んできて石井の足を拳銃で撃ち、取り押さえて拘束しました。
釈放された望がやって来ます。望は冬美に恨みを込めて話しかけます。望が石井に朝子をいじめていた相手を教え、殺させていたのでした。「なんで・・・」と言う小夜に、「ありがとう」と言って望は屋上から飛び降り自殺しました。小夜には微笑んで消えて行く朝子の霊が見えました。
数日後、小夜は風間に会いました。すると一人の若者が「頼まれた」と言って、風間に手紙を渡します。中には、あの詩と、その続きが書かれていました。小夜は「続きがあるの?」と言いました。
以上、映画「呪戒 JUKAI」のあらすじと結末でした。
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