ひぐらしのなく頃に 誓の紹介:2009年日本映画。雛見沢に引っ越ししてきてしばらく経つ圭一でしたが、オヤシロ様の祭りが始まると、再び惨劇が起りはじめました…という内容の人気ホラーゲームの映画化第2弾です。内容は前作の『罪滅し編』を元にした別バージョンといった感じで、前作が圭一中心の展開に対し、今作はレナ中心の展開になっています。
監督:及川中 出演者:前田公輝(前原圭一)、松山愛里(竜宮レナ)、飛鳥凛(園崎魅音)、あいか(古手梨花)、小野恵令奈(北条沙都子)、三輪ひとみ(知恵留美子)、田中幸太朗(入江京介)、矢部美穂(間宮律子)、大高洋夫(北条鉄平)、川原亜矢子(鷹野三四)ほか
映画「ひぐらしのなく頃に 誓」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ひぐらしのなく頃に 誓」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ひぐらしのなく頃に 誓の予告編 動画
映画「ひぐらしのなく頃に 誓」解説
この解説記事には映画「ひぐらしのなく頃に 誓」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ひぐらしのなく頃に 誓のネタバレあらすじ:起
雛見沢(ひなみざわ)にやって来て月日が経った圭一は、健康診断で入江先生や鷹野三四から「東京には帰りたい?」と聞かれ「帰りたくない」と答えます。すると入江先生が「この村の野球部に入らないか?」と誘います。
野球の練習を見に行った圭一に、入江先生が「このチームのエースの悟が転校して1年前にいなくなった。妹の沙都子がいるんだが、二人の両親は亡くなった。それと梨花の両親も亡くなった。梨香の両親はダム建設を推進する雛見沢の中心の園田家に逆らって反対したから、オヤシロ様のたたりに遭ったと言われている」と教えます。
竜宮レナは、母親が男を作って家出しており父と二人暮らしでしたが、父には律子という新しい恋人が出来ていました。律子はレナと話をしようと、ゴミ広場にあるレナの基地に行きます。しかしレナは律子に馴染めず相手にしませんでした。
近く行われるオヤシロ様のお祭り用に、魅音が圭一を誘い、街に買い物に来ていました。喫茶店に入ると大石刑事に会い、毎年オヤシロ様のまつりで殺人事件が起こることを聞きます。大石のしつこい話に、魅音が怒って圭一を連れて出て行きます。
帰り道、梨香と沙都子に会って話していると、かつて悟と沙都子が面倒を見てもらっていた叔父の鉄平が近づいてきます。鉄平はチンピラで、圭一と魅音には嫌な奴に見えました。
ひぐらしのなく頃に 誓のネタバレあらすじ:承
レナは、街で律子と鉄平が一緒にいるところを見かけ、後をつけます。二人は青年に、貸した金を返せと息巻いています。そこへ大石刑事がやって来て、二人は逃げ出します。大石に話を聞くと、鉄平は恐喝などを繰り返すチンピラで、律子は美人局専門の悪い女だと言っていました。
レナは自宅に帰り、父の預金通帳を見ます。律子と知り会ってから預金はみるみる減っていました。父に話をすると「律子と結婚するんだ」と言います。
レナは律子を呼び出します。そして鉄平との美人局の事を話すと「もう遅いのよ、私妊娠したから。お父さんの所にあの人が行っているわ」と言い、レナの首を絞め始めます。するとレナの首からウジ虫がわき出て、覚醒したレナはナタを手に取り、律子を惨殺しました。
家に帰ると父が暴行を受け、うつむいていました。「お父さんは私が守る」と言ったレナは、ゴミ広場に鉄平を呼びます。そして律子の死体を見せ、鉄平を惨殺しました。
レナがいなくなったことで、圭一と魅音、梨香、沙都子がゴミ広場に探しに行きます。レナが見つかり、二人の死体も見つけます。レナは「誰に相談しても何の解決にもならないから殺した」と言い、悟が鉄平の暴力に耐えかね、叔母を殺したことを教えます。圭一と魅音はレナに、自分たちは仲間だという事を必死で説き伏せます。反発していたレナも納得し、園田家の山に5人で穴を掘り、死体を埋めました。
ひぐらしのなく頃に 誓のネタバレあらすじ:転
その後、死体を埋めた場所に戻ったレナは、死体が掘り起こされているのを見て「裏切られた」と思ってその場に倒れます。
気が付いたレナは診療所のベッドにいました。診療所の三四は「レナは喉からウジ虫が出てくると言ってうなされていた」と言います。レナが「そんなことあるわけないよ」と言うと、三四は「あるかもしれない」と言ってスクラップブックを渡します。「私が調べたオヤシロ様のたたりについて書いてある。読んだら感想を聞かせて、それと私に、もしものことがあったら後はお願い」と言います。
その後、三四とカメラマンの次郎が境内で殺されました。次郎は首を切られ、三四は焼かれていました。大石刑事は「オヤシロ様のたたりに便乗して雛見沢の人間が殺したんだ」と言います。
屋根裏部屋で三四のスクラップブックを読んだレナは、大石に電話をかけ「ウジ虫がわく寄生虫を使って雛見沢を支配しようとしている」と言います。このことを大石が魅音に話すと「三四さんは、悪い噂をいつも流していた」と言います。
学校へナタを持ったレナがやって来て、圭一を使って18人の生徒全員を拘束しました。そして圭一にガソリンを床に撒かせます。通報により大石ら警察が包囲します。
ひぐらしのなく頃に 誓の結末
レナは圭一を使って大石に話をさせに行きます。圭一は「4:00までに、スクラップブックの内容をテレビで放映しないと、タイマーが作動して全員が焼け死ぬ」と言います。大石は圭一に無線と筆記用具を渡します。
大石がスクラップブックを読むと、三四の字で「昔、隕石が落ちた時、うじ虫のわく寄生虫が住みつき、それが雛見沢の風土病になった」と書かれていました。大石は「こんなもの放送できるか!」と言います。
狙撃班が到着します。教室ではレナが「死体を掘り返し、私を裏切った」と言うと、魅音が「あれは見つかりそうだから別の場所に移したんだ」と言います。そして魅音が「ほかの生徒は関係ない、殺すなら私一人にして」と言うと、レナは魅音にナタを構えました。その時、警察が乗り込み、レナは逃げました。
生徒達は解放され、屋根の下にタイマーがあるのを見つけて圭一が登ります。残り1秒でタイマーを止めた圭一に、レナが対峙します。圭一は金属バットをもち、ナタを持つレナと闘います。
途中で警察が狙撃し、弾は二人に当たりました。屋根の上に座り込んだ二人は話をします。レナは我に返り、圭一に謝って立ち上がります。その時、狙撃班がレナを撃ち抜きました。
レナは救急車で運ばれ、圭一と魅音は大石に死体を埋めたことを話そうとしましたが、大石は「明日にしよう」と言って車で走って行きます。
翌日、雛見沢に有毒ガスが大量に発生し、少年一人を残して村民全員が死亡しました。
以上、映画「ひぐらしのなく頃に 誓」のあらすじと結末でした。
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