隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESSの紹介:2008年日本映画。かの有名な「隠し砦の三悪人」を元に制作されていますが、ストーリーはオリジナルで別の作品として認識して見た方が良い作品です。主人公に嵐の松本潤を起用し、現代的で分かりやすくアレンジされています。「隠し砦の三悪人」をオマージュしている人にとっては少々もの足りない作品となったと評価されていますが、気楽に見れる娯楽作品としては適した映画とも言えます。全体的に自由でのびのびと制作されており、若い層には見やすい内容となっています。
監督:樋口真嗣 出演:松本潤(武蔵)、長澤まさみ(雪姫)、阿部寛(真壁六郎太)、椎名桔平(鷹山刑部)、宮川大輔(新八)、高嶋政宏(本庄久之進)、國村隼(長倉和泉)ほか
映画「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」解説
この解説記事には映画「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESSのネタバレあらすじ:雪姫
時は戦国時代、各国は生き残りをかけて激しい戦闘を繰り広げていました。そんな中、城で強制労働をさせられている武蔵と新八という青年二人は逃走する機会を窺っていました。機会は訪れ二人は逃走します。すると、偶然滝のほとりで黄金百貫を見つけます。貧乏な身も上から一気に解放されると浮き足たちますが、その黄金百貫は小国のお姫様である雪姫の物でした。雪姫は自分の故郷である国を救うため身分を隠し、黄金百貫を国に届ける役目を担っていました。雪姫の家来である真壁六郎太は二人を信用できないでいましたが、雪姫は二人を信じました。最初は雪姫から黄金百貫をかすめ取り逃げる算段でしたが、美しさとひたむきさを秘めた雪姫に2人は心を動かされていきます。
隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESSのネタバレあらすじ:黄金百貫を狙う者
小国を取り囲む隣国の者である鷹山刑部は、雪姫の黄金百貫の存在を知っており、それが雪姫の故郷の国に渡ってしまえば、小国を侵略することができなくなるため、雪姫と黄金百貫を狙っていました。鷹山刑部はあの手この手を使い、雪姫と三人を狙います。男色である本庄久之進などからも追い詰められながら、雪姫と三人は危機をかいくぐり進んでいきます。
隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESSの結末:姫との別れ
雪姫と武蔵は一緒に行動するにつれて、お互いほのかな恋心を抱きます。そして様々な危機をかいくぐり、雪姫はとうとう小国に黄金百貫を持ち帰ることに成功します。小国は姫の帰還を喜び、ここまで一緒に危機を乗り越えてくれた武蔵と新八に感謝をします。武蔵は雪姫に恋心を抱いていましたが、小国にとって雪姫が大切な存在であると分かると、身を引き雪姫に分かれを告げます。名残惜しむ雪姫を残し、二人は小国から謝礼を受け取り旅立ちます。途中二人は重い謝礼を道中に捨て、自分たちが欲しかったものが、黄金ではなく「自由」であったと痛快に叫びます。
以上、隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESSのあらすじと結末でした。
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