ドラえもん のび太と翼の勇者たちの紹介:2001年日本映画。人気アニメ「ドラえもん」の2001年に制作されたの劇場版作品です。今のような映像の美しさはありませんが、素朴でやさしいストーリー展開です。パラレルワードからやってきた鳥のグースケを中心にドラえもん達が大活躍します。テーマは「過去のトラウマ」からの脱却と、仲間を思いやる気持ち、日常をしっかり生きていないと国はおかしなことのなってしまうという、なかなか深いメッセージが描かれています。声優陣が一代目の方たちなので、とても懐かしい気持ちになります。声優の方々がキャラクターを愛しながら声を演じていたことがよく分かる作品です。
監督: 柴山努 声の出演: 大山のぶ代(ドラえもん)、小原及梨子(のび太)、野村道子(しずかちゃん)、たてかべ和也(ジャイアン)、肝付兼太(スネ夫)、頓宮恭子(グースケ)ほか
映画「ドラえもん のび太と翼の勇者たち」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドラえもん のび太と翼の勇者たち」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ドラえもん のび太と翼の勇者たち」解説
この解説記事には映画「ドラえもん のび太と翼の勇者たち」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドラえもん のび太と翼の勇者たちのネタバレあらすじ:空からやってきたグースケ
ある日、出来杉の家で遊んでいたのび太たちは大空を飛ぶ渡り鳥の映像をみます。空へのあこがれを抱くのび太は空を飛べるようになれる道具はないかとドラえもんに頼みます。トラえもんはいつものようにタケコプターを出しますが、のび太はピンときません。自分の力で飛べるようになりたいのです。のび太は自分で工夫して羽根を制作します。いつもと違うのび太を見て、自分の力で物事を解決しようとする姿勢にドラえもんは喜びます。しかし思うように飛ぶことはできませんでした。すると空から足こぎの飛行機に乗った鳥人間が落下してきます。
ドラえもん のび太と翼の勇者たちのネタバレあらすじ:鳥の国からきたグースケ
空から落下した鳥人間は名前をグースケと名乗りました。ドラえもんたちはグースケを助けますが、彼は人間を警戒します。しかしのび太たちの優しさにふれて、怖い人間ばかりではないのだと認識します。グースケは鳥の世界のあるパラレルワールドから時空の穴に落ち、のび太たちの世界にやってきたのでした。ドラえもんの助けもあり、フースケは自分の世界の戻れそうになります。その飛行準備をジャイアンたちに見られてしまいます。ジャイアンとスネ夫はグースケを宇宙人だと思い彼に掴まってそのまま鳥の世界に連れていかれてしまいます。
ドラえもん のび太と翼の勇者たちのネタバレあらすじ:グースケは飛べない
ジャイアンたちを助けるために、ドラえもんとのび太、しずかちゃんも鳥の世界へ行きます。ジャイアンたちは鳥の世界の警備隊に捉えられてしまいます。警備隊の長である総督は時に鳥を保獲する人間を憎んでおり、ジャイアンたちを処刑しようとします。ドラえもんたちは鳥の世界に迷い混みますが、グースケに会うことができます。事情を話し、ドラえもんたちはグースケたちの協力を得て、ジャイアンたちを助けることができます。しかしその過程で、他の鳥たちは空を飛べるのに、グースケは飛行機を使わないと飛べないことに疑問を持ちます。その理由をグースケのガールフレンドが教えてくれます。グースケは赤ちゃんの頃、上手く飛べずに親からはぐれて、落下した怖い思い出があるのでした。
ドラえもん のび太と翼の勇者たちのネタバレあらすじ:鳥たちのレース
ジャイアンたちを捉えていた渡り鳥警備隊のえもんは、グースケの育ての親である鳥の世界の環境大臣に、渡り鳥を守るために人間に危害を及ぼしても良いという法律を作ろうと提案します。それを拒む環境大臣にしびれをきらした総督は鳥の魔物を呼び起こす魔石をてに入れようと企みます。元の世界に戻ろうと準備をするドラえもんたちですが、準備には時間がかかることが分かり、グースケたちとしばし生活を共にすることになります。渡り鳥警備隊主催の鳥レースが行われることになります。渡り鳥警備隊はこの世界ではあこがれの職業であり、グースケも挑戦することになります。飛行機を使うクグースケに仲間たちはブーイングを起こしますが、グースケが必至にがんばる姿に周囲は心を動かされ、見事1位になったグースケを祝福します。しかし、総督たちの企みにより失格となり、グースケは隊員に入ることが叶わなくなります。
ドラえもん のび太と翼の勇者たちの結末:鳥の魔物
総督は渡り鳥警備隊を意のままに動かし、魔石を手に入れ恐怖でこの世界を支配しようとします。総督は魔物を呼び起こしてしまい、鳥の平和は乱されます。みんなに被害が及ばないよう必死に魔物を誘導するグースケはいつのまにか自分で飛べるようになっていました。グースケの気持ちに気づいた鳥の世界の人々は総督の考えが間違っていると気づきます。怒った総督は暴れます。グースケはかつて伝説の鳥の戦士の力を借りて戦い、鳥の世界を再び平和へと導きます。すっかり空を翼を広げて飛べるようになったグースケに別れを告げて、ドラえもんたちは元の世界へと戻っていきます。
以上、映画「ドラえもんのび太と翼の勇者たち」のあらすじと結末でした。
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