竜馬の妻とその夫と愛人の紹介:2002年日本映画。三谷幸喜の作による舞台作品で、この舞台を鑑賞した映画監督・市川準の希望で映画化された。キャッチコピーは「しょーがないじゃん、好きなんだから」で、竜馬暗殺から13年後の横須賀を舞台に、亡き竜馬を巡っての4人の男女が繰り広げる愛の騒動を描いたラブロマンス・コメディ・時代劇映画です。この作品は第26回日本アカデミー賞優秀脚本賞、優秀美術賞を受賞しました。
監督:市川準 出演:木梨憲武(西村松兵衛)、中井貴一(菅野覚兵衛)、鈴木京香(おりょう)、江口洋介(虎蔵)、橋爪功、トータス松本(坂本竜馬)、小林聡美、ほか
映画「竜馬の妻とその夫と愛人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「竜馬の妻とその夫と愛人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「竜馬の妻とその夫と愛人」解説
この解説記事には映画「竜馬の妻とその夫と愛人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
竜馬の妻とその夫と愛人のネタバレあらすじ:1.プロローグ:竜馬の死から13年後
1867年10月13日、徳川幕府は300年の政権を奉還しました。この幕末の重い扉を開けた土佐藩脱藩志士・坂本竜馬は、33歳の若さで新時代を前に暗殺されてしまいました。その無念の死にまつわる様々の噂は、未だに多くの謎に包まれています。時は、竜馬暗殺から13年後の明治13年の初春、竜馬の師・勝海舟の邸宅に、かつての竜馬の同志たちが集まっていました。彼らは明治政府の高官や軍の幹部に出世していました。勝と彼らは、竜馬の13回忌を行うことにしました。そこに竜馬の妻・おりょうを呼ぶことになりましたが、肝心の彼女の行方は定かではありませんでした。勝は、おりょうの親戚にあたる土佐藩出身の菅野覚兵衛におりょうを探し出し、13回忌に参列するように命じました。その頃、おりょうは横須賀で、テキ屋の西村松兵衛と再婚し、おんぼろ長屋で、貧乏暮らしをしていました。そんなおりょうの前に、一人のアメ売り男が現れました。その男は横須賀のテキ屋を一手にまとめあげた虎蔵という男でした。その虎蔵の姿・語り口・雰囲気は、おりょうが愛した竜馬とそっくりでした。おりょうの心は、次第に虎蔵に惹かれていきました。
竜馬の妻とその夫と愛人のネタバレあらすじ:2.覚兵衛とおりょうの夫・松兵衛の再会
その年のある夏の日、勝に命じられた覚兵衛は、おりょうの妹・きみえや噂を元に、横須賀のおりょうが再婚した松兵衛の家を訪ねました。実は覚兵衛は松兵衛の後見人として、おりょうとの仲をとりもった志士でした。覚兵衛は松兵衛の家に行き、その暮らしぶりに驚きました。なぜなら、覚兵衛はおりょうを再婚させるとき、竜馬の元妻の夫として恥ずかしくないように、松兵衛に安定した職を紹介していたからでした。松兵衛はその職に就きましたが、ドジを踏み、辞めてしまい、テキ屋の人相見となって、その日暮らしの貧乏生活を送っていました。覚兵衛は真っ昼間から家に、肝心のおりょうがいないことを不思議に思いながらも、久しぶりに会った松兵衛と酒を酌み交わし、語らいました。覚兵衛は、松兵衛におりょうに竜馬の13回忌に参列するように伝えて欲しいと頼みました。13回忌は竜馬の命日11月15日、京都の東山で行うことになっていました。松兵衛は快諾し、おりょうと共に自分も一緒に参列しようと思っていましたが、覚兵衛はそれを断り、おりょうだけ来て欲しいと言いました。それは松兵衛がテキ屋となってしまっていたからでした。幕末の英雄・竜馬の妻の再婚相手が、テキ屋ではあまりに格差がありすぎ、竜馬の名を汚すと思ったからでした。松兵衛はそんな差別的な扱いに文句を言いましたが、覚兵衛は聞きませんでした。とにかく、覚兵衛は松兵衛に、おりょうに竜馬13回忌への参列の伝言を残し、立ち去りました。
竜馬の妻とその夫と愛人のネタバレあらすじ:3.おりょうとその愛人・虎蔵
その頃、おりょうはテキ屋の虎蔵と、横須賀のいつもの飲み屋で、二人で飲んでいました。おりょうは虎蔵に自分があの坂本竜馬の元妻だったことをうち明けました。しかし、虎蔵は竜馬のことは全く知りませんでした。竜馬と同じ土佐弁で話す虎蔵に、おりょうは「雰囲気がそっくり」と言い、楽しそうに酒を酌み交わしていました。すると虎蔵は突然、背中に毛が生えていると言い、おりょうに見せました。おりょうはそれを見て、また驚き、何か運命的なものを感じ、虎蔵に心を寄せていきました。そこに松兵衛がこっそりとやってきました。おりょうが虎蔵と楽しそうに飲んでいる姿を見た松兵衛は、遠くからおりょうに目配せをしましたが、おりょうはそれを無視して、虎蔵と二人で飲み続けました。結局、おりょうはそれから松兵衛の家に帰ることなく、朝から晩まで飲み歩くようになりました。惚れた弱みで気の小さい松兵衛は、おりょうが家に帰ってくるのをひたすら待ち、竜馬の13回忌のことを告げられず、月日は流れていきました。
竜馬の妻とその夫と愛人のネタバレあらすじ:4.覚兵衛、おりょうとの再会
そして、ある豪雨の日、覚兵衛は再び、松兵衛の家に行きました。天井から雨水が至る所から落ちてくるので、家の中で傘をさしながら、覚兵衛は松兵衛からおりょうが家に帰ってこないので、伝言を彼女に伝えられていないことを聞きました。覚兵衛は小耳に挟んだある噂を松兵衛に語りました。「竜馬の元妻と名乗る女が、毎晩、横須賀の街を男をはびこらせて、飲み歩いている」と。松兵衛はその噂は事実だと言いました。実際、おりょうは、夫・松兵衛の家に帰らず、そうした暮らしをしていました。しかし、松兵衛はおりょうと別れるつもりは一切ありませんでした。松兵衛はおりょうを心底から惚れていました。雨が上がったその日、松兵衛は覚兵衛を連れて、おりょうが常連している飲み屋に連れて行きました。松兵衛は覚兵衛におりょうがテキ屋仲間の虎蔵を愛人にして、いつも飲んでいるとうち明けました。覚兵衛は松兵衛に意地はないのかと怒りました。松兵衛は覚兵衛に虎蔵が竜馬と似ていると、怒らない訳を言いました。覚兵衛は松兵衛を連れ、その飲み屋に入りました。そこにはおりょうが一人、飲みつぶれていました。覚兵衛はそんなおりょうの姿を見て、愕然としました。そんな覚兵衛を尻目に、おりょうは皮肉タップリに「皆さん、お偉くなって。坂本の元妻としては嬉しいかぎりでございますわ」と言い放ちました。覚兵衛はおりょうに竜馬の13回忌をするので、参列してほしいと言いました。おりょうは久しぶりに、松兵衛の家に帰りました。覚兵衛はおりょうに「くれぐれも坂本竜馬の妻であったことお忘れなきよう」とお願いし、おりょうの素行に苦言を呈しました。しかし、おりょうは、覚兵衛に「あんたにどう思われようと、知ったことじゃないわ」と言い放ちました。松兵衛は完全に惚れた弱みにつけ込まれ、おりょうの尻に敷かれっぱなしでした。覚兵衛はそんな松兵衛の姿を見て、「情けない…」と呟きました。おりょうはその日の夜も、あの虎蔵のもとに行きました。後をついてきた覚兵衛に、竜馬の葬式にも呼んで貰えなかったおりょうは憤り、「竜さんが死んだ後、あれだけひどい仕打ちをしておいて、何を今さら…。要はあんたらは、世間体が気になるからだけじゃない。私のことなんか…」と愚痴を言い、13回忌の参列をきっぱりと断りました。そんなおりょうに、覚兵衛は「それのどこが悪い。坂本先生と逢っていなければ、あんたはただの船宿の女中だ。身の程をわきまえなさい!」と叱りつけました。おりょうは覚兵衛を睨み付けました。そしておりょうは、虎蔵の姿を見かけると、彼のもとに駆け寄り、二人で飲みに行きました。覚兵衛は虎蔵をこのとき、初めて見たのでした。
竜馬の妻とその夫と愛人のネタバレあらすじ:5.「おりょうを斬れ!」
ある日の夜、突然、おりょうが松兵衛の家に帰ってきました。おりょうは松兵衛の寝床に入り、「抱いて」とねだりました。松兵衛はおりょうを精一杯、愛しました。その夜、おりょうは昔、竜馬と過ごした楽しかった日々を夢に見ました。その翌朝、おりょうは寝ている松兵衛をおいて、早朝から起き、ある決心をして、家を出ていきました。その頃、覚兵衛は勝に現状報告に行きました。耳の早い勝は、噂でおりょうが愛人をつくり、放蕩生活を送っていること知っていました。勝は「これ以上、変な噂が立てられると、竜馬の名前に傷がつく。おりょうが坂本竜馬の妻であったことを忘れているようなら、…おりょうを斬れ!」と覚兵衛に厳命しました。覚兵衛はおりょうの素行を直すべく、松兵衛の家に行きました。覚兵衛はとにかくおりょうが愛人のもとに走らないようにしようと考えました。覚兵衛は松兵衛に「おりょうさんを取り返したくないのか!」と言い、彼の気持ちを焚きつけました。そして、覚兵衛は気の弱い松兵衛を強くするため、木刀を持って、剣術指南を始めました。松兵衛は必死で訓練に励みました。ある日、松兵衛は覚兵衛に、先におりょうに目をつけて結婚を申し込んだのは、竜馬ではなく、自分だと明かしました。そして、昔、薬売りからもらったという痺れ薬を出してきました。松兵衛は覚兵衛に決闘の前に、虎蔵にこれを飲ませようと考えました。その考えを聞いた覚兵衛は「堂々と戦え!」と叱りつけました。そんなある日、虎蔵から松兵衛に会いたいという手紙を受け取りました。松兵衛は覚兵衛にその事を知らせました。覚兵衛は松兵衛のもとに飛んで行きました。飄々としている松兵衛を見た覚兵衛は、虎蔵がやって来るまで、松兵衛に気合いをいれるため、腕立て伏せをさせました。松兵衛は、おりょうのことになると必死になる覚兵衛を見て、彼に「本当はおりょうのこと好きなんでしょ?」と聞きました。心中を見破られた覚兵衛は、思わぬ質問に戸惑いながら、自分は坂本先生からもしもの時があったら、おりょうを頼むと頼まれたのだと答えました。松兵衛は、覚兵衛に「そう言って、おりょうの面倒を見ているうちに、愛に変わっんだ」と問い質しました。覚兵衛は完全に心中を見破られ、苦笑しながら「愛、なのかな」と呟きました。覚兵衛もまた、おりょうを愛していたのでした。
竜馬の妻とその夫と愛人のネタバレあらすじ:6.おりょう争奪戦
その夜、おりょうが虎蔵を連れて、松兵衛に家に帰ってきました。おりょうは虎蔵が北海道に屯田兵として行くので、一緒に行くと言いました。おりょうは虎蔵と駆け落ちしようとしていました。覚兵衛は松兵衛の後見人として、全力で松兵衛の味方につくことを約束しました。さあ、虎蔵と松兵衛のおりょうを巡っての争奪戦が始まりました。酒を酌み交わしながら、まず口火を切ったのは虎蔵でした。虎蔵は土佐弁でまるで竜馬のように堂々と語り始めました。同席していた覚兵衛は、虎蔵のその姿、語り口、「男として生まれたからには、死ぬまで夢を持って生きんと」という考え方に、亡き竜馬の面影を見て、次第に虎蔵に魅入っていきました。そんな覚兵衛と見て、心細くなった松兵衛は、覚兵衛に何度も助言を求めました。虎蔵は松兵衛に「おりょうのことは心配するな。わしが命をかけて守ってみせる」と啖呵を切りました。その啖呵に一瞬圧倒され、「よろしくお願いします」とすんなり答えた松兵衛の頭を、横に座っていた覚兵衛がひっぱたきました。松兵衛は思わず「イヤだ!」と言い直しました。虎蔵は、おどおどしている松兵衛に「わしはこの女を幸せにする自信がある」と言い放ちました。松兵衛も「自信がある」と言い返しました。しかし、虎蔵はおりょうは今、幸せではないと言い返してきました。その虎蔵の威風堂々とした姿を見た覚兵衛は、突如、「おりょうさんのこと、よろしくお願いします」と頭を下げました。覚兵衛はおりょうに「いい人を見つけられましたな~。坂本先生が目の前にいるような錯角に陥りました」と言いました。その様子に松兵衛はビックリ仰天しました。一方、虎蔵は高笑いをして喜びました。松兵衛はそんな覚兵衛を外に連れ出し、「あんた、後見人でしょ」と言い、どうするべきか、助言を求めました。覚兵衛は松兵衛にとにかく男らしくしろと助言しました。松兵衛はその助言に則り、自分なりに男らしく振る舞いましたが、もう、おりょうの心は松兵衛から離れていました。覚兵衛もそんな三人の様子を見て、おりょうが虎蔵と共に北海道に行くことを了承しました。覚兵衛は虎蔵のほうが竜馬の名前に傷がつくことはないと判断しました。
竜馬の妻とその夫と愛人のネタバレあらすじ:7.虎蔵の真の姿
おりょうは虎蔵と共に、松兵衛の家から出て行こうとしました。納得いかない松兵衛は、切り札の木刀を持ってきて、虎蔵に執拗に決闘を申し込みました。虎蔵はそれを頑なに拒みました。そして、虎蔵は「坂本竜馬も水戸の浪士に決闘を申し込まれたとき、勝先生に相談して断っている」と言いました。それを聞いた覚兵衛は「どうしてそれを知っちゅう?」と言いました。なぜなら、その事はおりょうも知らないことであり、極限られた人間しか知らない史実だったからでした。虎蔵は竜馬の名も知らないと言っていたはずでした。覚兵衛は虎蔵に「相当、おんしは研究しちゅうな」と詰め寄りました。虎蔵は「しまった~」と思いながら、自分は坂本竜馬の熱烈な大ファンで、竜馬のことを研究し、「竜馬のように生き、死にたい」と夢を持って生きてきたことをうち明けました。おりょうに近づき、おりょうと一緒になろうとしたのも、虎蔵の竜馬への憧れからでした。背中についていた毛も着け毛と判明しました。そんな情けない真の虎蔵の姿を見た松兵衛は、「今、相当かっこわるい」と言い、はやし立てました。果然元気を得た松兵衛は、虎蔵に裏の神社で待つと言い、決闘を改めて申し込みました。おりょうはそんな真の虎蔵の姿を見ましたが、虎蔵の生き方に共感し、虎蔵に「竜馬なら、(決闘を)受けてたつわ」と言い、背中を押し励ましました。しかし、虎蔵は怪我をして、屯田兵に成れなかったら大変だと言い、完全に尻込みしていました。虎蔵はおりょうに「おまんのために、そこまでする気はないきに。…これ以上、わしに竜馬を重ねるがは、やめてくれんかえ」と頭を下げて、懇願しました。そんな情けない虎蔵の姿を見たおりょうは、虎蔵に「誰があんたなんかに重ねるか!悪いけど、全然違うよ。調子に乗るんじゃないよ…」と言うと、竜馬の形見の拳銃を取り出し、虎蔵に向けました。おりょうは「私を誰だと思っているんだい。天下の豪傑・坂本竜馬の女房よ!」と言い放ち、引き金引きました。その銃は空砲でした。おりょうの言葉を聞いた虎蔵は、最後の男の意地を見せました。虎蔵は横にあった薬草酒を飲み、松兵衛の待つ神社に決闘に行きました。
竜馬の妻とその夫と愛人のネタバレあらすじ:8.「私は竜馬の妻です」
虎蔵は松兵衛と木刀を持って、神社で決闘をしました。しかし、虎蔵が飲んだ酒には、あの痺れ薬が入っていたので、松兵衛をまともに決闘できない状態でした。気の優しい松兵衛はそんな虎蔵を心配しながら、決闘をしました。虎蔵は松兵衛におりょうは連れて行かないと言い、決闘を辞めようとしました。そんな虎蔵に松兵衛は「人の女房つかまえて!」と逆切れし、二人は決闘でなく、喧嘩になりました。喧嘩は朝方まで続きました。一方、松兵衛の家では、おりょうが覚兵衛を誘惑していました。おりょうは覚兵衛が自分に惚れているという心中を知っていました。覚兵衛は坂本竜馬への憧れの念と葛藤しながらも、ついに、おりょうの誘惑に耐えきれなくなり、「一回だけ」と言いながら、急いで寝床の用意をしました。そこに松兵衛が喧嘩から帰ってきました。覚兵衛は慌てて、寝床におりょうを寝かせ、何もなかったかのような素振りをして、ごまかしました。決闘の結果、虎蔵は一人で北海道に旅立ちました。おりょうは、松兵衛に覚兵衛が自分を押し倒して来たと言い、覚兵衛に「臆病者」と言い放ち、家を出ていこうとしました。驚く松兵衛を尻目に、覚兵衛は逃げるように出ていくおりょうを追いかけ、剣を抜きました。覚兵衛は「逃げるようなら、斬る!坂本先生の名を汚すようなら、誰であろうと斬る!」と言い、おりょうに剣先を向けました。おりょうはその刃に物怖じしませんでした。覚兵衛には、おりょうの首横に刀を突き刺しました。覚兵衛は松兵衛の前でおりょうに「なぜ、この男じゃダメなんです?この男は…あんたに心底、惚れているんだ」と言い、問い質しました。松兵衛もおりょうに「なんで、俺じゃ、ダメなの?」と問い質しました。すると、おりょうは「だって、竜馬じゃないもの」と言いました。おりょうは覚兵衛に「斬りたきゃ、斬りなさいよ。…どうせ私は死んだも同じだもの。竜馬が斬られたとき、私も死んだのよ。私は竜馬の妻です。…あの人以外は愛せない」と言い、「竜馬~!」と泣き叫びました。そんなおりょうの姿を見た松兵衛は、覚兵衛を押さえながら、おりょうを逃がしてやりました。おりょうは松兵衛の愛の叫び声に背中を押されながら、朝日の中、どこかに旅立ちました。
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