20世紀少年 最終章 ぼくらの旗の紹介:2009年日本映画。邦画史上初めて3部作で実写映画化した浦沢直樹原作の「20世紀少年」の最終章。原作とは少々異なる展開をしているが、「ともだち」とケンヂ達の激しい戦いを最後まで余す事なく描き出している。
監督:堤幸彦 出演:唐沢寿明(矢吹丈/ケンヂ)、豊川悦司(オッチョ)、常盤貴子(ユキジ)、香川照之(ヨシツネ)、平愛梨(カンナ)、ほか
映画「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」解説
この解説記事には映画「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」のネタバレあらすじ:起
あの奇跡の復活から3年、今や「ともだち」は神として崇められていました。そして世界のトップとして君臨するようになっていた「ともだち」でしたが、その実自分を崇拝する者だけを保護する差別世界が完成していました。「ともだち」は東京の周囲に壁を作り、8月20日、壁の外に取り残された「ともだち」を信じない者を抹殺する計画を立てます。しかし、そんな「ともたち」のテロ計画を防ぐ為に密かに動いている集団がいました。かつてケンヂ達と行動を共にした仲間達、そしてケンヂの姪に当たるカンナです。
「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」のネタバレあらすじ:承
当のケンヂは相変わらず行方不明なままでしたが、それぞれが「反政府組織ゲンジ一派」や「氷の女王一派」などを作り、確実に勢力を拡大していました。特にカンナは武装し直接「ともだち」を倒す計画を練るなど過激な組織に属しており、ケンヂの後に後見人となったユキジを心配させていました。そんな時、行方不明となっていたカンナの母親でケンヂの姉であるキリコの行方をマルオが突き止めたと言います。
「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」のネタバレあらすじ:転
キリコは、8月20日に「ともだち」が散布するウイルスの解毒剤を密かに作っていたのです。また、その頃壁の外にギターを手にした謎の男が現れます。そしてその人物こそが、長年行方をくらましていた対「ともだち」の顔、ケンヂでした。ケンヂの復活に、「ともたち」に対抗する集団にさらに火がつきます。そして運命の日、8月20日にが訪れました。それぞれが「ともだち」に対抗するべく反逆の狼煙をあげました。そして、ケンヂがウイルスを撒く巨大なロボット内に潜入、常に仮面を被っていた「ともだち」の正体を暴く事に成功します。
「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」の結末
そして、その正体とはケンヂ達の同級生、「フクベエ」でした。しかし、実際にはフクベエ本人ではないとケンヂは語り始めます。本当のフクベエは彼らが小学生の時既に命を落としており、同じく同級生であるカツマタが長年フクベエのフリをしていたのでした。そしてケンヂは「ともだち」が作り上げたタイムマシンに乗り、自分が中学生だった頃に戻ります。そして、カツマタに、「ともだちにならない?」と声をかけるのでした。
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