天国と地獄の紹介:1963年日本映画。黒澤明監督の「野良犬」以来の刑事もの。エド・マクベインの「87分署シリーズ」のひとつである「キングの身代金」を大胆に脚色した。前半は会話中心の室内劇、後半はロケーションを活かした犯人追跡と、はっきりした二部構成となっている。
監督:黒澤明 出演:権藤金吾(三船敏郎)、戸倉警部(仲代達矢)、竹内銀次郎(山崎努)、ほか
黒澤明監督映画一覧
「天国と地獄」のネタバレあらすじ結末
「用心棒 (1961年)」のネタバレあらすじ結末
用心棒の紹介:1961年日本映画。黒澤明監督がダシール・ハメットの長篇「赤い収穫」「ガラスの鍵」を翻案した時代劇。イタリアで盗作されて「荒野の用心棒」となり全世界でマカロニ・ウエスタン・ブームを巻き起こすことになる。やくざと元締めが対立する宿場町に一人の浪人者がやってくる。入った居酒屋の主人に早くこの町を出ていった方がいいと言われるが、男は用心棒として自分を売り込み始める。やがてその男をめぐって2つの勢力が対立を深めていく……。
監督:黒澤明 出演:三船敏郎(桑畑三十郎)、仲代達矢(新田の卯之助)、司葉子(小平の女房ぬい)、山田五十鈴(清兵衛の女房おりん)、加東大介(新田の亥之吉)、ほか
「野良犬(1949年)」のネタバレあらすじ結末
野良犬の紹介:1949年日本映画。新鋭監督として注目されていた黒澤明が初めてサスペンスものとして手がけた刑事ドラマ。アメリカ映画「ダーティーハリー」にも影響を与えたとされる傑作。夏の午後、射撃訓練を終えた刑事の村上はうだるような暑さに辟易しつつ満員バスに乗り込み帰路につく。しかし、村上はバス内で拳銃を盗まれたことに気づき慌てて犯人らしき男を追うが見失ってしまう。拳銃には実弾7発残っていた。必死に犯人を探す村上だったが……。
監督:黒澤明 出演:三船敏郎(村上刑事)、志村喬(佐藤刑事)、淡路恵子(並木ハルミ)、三好栄子(ハルミの母)、千石規子(ピストル屋のヒモ)、ほか
「七人の侍」のネタバレあらすじ結末
七人の侍の紹介:1954年日本映画。大金が得られるわけでもない、名誉が得られるわけでもない。ただ、腹一杯米が食える。たったそれだけの報酬しか得られなくとも、侍たちは己の正義を信じ、命を懸けて農民を守る決意をした。戦国時代の貧しい農村を舞台に野盗となった野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描く。
監督 :黒澤明 出演:志村喬、稲葉義男、宮口精二、千秋実、加東大介、木村功、三船敏郎、ほか