300〈スリーハンドレッド〉の紹介:2007年アメリカ映画。伝説のコミックを作るフランク・ミラーの原作を映画化した作品で、今作ではCGが多様されながらも、美しい映像で、迫力ある戦いが見ものとなり、大ヒットを記録します。
監督:ザック・スナイダー 出演:ジェラルド・バトラー(レオニダス)、レナ・ヘディ(王妃ゴルゴ)、デヴィッド・ウェンハム(ディリオス)、ドミニク・ウェスト(セロン)、マイケル・ファスベンダー(ステリオス)、ヴィンセント・リーガン(隊長)、トム・ウィズダム(アスティノス)、アンドリュー・プレヴィン(ダクソス)、アンドリュー・ティアナン(エフィアルテス)、ロドリゴ・サントロ(クセルクセス)、ほか
映画「300〈スリーハンドレッド〉」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「300〈スリーハンドレッド〉」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「300〈スリーハンドレッド〉」解説
この解説記事には映画「300〈スリーハンドレッド〉」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
300〈スリーハンドレッド〉のネタバレあらすじ:強固なスパルタ
テルモピュライの有名な戦いから1年後、スパルタの人々はレオニダス王の勇敢な姿を見て育ちます。そんなとき、ペルシアのクセルクセス王の使者がスパルタにやってきます。ペルシアに服従を求める使者に対して、レオニダスは使者を深い井戸の中に蹴り、その要求を拒否します。
300〈スリーハンドレッド〉のネタバレあらすじ:ペルシアへ戦いを挑むレオニダス
レオニダスはペルシャ兵士を追い返すための作戦を練ります。そして出征をしようとしますが、スパルタの神官たちは、特別な期間であるため出征を控えるよう言います。
しかし、そんな時間などなく、レオニダスは彼のボディガードを装い、300人の最高の兵士を集め、戦争に行くのではなく、偵察の名目でスパルタを出発します。
レオニダスは途中、殺害されたペルシア人の死体と石を使い、壁をつくります。そのあと、レオニダスの前にスパルタを追放された奇形のエピアルテスが出てきて、彼は戦列に加わりたいと申し出ます。しかし、レオニダスは彼の申し出を拒否し、それによりエピアルテスは怒ります。
300〈スリーハンドレッド〉のネタバレあらすじ:激しい戦い
ペルシア軍はスパルタ軍を攻撃していき、壮絶な戦いが始まります。レオニダス王とその他の兵士は、果敢に攻め立て、多くの兵士を殺していきます。
彼の戦いを見ていたクセルクセスは、彼に対して自分に忠誠を誓うことで富と権力をお前にあげるといいますが、レオニダスは、狂信的でひ弱な兵士を持っているクセルクセスを見下します。
クセルクセスは彼の親衛隊であるインモータルズを投入しますが、レオニダスたちは簡単に撃退をします。
300〈スリーハンドレッド〉のネタバレあらすじ:クセルクセスの軍
戦いの2日目、クセルクセスは強大な軍隊を送り込みます。その中身は、巨大な象にのった兵隊など、強力なものばかりでした。スパルタの兵士たちは、厳しい戦いを強いられます。
そのころ、エピアルテスは、クセルクセスの甘い言葉に負けて、富と贅沢が保証される彼の手下へと変貌します。スパルタでは、レオニダス王が戦っていることで、女王のゴルゴが増援を議会に頼みます。
300〈スリーハンドレッド〉のネタバレあらすじ:女王の頼み
会議を所有していた男は、増援を頼むためにはゴルゴが男に奉仕をするべきだと言います。男はゴルゴを議会で辱めようとしますが、それに切れた彼女は、男を殺します。
男の服から出てきたのは、クセルクセスからもらった金貨でした。男の裏切りを知った議会は、満場一致で増援を決定します。
300〈スリーハンドレッド〉の結末:最期の戦い
戦いの3日目、裏切り者のエピアルテスにより、スパルタの精鋭たちはペルシア軍に包囲されてしまいます。
クセルクセスはレオニダスに対して、降伏を促します。レオニダスは王の前にひれ伏しますが、その場にあった槍をクセルクセスに放ちます。その槍は彼の顔を少しかすめるだけでした。
クセルクセスは大量の矢を射って、レオニダス王率いる軍隊は全滅します。
以上、映画「300〈スリーハンドレッド〉」のあらすじと結末でした。
スパルタ人を題材にした映画で、激しい戦いもあり、子供の試練もあり、権力争いの話もありと、スパルタ文化が分かりやすく作られています。大人だけが観る映画と言うよりも、歴史の教科書として子供にも観て欲しいと思います。人数で絶対勝てない戦いだとしても、スパルタ人を守らないといけないスパルタの王レオニダスの勇敢な姿は、英雄そのもので従ってきた300人部下も恐れていないから凄い!相手の王様がビビっている姿は、自分でもビビるだろうと思ってしまいました。