リーサル・ウェポン2/炎の約束の紹介:1989年アメリカ映画。メル・ギブソンとダニー・グローヴァー扮する刑事コンビが活躍するポリスアクションシリーズの第2弾です。マーティン(メル・ギブソン)とロジャー(ダニー・グローヴァー)が巨大麻薬組織を追ううちに、かつてマーティンが自殺願望を抱くきっかけとなった妻の死の真相が明らかになっていきます。
監督:リチャード・ドナー 出演者:メル・ギブソン(マーティン・リッグス)、ダニー・グローヴァー(ロジャー・マータフ)、ジョス・アクランド(アージャン・ラッド)、デリック・オコナー(ピーター・ボーステッド)、パッツィ・ケンジット(リカ・ファン・デン・ヴァールス)、ジョー・ペシ(レオ・ゲッツ)ほか
映画「リーサル・ウェポン2/炎の約束」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リーサル・ウェポン2/炎の約束」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「リーサル・ウェポン2/炎の約束」解説
この解説記事には映画「リーサル・ウェポン2/炎の約束」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リーサル・ウェポン2/炎の約束のネタバレあらすじ:起
2年前に巨大麻薬組織を壊滅させ、固い友情を育んだロサンゼルス市警察本部捜査第一課のマーティン・リッグス刑事(メル・ギブソン)とロジャー・マータフ刑事(ダニー・グローヴァー)。ある夜、マーティンとロジャーは、ロサンゼルスのダウンタウンでスピード違反のBMWを追跡していましたが、BMWの運転手は突然二人に向かって発砲してきました。マーティンとロジャーはカーチェイスの末にBMWを追い詰め、運転手こそ取り逃がしたもののBMWのトランクの中から大量のクルーガーランド金貨(南アフリカの金貨)を押収しました。逃げた運転手はその後死体で発見されました。その頃、ロジャーの娘リアン(トレイシー・ウルフ)は芸能界入りを果たしており、すっかりロジャーから家族の一員のように打ち解け合ったマーティンは妻の死の衝撃から立ち直りを見せていました。
リーサル・ウェポン2/炎の約束のネタバレあらすじ:承
ところがある夜、ロジャーは妻トリッシュ(ダーレン・ラヴ)と共に謎の覆面集団に寝込みを襲われ、先日の事件の捜査から手を引くよう脅迫されました。ロジャーは家族の身を案じ、一旦実家に匿ってもらうことにしました。その後、マーティンとロジャーはFBIからの要請を受け、麻薬密売組織絡みの事件の重要な証人である小悪党な会計士のレオ・ゲッツ(ジョー・ペシ)の保護を命じられました。レオは組織から命を狙われており、暗殺者の魔の手からレオを守り抜いたマーティンとロジャーは組織の取引現場に潜入、組織のボスの正体が駐ロサンゼルスの南アフリカ外交官アージャン・ラッド(ジョス・アクランド)であることを突き止めました。しかし、ラッドは治外法権を盾に二人を強請り、マーティンとロジャーはラッドの逮捕を断念せざるを得なくなりました。
リーサル・ウェポン2/炎の約束のネタバレあらすじ:転
ラッドは外交官の立場と治外法権を利用して悪事の限りを尽くしており、一旦は帰らせたマーティンとロジャーを口封じに始末しようと目論みました。ラッドは麻薬取引で儲けた莫大な金をアメリカ国外へ運び出そうともしていたのです。ロジャーは自宅のトイレに爆弾を仕掛けられ、駆け付けたマーティンや爆弾処理班の助けを得て間一髪で難を逃れました。一方のマーティンは、ラッドの悪事を知らずに彼の秘書をしていたリカ(パッツィ・ケンジット)と知り合い、マーティンが住処としているトレーラーハウスに招き入れて一夜を共にしました。ところが、トレーラーハウスはヘリコプター2機の激しい銃撃を受け、マーティンはリカを連れて脱出するもラッドの部下ボーステッド(デリック・オコナー)に捕らえられ、リカは殺害されて海に棄てられてしまいました。
リーサル・ウェポン2/炎の約束の結末
マーティンやロジャーの同僚たちも次々とラッドによって血祭りにあげられる中、マーティンは交通事故死したと思われていた自分の妻が実はボーステッドによって殺害されていたことを知ります。復讐を誓ったマーティンはロジャーと共に南アフリカ領事館に潜入、拘束されていたレオを助け出すと領事館の建物を徹底的に破壊し尽くしましたが、ラッドとボーステッドは既に逃亡した後でした。二人はあらかじめラッドのベンツに取りつけておいた探知器を頼りにロサンゼルス港に向かい、そこで大量の現金が積み込まれたコンテナを発見しました。二人はコンテナを破壊して大金の密輸を阻止、マーティンはボーステッドを格闘の末にコンテナの下敷きにさせて殺害、妻の仇を取りました。ロジャーは治外法権を振りかざすラッドを射殺、二人は見事に麻薬密売組織の壊滅に成功しました。
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