リーサル・ウェポン4の紹介:1998年アメリカ映画。メル・ギブソンとダニー・グローヴァー扮する刑事コンビが活躍するポリスアクションシリーズの第4弾にして劇場版最終作です。(以降はテレビドラマシリーズへ移行)今回はジェット・リーが最強の敵役としてシリーズ初参戦、ロサンゼルス市警の名物刑事コンビと死闘を繰り広げます。
監督:リチャード・ドナー 出演者:メル・ギブソン(マーティン・リッグス)、ダニー・グローヴァー(ロジャー・マータフ)、レネ・ルッソ(ローナ・コール)、ジョー・ペシ(レオ・ゲッツ)、クリス・ロック(リー・バターズ)、ジェット・リー(ワン・シン・クー)ほか
映画「リーサル・ウェポン4」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リーサル・ウェポン4」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「リーサル・ウェポン4」解説
この解説記事には映画「リーサル・ウェポン4」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リーサル・ウェポン4のネタバレあらすじ:起
ロサンゼルス市警の名物刑事コンビ、マーティン・リッグス刑事(メル・ギブソン)とロジャー・マータフ刑事(ダニー・グローバー)は、鋼鉄の鎧をまとい火炎放射器を手に暴れ回る凶悪犯が出現したとの通報を受けて出動しました。凶悪犯との銃撃戦の最中、マーティンは恋人ローナ(レネ・ルッソ)が、ロジャーは愛娘のリアン(トレイシー・ウルフ)がそれぞれ妊娠していることを知らされます。ロジャーが敵の注意を引き付けている間にマーティンは凶悪犯の弱点を突いて銃撃、凶悪犯はタンクローリーに激突、近隣のガソリンスタンドを巻き込んで大爆発を起こし、凶悪犯は爆死しました。事件は解決したもののロス市警は二人のお陰で保険会社から見放されてしまい、市警は二人を内勤に就かせるべく敢えて警部に昇進させることにしました。
リーサル・ウェポン4のネタバレあらすじ:承
ある日、私立探偵となっていたレオ(ジョー・ペシ)と一緒に釣りに出かけたマーティンとロジャーは中国からの大型貨物船と遭遇、中から銃声が聞こえてきたことから銃撃戦に発展、船は座礁、中からは中国からの大勢の密航者が発見されました。ロジャーは救命ボートの中に隱れていたホン(エディ・コー)とその一家に同情、違法と知りつつも自分の家に匿うことにしました。一方、亡き妻への想いからローナとの結婚に踏み切れないでいたマーティンは、リアンのお腹の中の子の父は新米刑事のリー・バターズ(クリス・ロック)であることをローナから聞かされました。そうとも知らないロジャーはマーティンやバターズとともに共に密航事件の捜査を始め、チャイニーズマフィア「スネークヘッド」のボス、ベニー・チャン(キム・チャン)とその右腕であるワン・シン・クー(ジェット・リー)の存在が浮上しました。
リーサル・ウェポン4のネタバレあらすじ:転
マーティンとロジャーはレオにベニーの尾行を依頼する一方、スネークヘッドの拠点であるチャイナタウンの中華料理店に乗り込みましたが一味を取り逃がしてしまいました。クーは報復としてロジャーの自宅を襲い、ホン一家を連れ去っていきました。駆け付けたマーティンとロジャーは武術の達人であるクーに全く歯が立たず、一家諸共縛り付けられて家に火を付けられました。幸いにも難を逃れたホン一家の末っ子に助けられたマーティンやロジャーたちは全員脱出しましたが、自宅は全焼してしまいました。マーティンとロジャーはレオの手引きでベニーを問い詰め、スネークヘッドが中国本国で強制労働に従事している4人の長老を人民解放軍との闇取引で手に入れようとしていることを掴みました。
リーサル・ウェポン4の結末
マーティンとロジャーはスネークヘッドのアジトである偽札工場へと向かいましたが、既にホンとその叔父は殺害されており、更にはベニーまでもが殺害されていました。クーが偽札で人民解放軍と取引しようとしていることを知ったマーティンとロジャー、バターズは取引場所のロサンゼルス港へ急行しました。マーティンらは証拠の偽札を人民解放軍に提示してクーに赤っ恥をかかせ、怒りに燃えるクーをマーティンとロジャーは連携して苦戦しながらも仕留めました。ロジャーはリアンとバターズとの結婚を認め、マーティンはレオに励まされてローナとの再婚を決意しました。やがてリアンとローナはほぼ同時刻に出産、マーティンやロジャーらは喜びに包まれました。
リッグス刑事(メル・ギブソン)にマータフ刑事(ダニー・グローヴァー)が相変わらずのからかい方が本当に面白い!ガンアクションも楽しめるし、格闘アクションが最高の一言です。ジェット・リーがカンフー技をかますし、動きは俊敏。全盛期のジェット・リーのパフォーマンスを見れる。リーサルウェポンシリーズの小ネタも満載で充分楽しませてくれる映画です。