オーメン4の紹介:1991年アメリカ映画。子供に恵まれない夫婦が貰い受けた養子の女の子の周りでは不可解な出来事が勃発、養母は探偵を雇い真相を探るのですが…。前作「オーメン/最後の闘争」から約10年ぶりのオカルトムービーシリーズ4作目です。
監督:ホルヘ・モンテン、ドミニク・オートナン・ジェラール 出演者:フェイ・グラント(カレン・ヨーク)、マイケル・ウッズ(ジーン・ヨーク)、マイケル・ラーナー(アール・ナイト)、エイジア・ヴィエーラ(ディーリア)、マディソン・メイソン(ヘイスティングス医師)ほか
映画「オーメン4」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「オーメン4」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
オーメン4の予告編 動画
映画「オーメン4」解説
この解説記事には映画「オーメン4」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オーメン4のネタバレあらすじ:起
アメリカ・バージニア州に住む弁護士ジーン(マイケル・ウッズ)とカレン(フェイ・グラント)のヨーク夫妻は不妊に悩んでおり、聖フランシスコ孤児院から養子を譲り受けます。生まれて間もない女の赤ん坊に、ヨーク夫妻はディーリアと名付けました。しかしその夜、孤児院の院長は謎の心臓発作を起こして急死、ディーリアは呪われた子だと警告していたシスター・イボンヌ(ミーガン・リーチ)は十字架が逆さ十字になるのを見て戦慄します。程なくディーリアは洗礼を受けようとするも激しく泣き出し、その直後に神父が謎の発作死を遂げます。やがてディーリア(エイジア・ヴィエーラ)は成長、養父ジーンは地元の州議会選挙で当選し、人生の絶頂期にありました。しかし、ディーリアは幼稚園でいじめに遭い、復讐に弁当箱でいじめっ子を何度も殴りつけます。抗議にきたいじめっ子の父親はその帰りに謎の交通事故死を遂げ、さらには乗馬教室でディーリアの乗った馬が突如暴走するなど不可解な出来事が勃発していました。
オーメン4のネタバレあらすじ:承
養母カレンはジョー(アン・ハーン)という若い子守を雇い、ディーリアの世話を任せます。超能力に興味を持っているジョーはパワーストーンとして水晶のペンダントを身に着けていましたが、ディーリアの世話を始めた直後から水晶が黒く濁り始めました。ジョーの相談を受けた友人はディーリアが凶暴的なオーラをまとっていると指摘、ディーリアを「超能力フェア」に連れて行き、知り合いの霊能力者に見せたところ、ディーリアは一般人とは異なるどす黒いオーラを発していました。その直後、謎の失火により会場は火災に見舞われます。ディーリアと共に脱出したジョーでしたが、その直後にジョーはヨーク夫妻の自宅の2回から謎の転落死を遂げ、その場に居合わせたカレンは失神して病院に搬送されます。
オーメン4のネタバレあらすじ:転
病院に運ばれたカレンは妊娠していました。やがてカレンはジョーが死の間際に遺したメッセージからディーリアに疑いの目を向けるようになり、私立探偵のアール・ナイト(マイケル・ラーナー)を雇ってディーリアの出生に関する手掛かりを探そうと試みます。アールはイボンヌが手掛かりを握っているとみて彼女を探します。イボンヌは孤児院を辞め、一時期娼婦に身を落とした後、新興宗教団体で活動していました。アールが会いに行くと、イボンヌは信者の前で身体にガラガラヘビを這わせていました。アールが事情を聞こうとした瞬間、ガラガラヘビは突然イボンヌに噛み付き、彼女は搬送先の病院で死亡します。一方、カレンは無事に男児を出産、アレクサンダーと名付けました。ヨーク夫妻は主治医のヘイスティングス医師(マディソン・メイソン)の紹介で新しい子守を雇うことにしました。
オーメン4の結末
アールは調査結果をカレンに郵送しますが、その直後に工事現場で突然動き出した鉄球に吹き飛ばされて死亡します。アールの調査結果を読んだカレンはヘイスティング医師に詰め寄り、真実を聞き出します。実はヘイスティング医師は悪魔教の手先で、ディーリアの正体はかつて悪魔の子と呼ばれたダミアン・ソーンの忘れ形見だったのです。そしてアレクサンダーもダミアンの子であり、カレンが失神して搬送された時に体内に植え付けられていたのです。カレンはヘイスティング医師を殺害し、やはり悪魔教の手先であった子守も殺害、ディーリアとアレクサンダーを始末しようとしますが、ディーリアの魔力には敵わず、カレンは拳銃で自殺させられます。その後、何も事情を知らないジーンはアレクサンダーとディーリアを伴い、カレンの葬儀に参列しました。
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