ユー・ガット・メールの紹介:1998年アメリカ映画。名前も顔も分からない同士でメールのやりとりをしていくうちに二人の間に恋が芽生える話。メールでは恋をしていますが、実際には仕事の敵同士の間柄で最悪の出会いを果たしていますが、本人たちはメールをやりとりしている相手だとは夢にも思っていません。最後にはお互いの正体を知ることになりますが、そこまでの過程がおもしろくロマンティックに描かれています。
監督:ノーラ・エフロン 出演者: トム・ハンクス(ジョー・フォックス)、メグ・ライアン(キャスリーン・ケリー)、グレッグ・キニア(フランク・ナバスキー)、パーカー・ポージー(パトリシア・イーデン)、ジーン・ステイプルトン(バーディ・コンラッド)ほか
映画「ユー・ガット・メール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ユー・ガット・メール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ユー・ガット・メールの予告編 動画
映画「ユー・ガット・メール」解説
この解説記事には映画「ユー・ガット・メール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ユー・ガット・メールのネタバレあらすじ:彼らの楽しみ
主人公のジョー・フォックスとキャスリーン・ケリーはお互い同棲中のパートナーがいますが、少しずつパートナーとの間にずれを感じて生活しています。それぞれ仕事が上手くいかなかったり、自分の肉親に振り回されたりしてストレスを抱えていました。彼らはそんなストレスをある楽しみで解消していました。それは名前も姿も分からないあいてとメールのやりとりをして楽しむことでした。主人公の二人は実はメールでつながっており、そのやりとりからお互いに好意を持っていました。2人は本に関わる似たような仕事をしていましたが、立場は全く違っていました。ジョーはたくさんのカフェや本屋のチェーン店を持つ資本家の祖父と父を持ち裕福な暮らしをする御曹司でしたが、ケリーは小さな街の本屋を祖母の代から経営する店主でした。
ユー・ガット・メールのネタバレあらすじ:仕事のライバル
ジョーの会社はケリーの小さな本屋の近くに大型カフェ併設の本屋を出店します。ジョーは近所の本屋を偵察にケリーの本屋を訪れます。子供のやさしく読み聞かせをするケリーに好意を持ちますが、自分がライバル店の大型店の経営者だと知られてはまずいので素情を隠しますが、その後一緒にお互いパートナーを伴ったパーティーで正体がばれてしまいます。ケリーも彼に好意を抱いていましたが、ライバル店の経営者だと知り、自分の店にスパイにきたことに憤りを感じます。ケリーは自分の本屋をつぶしてはなるものかとジョーに対抗して様々な作戦を考えます。
ユー・ガット・メールのネタバレあらすじ:メールの相手は
ケリーの健闘は虚しくも大型店のジョーの元で敗れ、店をたたまなければいかなくなります。メールでやりとりをしている二人はとうとうお互いに会いたくなり、カフェで会う約束をします。先に待っていたケリーを見て、メールの相手が彼女だったことに驚いたジョーですが、彼女の前の席に座ると「何しにきたの。私は人と会う約束があるの。」と追い返されてしまいます。その後二人はお互いの同棲相手とそれぞれ上手くいかなくなります。寂しくなったジョーが心の中で浮かんだ女性はケリーでした。ケリーのことが忘れられないジョーは何度か彼女に正体を告げようとしますがなかなか言い出せません。ジョーはメールの相手に恋をしているケリーを応援する友達のような存在になります。ケリーも彼と接するうちに彼がユーモアにあふれ、本当はやさしい人だと知ります。ケリーへの恋心が押さえられなくなったジョーは彼女に好意を伝えデートに誘いますが断られてしまいます。
ユー・ガット・メールの結末:ずっと前から恋していた
ケリーはとうとうメールの相手を会うことになります。彼女は既にジョーに恋をしていましたが、メールの相手への恋心もあり迷っていたのでした。そして待ち合わせに現れた人物を見てびっくりします。メールの相手はジョーだったのです。メールで恋をしていた相手がジョーだった彼女は「メールの相手が本当にあなたで良かった。」とジョーに愛を告白します。2人は待ち合わせの公園でキスを交わし見事に結ばれます。
以上、ユー・ガット・メールのあらすじと結末でした。
メールのやり取りをきっかけに出会い、恋をする男女を描いた作品ですが、実生活ではライバル同士というところが、今までにないストーリーです。お互いのことを知らない二人が、正体を知る時に二人の関係はどうなるのか、ハラハラドキドキの王道ラブストーリーです。物語のストーリー、背景、音楽全てが魅力的で、何よりメグ・ライアンの可愛さがたくさん詰まっています。