タイムアクセル12:01の紹介:1993年アメリカ映画。ユートレル社が開発中の粒子加速機装置の作動により同じ日が繰り返されることになった世界。バリーだけが昨日の出来事の記憶があり、射殺されたあこがれのリサを救うために同じ日を繰り返しながら奮闘を続けるというSFファンタジー映画です。
監督:ジャック・ショルダー 出演者:ジョナサン・シルヴァーマン(バリー)、ヘレン・スレイター(リサ)、マーティン・ランドー(モッグスレー博士)、ニコラス・サロヴィ(デンク)、ジェレミー・ピヴェン(ハワード)、コンスタンス・マリー、グレン・モーシャワーほか
映画「タイムアクセル12:01」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「タイムアクセル12:01」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「タイムアクセル12:01」解説
この解説記事には映画「タイムアクセル12:01」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
タイムアクセル12:01のネタバレあらすじ:起
バリーはいつものように目ざまし時計で目覚めました。テレビではユートレル社が開発中の粒子加速機装置が使用禁止になったことのニュースが放送されています。遅刻しそうなバリーは急いで準備しますが母親から電話がかかり適当に対応し、植木鉢を落とし割ってしまいます。家を出ると隣の親子の口の悪さが気になります。車で出勤中ミニスカのお姉ちゃんに見とれていると目の前で交通事故です。会社に着くと女上司の遅刻のことやその他色々小言を言われました。そしてあこがれの研究室のリサを見て癒されますが話しもまだしていません。そんなバリーにチャンスがやって来ました。社員食堂で並んでいると隣にリサが並びました。そして話をしたバリーは舞い上がってしまいます。そしてリサの研究室に行くもあっさり追い出されました。会社が終わり帰っているとリサが花を買っていました。そこに車がやってきてリサは射殺されてしまいました。駆けつけたもののリサは死んでいました。警察の聴取を受け、バリーは同僚とヤケ酒を飲みに行きました。
タイムアクセル12:01のネタバレあらすじ:承
自宅に帰り目ざまし時計をセットして眠りについた12:01に雷が落ちました。翌日いつも通り起きたバリーはテレビ、母親の電話と昨日と同じことが起っています。割れたはずの植木鉢が割れていません。家を出ると隣の親子も同じです。そしてミニスカ姉ちゃんも交通事故もまるっきり同じでした。会社に出社すると女上司も同じでした。新聞を見ると日付は昨日でした。そして同じようにリサと出くわすとバリーは必至で昨日の事を話します。全く信じてもらえないバリーは逆に煙たがられました。リサに撃たれる事を伝えるものの昨日と同じように射殺されました。バリーは警察に殺人ほう助罪で逮捕されます。
タイムアクセル12:01のネタバレあらすじ:転
翌日も同じ状況とわかったバリーはリサとの会話をメモに取り再びリサに挑戦します。順調に進み、バリーはリサが撃たれる前に車で邪魔をしリサを助けました。その夜二人は結ばれました。夢のような時間を過ごしたものの目が覚めるとまたいつも通りです。今度は展開が変わりました。テングが怪しいと思っていましたが夜追い詰めたテングをモッグスレー博士が射殺し、リサとバリーも射殺されました。しかし夜が明けるとまた同じ日が繰り返されます。記憶があるのはバリーだけなので周到に準備し、同じ日を繰り返します。リサに細かい状況を説明し、怪しいと思っていたテングも仲間に引き込みました。
タイムアクセル12:01の結末
思った通りモッグスレー博士が首謀者でした。殺し屋を雇ったのも博士でした。粒子加速機装置まで追い込んだ博士ともみ合いになったバリーですが、装置の起動と同時にモッグスレー博士が装置の光線を浴び博士は爆発しました。時間は12:01です。バリーとリサは抱き合いました。時計が12:02を示した時、時間が元通りに戻りました。再び二人はキスをして喜び合いました。
タイムループものとラブストーリーって、相性が良いのだなと思いました。主人公が「何度目覚めても同じ日である苦悩を味わう」という意味では、『恋はデジャ・ブ』などと似ていると思います。1日目にしていきなりリサが殺されてしまうので、主人公バリーがこれを救うという物語ですが、彼がだんだんたくましくなっていく感じが良いです。デンクが思いの他良い人だったので、あともう1周して助けてあげて欲しかったです。