デンジャラス・ビューティー2の紹介:2005年アメリカ映画。日本でも大ヒットしたデンジャラスビューティの続編です。デンジャラスビューティ2はあまり日本では知られていませんが、前作に負けず劣らず面白い作品です。サンドラ・ブロックの演技力もあり痛快さを感じることが出来ます。今回はどんなことがあっても自分らしく生きること、女性の友情をテーマに描いています。特に女性の友情は最初とても険悪で相性の悪い女性が登場しますが、彼女と真の友達になるまでの過程が興味深いです。女性が元気になれる良い映画と言えます。
監督:ジョン・パスキン 出演:サンドラ・ブロック(グレイシー・ハート)、サム・フラー(レジーナ・キング)、トリート・ウィリアムズ(コリンズ)、ヘザー・バーンズ(シュリル)、ウィリアム・シャトナー(スタン・フィールズ)、エリザベス・ローム(ジャネット)、アーニー・ハドソン(ハリー・マクドナルド)、ほか
映画「デンジャラス・ビューティー2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デンジャラス・ビューティー2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デンジャラス・ビューティー2の予告編 動画
映画「デンジャラス・ビューティー2」解説
この解説記事には映画「デンジャラス・ビューティー2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デンジャラス・ビューティー2のネタバレあらすじ:最悪な彼女
FBI捜査官であるグレイシーは、ミス・アメリカ・コンテストの潜入捜査で一躍時の人となり、有名人となっていました。潜入捜査をしても面が割れているので上手くいかず足を引っ張ってしまい、上司から辞めるか、FBIの顔になるか選択しろと言われてしまいます。捜査がしたいのに出来ないもどかしさや寂しさから恋人のエリックにしつこく電話し結婚をほのめかしたところ、見事に振られてしまいます。グレイシーは仕方なくFBIの広告塔になることを決意します。上司にそのことを報告しち行くと、暴力的な女性捜査官フラーとで出会います。二人は相性が最悪で出会いから取っ組み合いの大げんかをします。フラーはその粗暴な性格から部署を転々とさせられ一緒に組んでくれる捜査官もいない状態でした。何かと暴力に訴えるフラーにグレイシーは嫌悪感を抱きます。
デンジャラス・ビューティー2のネタバレあらすじ:操りバービー人形のように
グレイシーは広告塔になるため化粧方法を学び、セレブファションを身につけ、テレビショーに出るなど完全に広告塔に徹します。ゴーストライターが書いた自信の自伝の本を出版するサイン会で、小学生の女の子から自分の学校へ来てほしいと誘いを受けます。グレイシーはけんもほろろに誘いを断り、そんなことより身なりを女の子らしくしたい方が良いとアドバイスします。がっかりして少女は帰っていきます。そんな広告塔の彼女に護衛が必要だと、相性最悪のフラーがグレイシーの護衛につくことになります。鼻持ちならない性格となってしまったグレイシーにフラーは敵意をむき出しにします。
デンジャラス・ビューティー2のネタバレあらすじ:誘拐事件
そんな時にミス・アメリカでグランプリを取ったシュリルが何者かに誘拐されます。FBIの広告塔として操り人形状態だったグレイシーは、かつての仲間が誘拐されて居てもたっても居られなくなります。そして封印した捜査魂が動き出して、広告塔の仕事そっちので捜査を始めます。自分勝手なります行動ばかりするグレイシーにフラーは呆れますが、実は捜査に夢中になるこっちのグレイシーが本当の姿なのだと見抜きます。捜査がしたいフラーとグレイシーは目指す目的が一緒になり、広告塔のスタッフの仲間と共に捜査を始めます。そんな中で二人は活動するうちにグレイシーとフラーはお互い両親を亡くし、恋人に振られ本音を話せる友達がいないという共通点を見つけます。そしてお互いの寂しさを知り、相手を思いやるようになります。
デンジャラス・ビューティー2の結末:宝島ショー
二人の勝手な動きに上司は目くじらを立て、捜査を続けるならクビにすると言い放ちます。しかし二人は捜査を辞めず、変装して老人ホームに潜入したり、女装オカマショーに出たり潜入捜査を行います。その結果、シュリルの居場所を特定することができ、前科のある兄弟が犯人であることを突き止めます。シュリルはラスベガスの宝島ショーの船底にとらわれての身になっていました。グレイシーはシュリルを助けることができますが、自分自身がドレスを機械に挟ませてしまい命が危うくなります。そんなグレイシーを必死になってフラーが助けます。犯人犯人捉えられ、一人も犠牲者を出すことなく事件は解決します。またまたお手柄ということでグレイシーにマスコミが集まります。グレイシーはきっぱりと私はもう何も喋らない、広告塔を続ける気はないといいます。そしてフラーと友情を確認しあって、二人は捜査でコンビを組むことになります。グレイシーはある小学校を訪れます。そこはサイン会にきた少女の小学校でした。そして「人に気に入られるための飾りなんかいらない。自分らしく生きることが大事なの。」と少女に教えます。
以上、デンジャラスビューティー2のあらすじと結末でした。
ミス・アメリカ・コンテストで有名になりすぎて、仕事どころではなくなってきたグレイシー(サンドラ・ブロック)は、潜入捜査してもすぐに顔がバレて危機的状況になることで、FBI捜査官の仕事ができなくなり、上司に退職するかFBI捜査官の顔になるかの選択に立たされる。捜査官の顔になることを選択したグレイシーはテレビや自伝本に出し、広告塔として精力的に仕事に没頭していきますが、相棒としてコンビを組まされたフラーとは相性が悪くよく喧嘩をしています。ここからは見てのお楽しみで、見所は前作ミス・アメリカになったシェリルが出て、前よりもぶりっ子?感がパワフルになって面白い。グレイシーとフラーのコンビ感がマッチしていく所等、人間関係ってこうなんだよなと思える作りが、素晴らしく楽しませてくれる映画です。