映画「ウーマン・イン・ブラック2 死の天使」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ウーマン・イン・ブラック2 死の天使の紹介：2015年アメリカ映画。その日の駅構内は人で溢れかえっていた。多くは子供だけを遠く離れた地へやる家族達。イヴもまた自身の勤める孤児院の子供達と共に町から離れた所へ避難する所だった。その孤児の中の一人エドワードの両親は昨日の空襲で亡くなってしまっていた。そしてイヴ達がたどり着いた場所は「イールマーシュの館」。かつて一人の青年が邪悪な存在と戦った場所だった。ダニエル・ラドクリフ主演の「ウーマン・イン・ブラック」の続編。舞台は前作から４０年後の同じ館。
監督：トム・ハーパー 出演：フィービー・フォックス（イブ・パーキンス）、ジェレミー・アーヴァイン（ハリー・パーンストウ）、ヘレン・マックロリー（ジーン・ホッグ）、ほか
この解説記事には映画「ウーマン・イン・ブラック2 死の天使」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
この町にいては危険だ、イヴの勤める孤児院の院長の判断で教師と子供達で町から離れた場所へ避難することになった。孤児の一人エドワードは昨日の空襲で両親を亡くし、本人もそのショックで声を失っていた。イヴはエドワード達孤児と院長であるジーンと共に列車に乗り込んだ。列車の中で知り合ったのはハリーという名の操縦士。彼もまたイヴ達と同じ地へ向かっていた。イヴがたどり着いたのは周りを沼で囲まれた大きな館「イールマーシュの館」だった。
ボロボロにくたびれた様子のその館はどこか不気味さを感じさせた。その夜イヴは酷い悪夢に襲われ、その頃から度々何かの視線を感じるようになる。そして異変はある部屋で起きた。心を閉ざしてしまったエドワードがある部屋に閉じ込められた。その扉を開けた時エドワードは何もない部屋の角をじっと見つめていた。まるでそこに何かがいたかのように。そしてそれからすぐ一人の子供が亡くなるという事故が起きる。亡くなったトムは夜の内に館の外へ出ていた。そして有刺鉄線に絡まるようにして死んでいた。
イヴはこの館の不気味な雰囲気が本物だと信じ始めていた。そしてある時館のある場所でかつてこの館で起こった悲劇をしたためた手紙を発見する。かつてこの館で亡くなった女性が子供をあの世へ手引きしていたのだ。その真のターゲットはエドワード。そして周りの子供達は次々と犠牲になっていく。イヴが一人館の捜索に当たっている間にこの地にも空襲の危険がやってきた。その時その場にいたハリーの力を借り子供達と共に地下の貯蔵庫へと非難する。しかし一瞬目を離した隙に一人の女の子が姿を消してしまう。
発見した時にはその子も既に亡くなっていた。それをきっかけにジーンも重い腰を上げその館から避難を開始する。ハリーの持ち場である囮の飛行場。そこは敵の目を欺くための張りぼての飛行機が置かれた場所だった。そこでしばらく身を隠すもそこにも魔の手は迫っていた。ジーンが邪悪な女の姿を目撃する。そしてその混乱に乗じてエドワードが姿を消してしまう。ハリーが逃げるエドワードを慌てて追いかけるも、エドワードは彼の目の前で爆発に巻き込まれてしまう。
エドワードは死んでしまった。ジーンもやっと事の重大さを認識したが時すでに遅し。しかしイヴはエドワードが生きていることを確信する。あの館にいけば会える。そしてジーンと子供達をバスに押し込み一人館へと向かった。館に着いた時エドワードの姿を発見した。しかし彼は一人深い沼へと足を向けていた。そこはこの館の子供が不運にも亡くなってしまった場所だった。イヴはエドワードを救うため沼へと飛び込んだ。しかしもう少しでエドワードに手が届く、その時にエドワードは沼の底へと引きずり込まれてしまう。
イヴもエドワードを救うため飛び込んだ。中でもがくも引きずりこむ手には逆らえない。絶体絶命の危機だった、そこへ飛び込んできたのがハリーだった。そしてイヴとエドワードを水面へと押し上げハリー自身は引き込まれていった。エドワードの声も元に戻り、二人は過去を糧に共に暮らし始める。明るい未来のため、二人で共に歩んでいく。しかしあの亡霊は未だ二人の背後に潜んでいる。
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