昼下りの決斗の紹介:1962年アメリカ映画。ランドルフ・スコット、ジョエル・マクリーというB級西部劇のスター2人を起用し、西部開拓時代の終わりを哀愁を込めて描いたサム・ペキンパー監督の傑作。後にペキンパー作品の常連となる俳優たちが悪役として出演している。
監督:サム・ペキンパー 出演:ジョエル・マクリー(スティーヴ・ジャッド)、ランドルフ・スコット(ギル・ウェストラム)、ロン・スター(ヘック・ロングツリー)、マリエット・ハートレイ(エルザ)
映画「昼下りの決斗」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「昼下りの決斗」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「昼下りの決斗」解説
この解説記事には映画「昼下りの決斗」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
昼下りの決斗のネタバレあらすじ:起
20世紀初頭のアメリカ。元保安官の老人・ジャッドは銀行から雇われ、カリフォルニア州ホーニートスの鉱山から金塊を輸送する際の護衛を請け負います。
最近も鉱夫だけで金塊を運ぼうとして6人が殺され、金塊が強奪されていたため、この輸送も狙われていることは間違いありません。命がけの任務です。
ジャッドも昔はタフで尊敬される保安官として重きをなしていましたが、往年の覇気もなく、とても1人ではこの仕事が務まりそうもありません。彼は昔の相棒であるギルに話をし、仕事を手伝ってもらうことにします。ギルは自分の手下として、ヘックという若者を連れてきました。
昼下りの決斗のネタバレあらすじ:承
3人はまず鉱山に向かいますが、実はギルとヘックは共謀し、金塊をそのまま奪ってしまうつもりなのです。ギルとしてはジャッドも仲間に引き入れたいのですが、もし断られたら彼を殺すしかない、と考えていました。
3人は途中の牧場で泊まらせてもらい、翌朝鉱山へ出発。ここで牧場にいた若い女性・エルサが父親に無断で彼らに付いてきます。鉱山にビリーというフィアンセがいるため、彼と結婚してどこかへ逃げるつもりらしいのです。
しかし、鉱山に着いてみると、ビリーはエルサを兄弟の共有にしようとしたため、ジャッドたちは彼女を助け出します。そして金塊を預かると、エルサを連れて旅路へ。
昼下りの決斗のネタバレあらすじ:転
しばらくは平穏でしたが、ギルとヘックが無断で金塊を持ち去ろうとしたところを見つけ、ジャッドは彼らを捕捉。町へ寄って裁判を受けさせることになります。
しかし、途中でビリーとその兄弟がエルサを取り戻そうと彼らを襲ってきたため、計画変更。ギルとヘックにも手伝ってもらい、彼らのうち2人を殺します。
そして休みを取ろうとエルサの牧場に行くと、ビリーたちがエルサの父親を殺し、ジャッドたちを待ち構えていました。
昼下りの決斗の結末
撃ち合いの末、決闘で勝負をつけようということになり、ジャッドは彼らを倒しますが、ジャッドも致命傷を負います。
ギルに金塊を無事に届けるように言うと、ジャッドは死亡。その背後には山が穏やかな姿を見せていました。
以上、映画「昼下りの決斗」のあらすじと結末でした。
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