遊星よりの物体Xの紹介:1951年アメリカ映画。ハワード・ホークスが製作を手がけ、事実上演出も担当したSF映画の古典。1982年にはジョン・カーペンター監督によって「遊星からの物体X」としてリメイクされた。
監督:クリスティアン・ナイビイ 出演:ケネス・トビー(パトリック・ヘンドリー)、マーガレット・シェリダン(ニッキ・ニコルソン)、ロバート・コーンスウェイト(アーサー・キャリントン博士)、ダグラス・スペンサー(ネッド・スコッティ・スコット)
映画「遊星よりの物体X(1951年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「遊星よりの物体X(1951年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「遊星よりの物体X(1951年)」解説
この解説記事には映画「遊星よりの物体X(1951年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
遊星よりの物体Xのネタバレあらすじ:1
アラスカのアンカレッジにある空軍基地。士官たちがラウンジで寛いでいるところへ、北極でのフィールドワークを行っているキャリントン博士から探査協力の要請が入ります。どうやら宇宙からの謎の飛来物体がアメリカ領内に墜落したらしいのです。記者であるスコットを交えて、博士とヘンドリー大尉たちはその現場に軍用機で向かいます。
遊星よりの物体Xのネタバレあらすじ:2
そこには円盤が氷の中にめり込んでいて、地球外の知的生命体の存在をうかがわせます。爆弾を使用して氷を溶かそうとしますが、円盤そのものに引火して大きな爆発が起こります。どうやら内部に人の形をした影がみえたので、氷ごとそれを運ぶことに。軍用機から降ろした後、犬ぞりを使って基地内に運びこみますが、その正体はまるで分かりません。
遊星よりの物体Xのネタバレあらすじ:3
その見張り番となった伍長がうっかりスイッチを入れたままの電気毛布をかけたことでその氷はどんどん溶け出し、気がつくと立ち上がった内部の生物が伍長に襲い掛かってきます。ピストルを撃って部屋から逃げ出す伍長。ラウンジに駆け込んだ伍長から話を聞いて皆その部屋に駆けつけますが、生物は扉から雪の吹きすさぶ外へ出て、行方知れずに。犬がその生物に噛み付いたので、その片腕だけが残されていました。
遊星よりの物体Xのネタバレあらすじ:4
キャリントン博士がその腕を分析すると、その組織は動物というより植物のものです。どうやら生物は植物の進化したものだと分かります。おまけに腕自体もまだ独立して生きていました。生物をこのまま放置していては危険です。おそらく基地内のどこかに隠れているだろうという事で全員で手分けをして探索することに。
遊星よりの物体Xの結末
やがて温室で警備にあたっていた科学者2人が生物の犠牲となり、生存者の話から全員で生物を見つけ出しますが、強い生命力を持つ生物にはピストルも歯がたたないため、ただ閉じ込めるしかありません。しかし、生物は外へ脱出。罠にかけてガソリンで火だるまにしてもまだ生きていて、ついには暖房用の燃料を台無しにすることで基地を乗っ取ろうとまでします。最後の手段として体に電流を流すことで何とか退治。灰になったためこれで蘇ることもありません。地球の危機は回避されたのでした。
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