ボディヒートの紹介:1992年アメリカ映画。美しく妖艶な少女を家に引き入れたことから、彼女に翻弄され、崩壊していくまでの一家の悲劇を描いたサスペンス。生徒役でレオナルド・ディカプリオがほんの数秒出ている。
監督:カット・シア・ルーベン 出演:ドリュー・バリモア、サラ・ギルバート、トム・スケリット、シェリル・ラッド、アラン・ストック、レオナルド・ディカプリオ、ほか
映画「ボディヒート」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ボディヒート」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ボディヒート」解説
この解説記事には映画「ボディヒート」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ボディヒートのネタバレあらすじ:起
高校生のシルビーは裕福な家庭ながらも有名なテレビキャスターの父ダリルと病気で療養中の母ジョージーに苛立ちを抱え、学校でも孤独な問題児だった。ある日、シルビーは学校で魅力的な同級生アイビーに出会って意気投合し家に招き入れる。病から精神が不安定になっていたジョージーは派手で鼻にピアスを入れたアイビーを不良だとして付き合いを禁じるが、両親を亡くした不幸な境遇を聞き、自分の病に対する理解を感じたジョージーはアイビーを気に入るようになり、やがてアイビーはシルビーの家に引き取られ家族同様に暮らし始める。
ボディヒートのネタバレあらすじ:承
しかしアイビーはシルビーにしか懐かなかった犬を手なずけ、ジョージーの服や車を勝手に使い、ダリルを誘惑し始める。ある晩ダリルとアイビーが抱き合う姿を見たジョージーは浮気をなじるが、アイビーは言葉巧みに誤解だと思わせることに成功。そして薬を飲ませ眠り込んだジョージーのベッドでアイビーとダリルは関係を持ってしまう。数日後、ベランダに立っていたジョージーに背後から近づいたアイビーは彼女を突き落とす。しかし以前から病気のせいで自殺願望があったためジョージーの死は疑いもなく自殺とされた。
ボディヒートのネタバレあらすじ:転
母の死で改めて母への愛を感じていたシルビーがジョージーの愛車を丁寧に洗車しているとアイビーが追悼のためのドライブに行こう、と誘う。アイビーの運転で車を走らせていると、シルビーは自分が作曲してジョージーに贈った曲をアイビーがハミングしていることで、母の死にアイビーが関わっていると確信、そのことを問い詰めると激しく動揺したアイビーはハンドル操作を誤り、車が木に激突する。
ボディヒートの結末
病院に運ばれたシルビーはやってきたダリルにアイビーが母を殺したことを話すが、彼女の偽装によってシルビーが運転していたと信じるダリルはシルビーの言うことに耳を貸さない。その様子に2人の関係を疑ったシルビーは夜中に病院を抜け出し、自宅へ戻る。真っ暗な部屋の中で見たのはダリルとアイビーが抱き合う姿だった。シルビーは思わず外へ飛び出すが、ジョージーの部屋のベランダに立つアイビーを目にし、部屋に向かう。そこでシルビーはジョージーの幻影を見るが、それがアイビーだとわかると思わず彼女を振り払い、そのままアイビーはジョージーと同じように転落。シルビーを追って外へ出たダリルの目の前に息絶えたアイビーの姿があった。
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