ラスト・ホリデイの紹介:2006年アメリカ映画。平凡な女性が余命を宣告されたことから、やりたかったことをやろうと決心し、旅行に出ます。積極的になった彼女は、滞在先で出会った人々をも元気にしていきます。
監督:ウェイン・ワン 出演:クイーン・ラティファ(ジョージア)、LL・クール・J(ショーン)、ティモシー・ハットン(クレガン)、アリシア・ウィット(バーンズ)、ジャンカルロ・エスポジート(ディリングス)、ほか
映画「ラスト・ホリデイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラスト・ホリデイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ラスト・ホリデイ」解説
この解説記事には映画「ラスト・ホリデイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラスト・ホリデイのネタバレあらすじ:起
ジョージアは、理解のない上司のもと、百貨店の調理器具売り場で働く、平凡な女性で、同僚のショーンに密かに思いを寄せています。彼女はいつか行ってみたい場所、レストランなどの憧れているものをファイリングし、時々眺めて楽しんでいました。ある日病院で余命3週間と宣告され、憧れファイルをすべて実行することを決意。保身のため引き止める上司に、今まで言えなかったうっぷんをぶちまけて退職し、ショーンからの誘いも断って旅立ちます。
ラスト・ホリデイのネタバレあらすじ:承
セレブが集う、憧れのホテルにやってきたジョージアは、生涯最後の旅を思いっきり満喫するため、ドレスに身を包み、尊敬するシェフの料理を楽しみ、シェフとも知り合います。会社社長のクレガンと愛人のバーンズ、議員のディリングスたちは、彼女をどこかの資産家と勘違いし、ジョージアに接近し、親しくなります。不倫に疲れたバーンズの相談にも乗ります。またホテルの職員たちも、彼女の人柄に魅了されていきます。クレガンだけが彼女を疑いの目で見ています。
ラスト・ホリデイのネタバレあらすじ:転
クレガンはグンテルに、ジョージアの部屋を探るよう命じます。グンテルは部屋でジョージアの遺書を見つけ、同情します。そして無断で見たことをジョージアに詫び、残された時間を愛する人と過ごすようアドバイスします。一方、ジョージアが百貨店の従業員にすぎないことを知ったクレガンは新年のパーティーでそれを暴露し、我々は騙されていたとジョージアを責めます。ジョージアは謝罪し、余命3週間であること、ずっと我慢して生きてきたが、ホテルに来てからは楽しかったと話します。ジョージアに恥をかかせたクレガンは友人達にも去られ、1人寂しく新年を迎えます。
ラスト・ホリデイの結末
ジョージアが職場を辞めた後、ショーンはジョージアの余命を知り、自分の気持ちを伝えるために、雪で車が動かない中、歩いてホテルへ向かいます。ホテルでは大酒を飲んで、自暴自棄になったクレガンがベランダから飛び降りようとしていました。ジョージアは彼の横に座り、ビストロ風のレストランを開きたかった、と自分の夢を語り、クレガンをなだめます。そこにショーンが到着、残った時間は一緒に過ごそうと言います。さらにジョージアの余命は、機械の故障による誤診だったというFAXがホテルに届きます。街へ戻ったジョージアはショーンと結婚、ビストロも開きます。
憧れは現実となりました。
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