映画「アース・トゥ・エコー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アース・トゥ・エコーの紹介：2014年アメリカ映画。高速道路建設のため立ち退きが決まったある町に異変が起こる。いつもつるんでいるアレックス、タック、マンチの携帯に謎の画像が浮かび上がったのだ。それがどこかの地図であることを突き止めた彼らは立ち退く前にこの画像の謎を解くことを決意。そして向かった先の砂漠で見つけたのはガラクタのような鉄の塊だった。見つけたのはただの鉄くず、しかしそれが彼らにとって忘れられない出会いとなる。１０代の少年を主人公にしたジュブナイルＳＦ映画。
監督：デイヴ・グリーン 出演：アレックス（テオ・ハーム）、タック（ブライアン・アストロ・ブラッドリー）、マンチ（リース・ハートウィグ）、エマ（エラ・ワレステッド）、ほか
この解説記事には映画「アース・トゥ・エコー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アレックス、タック、マンチの三人はその日もいつもと同じようにつるんでいた。話題は彼らの携帯、ある日突然携帯の画面に謎の画像が表示された。調べてみるとどうやらそれはどこかの地図であるようだった。携帯に異変が現れてすぐ彼らの家に高速道路建設スタッフが姿を現す。そして携帯を渡すように指示してきた。なんとかその男を追い払ったものの明らかに怪しい。そこで三人はある決意をした。住民全員の立ち退きが決まったこの町での最後の悪あがき、その画像の指す場所へと向かってみようと。
ある夜に三人は画像の指す場所へと出発した。場所は砂漠、まだ１０代の三人は各々自分の母親に友人の家に泊まると伝え家を出た。砂漠を随分進んだ所で画像の示す場所へとたどり着いた。しかしそこで見つけたものはなんてことない鉄の塊、そう思っているとその塊は突如音を発しだした。そして再び携帯に画像が浮かび上がる。三人はさらなる謎を追うため再び走り出した。辿り着いたのはとある納屋、そこで再び鉄の塊が反応する。そして突如納屋のどこかから小さなパーツが飛び出し鉄の塊にくっついた。そしてただの塊だと思っていたそれは微かに開き、中から小さなロボットが顔を覗かせた。
怯えながらも三人に好意を示すその小さなロボットはどうやら地球のものではないようだった。乗っていた宇宙船が地球に近づいた所で撃ち落とされたらしい。そこで三度彼らの携帯にメッセージが浮かび上がる。それはこの小さなロボットのパーツを集めるためのものだった。パーツを集める中三人は一人の女の子と出会う。同じ学校のエマだった。彼等行動を共にすることになり４人でまたパーツを探した。示された場所でいくつかのパーツを集めるとそのロボットはパーツを集め自ら動き出した。小さなフクロウのような愛らしいそのロボットに三人はエコーと名付ける。しかし４人はある場所で一人の男と再会する。
その男は高速道路の建設スタッフとして数日前に家に来た男だった。そして突然エコーを奪いその場を去ってしまう。男を追いかけ辿り着いた場所は建設現場。しかし実際には建設をしているようには見えなかった。そこで男の正体が判明する。彼等は高速道路建設と見せかけある物を探していた。エコー、そして彼の乗ってきた宇宙船だった。それは４人の住む町の地下に隠されていた。エコーを助けた４人は町へ戻った、そしてエコーを救うため彼を隠された宇宙船へと戻した。エコーを宇宙船に戻し別れを告げた４人。町では空に巨大な宇宙船が現れた。そしてそれははるか彼方へ飛んで行った。
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