親指さがしの紹介:2006年日本映画。小学生の時に6人で親指さがしという遊びをやっている最中に一人の女の子が行方不明になりました。残された5人が20歳になり同窓会で再会しました。そしてもう一度5人で親指さがしをやって女の子を探すことになりました・・・という話の日本のミステリーホラーです。
監督:熊澤尚人 出演者:三宅健(沢武)、伊藤歩(高田知恵)、松山ケンイチ(五十嵐智彦)、永井流奈(草壁綾)、尾上寛之(吉田信久)ほか
映画「親指さがし」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「親指さがし」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「親指さがし」解説
この解説記事には映画「親指さがし」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
親指さがしのネタバレあらすじ:起
20歳になった武は小学校の同窓会で知恵、智彦、綾、信久に会いました。彼ら5人には語ってはいけない過去がありました。小学生のころにやった『親指さがし』という遊びの事です。6人で親指を握り輪をつくり呪文をとなえる遊びです。すると何処かに瞬間移動しそこでバラバラ死体の見つからない親指を探すのです。そして部屋のろうそくを吹き消すと元に戻れるのですが、その部屋で誰かに肩をたたかれ振り返ると一生戻れなくなると言うことでした。この遊びで由美子という女の子が行方不明になったままなのでした。警察が捜索しましたが結局わからずそのままになっていました。そして同窓会の日はかつて『親指さがし』をやって由美子が行方不明になった日だったのです。いまだに由美子に対する罪悪感を持つ武は集まった4人に再び『親指さがし』をやろうと
持ちかけます。
親指さがしのネタバレあらすじ:承
『親指さがし』をやった5人でしたが何も起こりませんでした。しかしその夜、信久が親指を切り取られた状態で死体で発見されました。警察が捜査に乗り出しました。担当は由美子の失踪時の担当だった秋葉刑事でした。一方4人も独自で『親指さがし』の事を調べることになりました。調べるうちに秘密は石神村にあることがわかりました。箕輪サキの話を聞きます。幼い頃父親に親指を切断されたサキが父親と無理心中した話です。この話が都市伝説『親指さがし』のルーツでした。
親指さがしのネタバレあらすじ:転
今度は綾が親指を切断され死体で発見されました。そのころ武たちは箕輪サキと父親が心中した場所を見つけました。そこはなんと子供のころ自分たちが『親指さがし』をやった廃墟ビルでした。武、智彦、知恵の3人はそのビルに着きました。この時知恵が真実を話しました。『親指さがし』で呪文をとなえている最中に由美子は通気口に隠れるので誰にも言わないでと知恵に言っていたのです。そして自分を武に見つけてもらう作戦だったのです。しかし通気口は老朽化していて由美子は下まで落ちてしまったのです。この事実を当時知恵は話さなかったのです。
親指さがしの結末
知恵の話の通り通気口の下から由美子の白骨化した遺体が見つかりました。親指さがしの伝説もサキの呪いも存在しなかったのです。親指さがしの都市伝説をネットに流したのは武でした。そして信久と綾を殺害したのも武でした。武は由美子を守れなかったことに自責の念を強め、犯行に及んだのです。由美子の遺体を確認した武はビルの屋上から飛び降り自殺ました。
「親指さがし」感想・レビュー
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これ初めて読んだ小説でばりドキドキした
怖あ……