映画「ホビット 思いがけない冒険」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ホビット 思いがけない冒険(第1部)の紹介：2012年アメリカ／ニュージーランド映画。大ヒットのファンタジーシリーズ「ロード・オブ・ザ・リング」の原作者J・R・R・トールキンの小説『ホビットの冒険』を映画化した、“ホビット”シリーズ三部作の第1作です。「ロード・オブ・ザ・リング」三部作から約60年前を舞台に、小人ホビット族の男ビルボが13人のドワーフ族と共に邪悪な魔物と戦うため冒険の旅に出ます。
監督：ピーター・ジャクソン 出演者：マーティン・フリーマン（ビルボ・バギンズ）、イアン・マッケラン（ガンダルフ）、ケイト・ブランシェット（ガラドリエル）、ヒューゴ・ウィーヴィング（エルロンド）、クリストファー・リー（サルマン）、イアン・ホルム（年老いたビルボ・バギンズ）ほか
この解説記事には映画「ホビット 思いがけない冒険」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
中つ国（なかつこく）で暮らす、人間の約半分の身長を持つ小人族ホビット。111歳の誕生日を迎えるホビット族の老人、ビルボ・バギンズ（イアン・ホルム）は養子フロド（イライジャ・ウッド）のために、60年前に若き日の自分が経験した冒険を物語として書き残そうとしていました。60年前、ビルボ（マーティン・フリーマン）は平穏無事な暮らしを送っていました。そこへ旧友の魔法使いガンダルフ（イアン・マッケラン）が訪れ、ビルボを冒険の旅へ連れ出そうとします。平凡な日常を愛するビルボは申し出を断りますが、その夜、ビルボの家にドワーフ族の勇敢な王子トーリン（リチャード・アーミティッジ）率いる13人のドワーフ族が訪れ、ガンダルフも合流して宴を始めました。トーリンらの目的は、邪悪な竜スマウグに支配されたはなれ山の下にあるドワーフの国“エレボール”を取り戻すことでした。
夜が明け、トーリンらが旅立った後、寂しさがこみ上げてきたビルボは急いで旅支度をし、トーリン一行を追って思いがけない冒険の旅に出ました。ビルボはトーリンの14人目の仲間として契約を交わします。やがて一行を次々と怪物が襲い掛かり、トーリンの祖父であるスロール王を殺したオークの王アゾグ（声：マヌー・ベネット）が差し向けた刺客を振り切ってエルフの谷に逃げ込みました。エレボールに戻るためには地図の解読が必要であり、ガンダルフは領主のエルロンド（ヒューゴ・ウィーヴィング）に助けを求めます。
しかし、トーリンはエレボールがスマウグに襲われた時にエルフが助けてくれなかったことを根に持っており、エルフに助けを求めることを拒絶します。しかし、トーリンもガンダルフの説得に折れて地図の解読を依頼、解読が終わるとともに仲間たちとエルフの谷を出発しました。ビルボはトーリン一行と共に旅を続けていましたが、途中でゴブリン族の罠にはまってしまい、ドワーフたちは捕まり、ビルボはドワーフたちとはぐれて谷族の奥深くの洞窟へ転落してしまいます。暗闇の地底湖で目が覚めたビルボは謎の指輪を拾い、その持ち主である小柄なゴブリンのゴラム（アンディ・サーキス）に出くわします。ビルボは命を賭けてゴラムに謎かけ勝負を挑み、見事に勝利を収めると指輪をはめて脱出します。
同じ頃、ゴブリンの親玉はトーリンをアゾグに引き渡して懸賞金を貰おうと考えていましたが、トーリンたちドワーフはガンダルフに助けられます。洞窟を脱出したビルボは逃げるトーリン一行と合流を果たしますが、そこにアゾグ率いるオーク族が現れ、トーリンはアゾグとの決着をつけるべく一騎討ちを挑みますが敗れてしまいます。ビルボはアゾグに果敢に立ち向かいトーリンを助け、ガンダルフは大ワシを呼び寄せてオーク族を退けます。ビルボやドワーフたちは引き続き冒険の旅を続けるのでした。
以上、映画ホビット 思いがけない冒険(第1部)のあらすじと結末でした。
2012年:「ホビット 思いがけない冒険」ネタバレあらすじ
2013年:「ホビット 竜に奪われた王国」ネタバレあらすじ
2014年:「ホビット 決戦のゆくえ」ネタバレあらすじ
2001年:「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」ネタバレあらすじ
2002年:「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」ネタバレあらすじ
2003年:「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」ネタバレあらすじ
この映画の感想を投稿する