バード・オン・ワイヤーの紹介:1990年アメリカ映画。15年前に麻薬密売事件の重要参考人としてFBIに保護され、死を偽装していた男が何者かに命を狙われ、その最中にかつての恋人だった女性弁護士と偶然にも再会したことから巻き起こるドタバタな逃避行劇を描いたアクション作品です。
監督:ジョン・バダム 出演者:メル・ギブソン(リック・ジャーミン)、ゴールディ・ホーン(マリアンヌ・グレーブス)、デビッド・キャラダイン(ソレンソン)、ビル・デューク(ディッグス)、スティーヴン・トボロウスキー(ジョー・ウェイバーン)ほか
映画「バード・オン・ワイヤー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バード・オン・ワイヤー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「バード・オン・ワイヤー」解説
この解説記事には映画「バード・オン・ワイヤー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バード・オン・ワイヤーのネタバレあらすじ:起
刑務所から仮釈放された麻薬密売組織の一員ソレンソン(デビッド・キャラダイン)は、シボレー・コルベットに乗って現れた一味のディッグス(ビル・デューク)に迎えられます。二人の目的は、15年前に組織を裏切ったある人物への復讐でした…。所変わって、とあるガソリンスタンドへ給油に訪れた女性弁護士のマリアンヌ・グレーブス(ゴールディ・ホーン)は、そこで働く一人の男を見かけます。その男は15年前に航空機事故で死んだはずの元恋人リック・ジャーミン(メル・ギブソン)に顔から仕草までそっくりでしたが、彼のトレードマークだった右肩にあるハトのタトゥーはなく、男も自身がリックであることを否定しました。しかし、どうしても男が気になるマリアンヌは彼を見張ることにしました。
バード・オン・ワイヤーのネタバレあらすじ:承
男の正体は紛れもなくリック本人であり、15年前に麻薬密売に手を染めて逮捕されたリックは麻薬ルートの証言をするためにFBIの証人保護プログラムを利用して自分は死んだことにし、名前と職業を変えて各地を転々としていたのです。その際にリックの裏切りで服役することになったソレンソンはディッグスと組んでリックの口封じを狙っていたのです。マリアンヌに気づかれたと思ったリックは急いでFBIに連絡しますが、新任担当者のウェイバーン(スティーブン・トボロウスキー)はソレンソンらとつるんでおり、リックの証人保護プログラムを削除したどころか彼の居場所をソレントンらに教えてしまいます。
バード・オン・ワイヤーのネタバレあらすじ:転
リックはソレントンとディッグスに襲撃され、マリアンヌと共に逃走します。麻薬組織とFBIの両方から追われるはめになったリックはマリアンヌに全ての事情を打ち明け、カーチェイスや地下鉄内などを逃げ回ったあげく、リックの元恋人レィチェル(ジョアン・セヴェランス)の住む牧場に匿われて怪我の手当てを受けます。リックとレイチェルの姿にやきもきするマリアンヌ。しかしそこにも敵組織のヘリコプターが銃撃を仕掛け、レイチェルは自らショットガンを手に応戦、リックらはレイチェルの助けを借りて牧場のセスナ機で脱出、何とか逃げおおせるもセスナ機は不時着してしまいます。
バード・オン・ワイヤーの結末
リックらはかつての担当者だった元FBIのベアード(ジェフ・コーリー)の家にようやく辿り着くも、殺し屋たちはすぐそこまで迫っていました。ベアードの助言を受けたリックは、殺し屋たちをかつてリックが働いていたことのある室内動物園へとおびき寄せます。地の利を活かしたリックは次々と殺し屋たちを片付け、過去の因縁に決着を着けます。事件解決後、寄りを戻したリックとマリアンヌは15年ぶりのバカンスを楽しみに出発しました。
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