釣りバカ日誌5の紹介:1992年日本映画。ハマちゃんの愛児 鯉太郎はもう少しで一歳。一人で動き回り目が離せません。そんな時ハマちゃんの母が上京。鯉太郎を母に預けて、みち子さんは同窓会に出かけます。ところが母がぎっくり腰になってしまい、ハマちゃんは鯉太郎をつれて会社に行くはめに。そこで、鯉太郎が行方不明になり、会社中が大騒ぎ。ハマちゃんは騒ぎの責任を取り、丹後半島のスッポン養殖場の係に転勤。ハマちゃんは、この丹後半島でみち子さんと鯉太郎と生活することを決断するが、寂しくなるスーさんはどうなるのか。
監督:栗山富夫 出演:西田敏行(浜崎伝助)、三國連太郎(鈴木一之助)、石田えり(浜崎みち子)、中本賢(太田八郎)、戸川純(恵)、乙羽信子(浜崎たき)ほか
映画「釣りバカ日誌5」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「釣りバカ日誌5」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「釣りバカ日誌5」解説
この解説記事には映画「釣りバカ日誌5」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
釣りバカ日誌5のネタバレあらすじ:起
ハマチャンとスーさんは、はっちゃんの船でハゼ釣りをしています。鯉太郎が生まれてハマちゃんは、泊まりがけの釣りはしなくなりました。不満なスーさんは、いつから釣りバカが親ばかになった、とぼやいています。ハマちゃんは鯉太郎が恋しくなり無理やり帰ろうとして、他の釣り人に殴られてしまいます。相変わらずお騒がせ人です。ハマちゃんが帰宅すると、みち子さんが鯉太郎がいなくなった!と飛び出してきます。ハマちゃんも驚いて探し回ります。すると、防波堤の端に鯉太郎がいます。亀を追いかけてそこまで行ったのです。ハマちゃん、はっちゃんを台にして鯉太郎をゲットしてこけてしまいます。その弾みで、他の釣り人が海に落ちてまた騒ぎです。鯉太郎は無事でほっとします。浜崎家で、ハマちゃんとスーさんが鯉太郎の子育てについて口論になります。みち子さんに叱られて二人とも大人しくなります。スーさんが帰った後いつものいちゃいちゃが始まりますが、鯉太郎に見られて、合体失敗。
釣りバカ日誌5のネタバレあらすじ:承
日が変わり、会社では三課が大忙しです。そこにみち子さんから、ハマちゃんに電話がかかります。ハマちゃんの田舎の母・たきが上京してきて電話が来たのだが、鯉太郎に気を取られ連絡が切れたと心配そうです。ハマちゃんは、心配ないと言って自分が居ない方が仕事がはかどると勝手なことを言って早退します。ハマちゃんが帰宅するとすぐにはっちゃんがたきを連れて入ってきます。たきは、来る途中でカラオケ屋で歌っていたのです。夜になりスーさんが来て、たきと言い争いをして帰ってしまいます。たきが留守番と鯉太郎の世話をするので、みち子さんは同窓会に出かけます。会社では、ハマちゃんが取引先の人を鈴木課長と待っていました。そこにはっちゃんから電話があります。たきがぎっくり腰になってしまい、病院に連れて行くけど、釣り船の仕事があるからすぐに帰れというものでした。ハマちゃんは、必ず会社に戻ってくる約束を課長にして帰宅します。帰宅すると、紐でくくられている鯉太郎を見つけます。しかたなく鯉太郎を背負い会社に戻りました。
釣りバカ日誌5のネタバレあらすじ:転
ハマちゃんと鈴木課長が取引先と話をする間、三課のみんなが鯉太郎の世話をします。女子社員が女同士で喧嘩を始めます。その騒動に紛れて、鯉太郎が部屋を出て行ってしまいます。ゆっくりと階段を上って行きます。鯉太郎のいなくなったことに気づいた三課のみんなは手分けして探します。ハマちゃんもそのことを聞いて、半狂乱になって鯉太郎を捜索します。一方、鯉太郎は、階段にオムツを落としてエレベーターに乗り、上に上がります。到着したのは社長室で、スーさんは鯉太郎を見てびっくりします。女性秘書に布のオムツを買いに行かせます。スーさんはすぐに佐々木課長に電話して、ハマちゃんに社長室に電話するように命じます。ハマちゃんは必死で探しているので佐々木課長の話が聞こえません。社長室では、女子秘書に代わり鯉太郎におむつをしてあげます。三課のみんなはどこを探しても見つからないのでエレベータに落ちたか、誘拐されたかと話している時、ヘトヘトになって戻って来たハマちゃんが、それを聞いて廊下に飛び出します。みんなもハマちゃんを追って部屋の外に出ます。パニックになったハマちゃんは非常ボタンを押してしまいます。会社中が大騒ぎになります。騒ぎの中、佐々木課長の’社長室に電話’という声がハマちゃんの耳に入ります。ハマちゃんは、はっと気づき、慌てて社長室に向かい、鯉太郎と再会します。スーさんは、鯉太郎を背負い、非難しようとしていました。三課のみんなは見つかったので喜びますが、社長室と気づいて出て行きます。ハマちゃんが自宅で、騒ぎの責任で丹後半島でスッポンの養殖の係に転勤になったことを報告します。たきは自分のせいだと謝ります。ハマちゃんが丹後半島のスッポン養殖場に到着します。前任の須本から仕事の方法とスッポンがとてもデリケートな動物だと教えてもらいます。そして、スッポン養殖の仕事が始まります。
釣りバカ日誌5の結末
ハマちゃんが家族を思い出している時に、みち子さんと鯉太郎が現れて驚きます。スーさんが二人を連れて来てくれたのです。スーさんは、てっきり釣り三昧していると思っていたら、ハマちゃんはホームシックで釣りをしていなかったのです。スーさんに誘われて、久しぶりにブリを釣ることにします。ハマちゃんはスーさんに竿を使わない、ブリのかったぐり釣りを教えます。ブリを釣った後、スーさんが、もう少しここで我慢してくれたら引き戻すと言うと、ハマちゃんは、ここで家族で暮らすと話します。自然の中で鯉太郎を育てたいハマちゃんの意思は固まっています。スーさんは寂しいけれど、半ばあきらめます。東京の浜崎家では、丹後半島に荷物を全部送りました。みち子さんがはっちゃんの車で送られる途中で、よろよろと亡霊のようなハマちゃんと出会います。ハマちゃんはスッポンが…と言いながらへたり込みます。会社では、スーさんが佐々木課長からスッポンがストレスで共食いして全滅したと聞きます。スッポンの養殖は取りやめになります。ハマちゃんの処分は消えて、元の三課に戻ることになります。浜崎家に向かうスーさんは嬉しそうです。浜崎家についたスーさんは、落ち込んでいるハマちゃんを元気づけます。ハマちゃんはなかなか元気にはなりません。荷物を送ってしまって何もないと言うハマちゃんに、スーさんはプレゼント作戦です。幻の酒と、鯉太郎に釣りのおもちゃを出します。釣りのおもちゃを挟んで、いつもの口争いが始まるのでした。
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