きのうの夜は…の紹介:1986年アメリカ映画。ダニーは恋人と別れて以来、恋に落ちることを忘れた独身男。独身を謳歌して楽しむ親友のバーニーに誘われたデートで出会ったデニーとその日のうちに一夜を共にしました。
監督:エドワード・ズウィック 出演:ロブ・ロウ、デミ・ムーア、ジェームズ・ベルーシ、エリザベス・パーキンス、ジョージ・ディセンゾ、ほか
映画「きのうの夜は…」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「きのうの夜は…」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
きのうの夜は…の予告編 動画
映画「きのうの夜は…」解説
この解説記事には映画「きのうの夜は…」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
きのうの夜は…のネタバレあらすじ:起
バーニーとダニーは同じ会社で働く親友同士。ダニーは堅実で穏やかな性格。バーニーはダニーとは正反対でいつも女の子を目で追ってしまうような男でした。ダニーは長く連れ添った彼女と別れたきり女性とデートもしなかったので、バーニーは見兼ねて友人同士でのパーティーを計画しました。バーニーのお気に入りだったジョーンは、ルームメイトのデニーを連れて現れました。バーニーとジョーンは同じタイプで意気投合し、ダニーとデニーは二人の勢いについていけず、二人を置いてバーを抜け出しました。ダニーとデニーはそのまま、一夜を共にします。
きのうの夜は…のネタバレあらすじ:承
その日以来、デニーとダニーは遊びに出かけては夜を共に過ごすという関係が続きました。お互い探り合いながらの関係でしたが、ある日ダニーはデニーとの関係は確かなものであると伝え、二人の交際がスタートしました。二人は幸せな日々を過ごす一方で、バーニーとジョーンも結ばれ幸せな暮らしがスタートしていました。デニーとダニーは同棲をはじめたころ、ダニーは仕事についての悩みを抱えていました。一方キャリアウーマンだったデニーに対しても複雑な気持ちを募らせていました。同棲をし、ペットを飼い、ゆくゆくは子供も欲しいと、デニーの将来設計が進む中でダニーは一度立ち止まってしまったのです。
きのうの夜は…のネタバレあらすじ:転
仕事も辞め、転職はうまく行かなかったので知り合いのバーで働きはじめました。昼夜逆転生活で、デニーともすれ違いの生活を送っていたある日、ダニーの元彼女がバーを訪れ、泥酔。仕方なくダニーの家へ運び入れたことがきっかけで、デニーとの仲は険悪なものになっていきました。サンクスギヴィングのパーティーは、デニーの同僚を呼び一緒にパーティーしようと張り切っていたデニーでしたが、その予定はダニーが泥酔して帰ってきたことでまた険悪なものになりました。どんどん溝が深まった二人は、デニーが出て行くことで同棲を解消しお互い距離を置くことにしました。
きのうの夜は…の結末
やはり一夜限りの関係で何も気持ちはなかったのだとデニーは傷つきました。親友カップルのジョーンとバーニーの関係も最悪なものになり、お互いに距離を取り合っていましたが、ある日、バーニーとジョーンが寄りを戻したことを知ったダニーはデニーのことを思い出していました。バーニーとジョーンのパーティーに招かれた二人は久しぶりに顔を合わせました。幸せそうな親友カップル二人を見て、何が幸せなのか自分たちの気持ちを確かめることができたダニーとデニーは再び寄りを戻すことを決意しました。
80年代にブラット・パックと呼ばれ、アメリカ映画業界で人気の中心だったデミ・ムーアとロブ・ロウの2人が共演した大人のラブ・ストーリー。ワンナイトのライトな関係から始まった2人がやがて同棲を始めるけど、トントン拍子とはいかず…。80年代の作品だけど、普遍的な男女の恋愛あるあるがたくさん詰まっていて、今観ても「あー、分かるワ〜。」と、共感する人も多いはず。キュンキュン甘いだけじゃない恋愛モノをお探しなら、ぜひオススメです。