超高層プロフェッショナルの紹介:1979年アメリカ映画。超高層ビルの建設ラッシュに沸く1970年代後半のニューヨークを舞台に、事故死した建設会社社長の遺志を継いだ作業員らが危険な作業に挑む姿を描いた作品です。
監督:スティーヴ・カーヴァー 出演者:リー・メジャース(マイク・キャットン)、ジェニファー・オニール(キャス・キャシディ)、アート・カーニー(ピグノーズ・モーラン)、ハリス・ユーリン(エディ・キャシディ)、ジョージ・ケネディ(ビッグ・ルー・キャシディ)ほか
映画「超高層プロフェッショナル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「超高層プロフェッショナル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「超高層プロフェッショナル」解説
この解説記事には映画「超高層プロフェッショナル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
超高層プロフェッショナルのネタバレあらすじ:起
アメリカ・ニューヨーク近郊に、この地域の新たなランドマークとすべく建設中の超高層ビル“ハイエス・プラザ・ビル”。鉄骨組立てを請負う建築会社の社長ルー・キャシディ(ジョージ・ケネディ)は自ら建築現場に向かい、作業員らと共に危険な最上階付近で自ら溶接作業を行っていました。鉄材運搬を請負うルーの弟エディ(ハリス・ユーリン)は、隙あらば兄の仕事を奪おうと虎視眈々とその機会をうかがっていました。部下思いで昔ながらの職人気質なルーは金のことしか頭にないエディを無視、いつものように陣頭指揮を取りながら作業していましたが、溶接用の酸素ボンベが突然爆発、ルーは作業員に指示を出したその時、近くのタンクが爆発し、爆風に吹き飛ばされたルーは転落して死亡してしまいました。
超高層プロフェッショナルのネタバレあらすじ:承
ルーの葬式の日、喪主を務めたルーの一人娘キャス(ジェニファー・オニール)は父の遺した仕事を引き継ぐ決意を固めました。しかし、あと3週間以内に9階分の鉄骨を組み上げなければ、ビル施行の権利は自動的にエディの手に渡ってしまいます。是が非でもそれだけは阻止したいキャスは父が信頼を寄せていた鉄骨工チーフのピグノーズ(アート・カーニー)に相談しました。ピグノーズはわずか3週間での作業は危険すぎて不可能に近いと断じましたが、伝説的な腕前を持つ鉄骨職人だったマイク・キャットン(リー・メジャース)の力を借りればなんとかなるかもしれないと提案しました。マイクはこの時既に職人を引退して長距離トラックの運転手をしており、キャスの必死の願いに最初は返事を渋ったマイクも亡きルーのために一肌脱ぐ決意を固めました。
超高層プロフェッショナルのネタバレあらすじ:転
マイクは各地に散らばっていたかつての仲間たちに再集結を呼びかけ、チェロキー(ロバート・テッシア)、バレンチノ(テリー・キサール)、ダンサー(リチャード・リンチ)、タンク(アルバート・サルミ)、キッド(ベン・マーレイ)、サーファー(ハンター・フォン・リール)、ライオネル(ロジャー・モズレー)といったプロフェッショナルたちが集まってきました。伝説の職人たちの集結に現場は活気付きましたが、何としてでも権利の欲しいエディは執拗な妨害を仕掛けてきました。
超高層プロフェッショナルの結末
エディ一味の妨害、悪天候、そしてマイクが職人を引退するきっかけとなった高所恐怖症が仲間たちに発覚してしまい一触即発となりながらも、マイクたちは力を合わせて急ピッチで作業を進めていきました。そして期限は翌日正午に迫り、マイクたちは徹夜で休みなく作業を続け、3台のヘリコプターで最上階まで鉄骨を運ぶ作業に着手しました。そこにエディの部下らが妨害すべく鉄骨をよじ登り、ヘリコプターを阻止しようとしましたが、エディ一味がエレベーターに乗り込んだのを確認したピグノーズはスイッチを壊して足止めにし、邪魔なエディの乗った車の上に鉄骨を落下させました。そしてマイクも高所恐怖症をおして最上階に登り、遂に期限までに最後の鉄骨が完成、男たちは最上階に星条旗を掲げて作業の完成を喜びました。
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