フランシス・ハの紹介:2012年アメリカ映画。ニューヨークで友人とルームシェアしながら夢を追いかける生活というだけで、若かりし頃を懐かしむことのできる作品。楽しいだけでは成り立たないが、フランシスはとても魅力的。生活することと成功することを一致させることは難しいが、夢は広い角度から観るときっと何か違う発見もできるし、一方的にしゃべるだけでなく、たくさんの人の声も聞くとどこかに答えがあるのではないかと感じる作品です。
監督:ノア・バームバック 出演:グレタ・ガーウィグ(フランシス)、ミッキー・サムナー(ソフィー)、アダム・ドライヴァー(レヴ)、マイケル・ゼゲン(ベンジー)、パトリック・ヒューシンガー(パッチ)、ほか
映画「フランシス・ハ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フランシス・ハ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
フランシスハの予告編 動画
映画「フランシス・ハ」解説
この解説記事には映画「フランシス・ハ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フランシスハのネタバレあらすじ:起
大学の親友ソフィとルームシェアしながらニューヨークに住むフランシス。彼女はダンサーの研修生なので、ソフィに多少助けてもらいながらも楽しい毎日を過ごしていました。
ある日、フランシスは彼氏に「一緒に住もう」と言われますが、ソフィとの暮らしを捨てることができず、それが引き金となり破局することになりました。
しかし、ソフィは別の友だちとルームシェアすることになり、ソフィとのアパートは引き払うことになり、フランシスは住む場所を失いました。
フランシスハのネタバレあらすじ:承
友だちになったレヴとベンジーのアパートに空きがあると聞き、ルームシェアさせてもらうことになったフランシス。研修生の身なのでクリスマスのダンサーの団員になれる見込みがあるので、その時まで家賃を下げてもらい、共同生活をはじめました。
しかし、フランシスを待ちかまえていた答えは、クリスマスのダンサー選考からの落選、そして、踊るより指導のほうが向いているのではないかとの提案でした。
ソフィは恋も仕事も順調で、フランシスとはどんどん離れていきます。ソフィを失うことを恐れ、ソフィの彼氏に八つ当たりしたり、友だちにもソフィのことを悪くいってみたり、焦りのでてきたフランシスは心で思う行動とは違った行動をとってしまいます。
フランシスハのネタバレあらすじ:転
クリスマス公演からもれたフランシスは、実家に戻り、その後、知り合った友だち夫婦の別宅のあるパリへ思い付きで出かけます。友人の別宅を借り、パリに住む友人と再会しようにも連絡が取れず、会うことも出来ずに帰国するフランシス。
帰国後に研修生として所属していたオフィスから事務職の勧めを受けますが、ダンサーとして成功したい彼女はこの話を断りました。
しかし、実際はお金もないので住む場所もなく、母校の職員として住む場所を与えてもらいながらの生活をしていました。たまたま母校でソフィに会い、彼女が結婚することを聞きます。
その日、泥酔したソフィがフランシスの部屋へ泊りに来ます。昔のように話をしながら狭いベッドで二人仲良く過ごしました。しかし、フランシスが目を覚ますと挨拶もなく、ソフィは帰ってしまいました。
フランシスハの結末
フランシスはまたニューヨークへ向かいます。今度は自分の生活のために働き始めます。彼女は事務仕事をしながら振り付けを人に教え、自らが舞台に立つのではなく、演出を手掛け舞台での成功を収めました。
彼女の手掛けた公演には過去のルームメイトたちも駆けつけてくれました。そしてフランシスはもう誰ともルームシェアせずに、ひとりでアパートに住めるようになりました。
以上、映画「フランシス・ハ」のあらすじと結末でした。
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