オブザーブ・アンド・レポートの紹介:2009年アメリカ映画。ショッピングモールに勤める警備員(自称・警察官志望)が警察と張り合いながら露出狂を追いかけるというストーリー。コメディ作品ながらも、主人公が自分なりの型破りな方法で夢を叶えていく過程は想定外の清々しさアリ。
監督:ジョディ・ヒル 出演:セス・ローゲン(ロニー・バーンハート)、アンナ・ファリス(ブランディ)、マイケル・ペーニャ、レイ・リオッタ、セリア・ウェストン、ほか
映画「オブザーブ・アンド・レポート」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「オブザーブ・アンド・レポート」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「オブザーブ・アンド・レポート」解説
この解説記事には映画「オブザーブ・アンド・レポート」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オブザーブアンドレポートのネタバレあらすじ:起
主人公は、ショッピングモールで警備員として働くものの警察官になることを夢見ているロニー・バーンハート。このモールにて、裸の上にトレンチコートを着て、女性に局部を晒す露出狂が現れる。ロニーが想いを寄せる、メイク売り場のブランディも被害に遭ってしまう。犯人逮捕への気持ちが強まるロニー。夜中のモールに強盗が発生。ロニーと折り合いの悪い黒人店員に「お前が犯人に違いない!」と決めつけ、ファックユーの言い合いに。事件が重なり、警察がやってきた。担当はハリソン刑事だ。ロニーはハリソン刑事に敵対感を表し「自分が警察官になる」と決める。そして警察署に飛び込み、「警察官になるにはどうしたらいい?」と言い出すのだった。
オブザーブアンドレポートのネタバレあらすじ:承
ハリソン刑事の車に忍び込み、「体験ツアーに案内しろ!」と怒鳴るロニー。一般市民の権利として、警察パトロール体験ツアーというものが存在する。仕方なく付き合うハリソン。腹いせに危険地帯にロニーを置いて車で逃走する。置いて行かれたロニーに子どもギャングが「コカインいる?」と声をかける。「逮捕する!」とハートはすっかり警察モードのロニー。子どもギャングのパパが登場し、銃口を向けられてしまう。どうするロニー?!「お情けを…」と跪くが、それはフェイク。隠し持っていた警棒を取り出し、ギャング一味6人を華麗に退治。コカイン売買をしていた子どもギャングを警察署に連れていく。ハリソンに「俺をだましたんだろ?ありがとう、俺が警察官になるか素質を試してくれて」とハリソンの嫌味にも気づいていないのだった。
オブザーブアンドレポートのネタバレあらすじ:転
警察学校で訓練に励むロニー。ブランディに無理やりデートの約束を取り付ける。デート当日、すっかり約束を忘れ帰宅すると夜中にも関わらず花束を持って待っているロニー。仕方なく付き合うブランディだったが、精神安定剤を飲むロニーを見て「こいつ(ロニー)は使える」と薬を貰う。テキーラ一気飲みの後、バイクで送ってもらったため嘔吐するブランディ。吐いて気持ち悪いから「ミントある?」と聞くも「そんなの気にしないよ」とキスするロニー。2人は部屋に入っていく。警察官になるための心理テストを受ける。「うつなどの病気ですか?」と聞かれ「軽いそううつ病だ」と答えるロニー。自分の妄想を語るも、それは警察官になるにはあり得ない妄想で、試験監督もしかめ面。それに気づかないロニーは仕事をやめ、同僚はロニーを送る会を開く。毎日、従業員なら1杯無料のコーヒーを飲むのが日課のロニー。店員は脚を怪我してギプスしている新人のネル。脚の不自由さを店長にバカにされていると明かすと、店長たちをやっつけるロニー。
オブザーブアンドレポートの結末
警備員の同僚だったデニスが実は強盗事件の犯人だった。しかし逃走されてしまう。なんとか露出狂だけは捕まえようと私服刑事を気取ってみるが、周りからはバレバレ。捜査中に、一方的に恋人だと思っているブランディが行きずりの男とカーセックスするのを目撃してしまう。翌日、売り場で大暴れ。さすがの店側も警察を呼ぶ。反抗するロニー。ハリソン刑事と一騎打ちするも、逮捕され投獄されてしまう。今度は一般客としてモールに訪れてみる。ネルの脚の怪我は治っていた。ネルからロニーにキスされた瞬間、再び現れる露出狂!追いかけるロニー。ブランディの元に駆け寄る犯人を突然、銃で撃ってしまう。しかし急所は外していた。支配人から手錠を貰い、ブランディからも感謝の言葉を受けるが「節操ない女は嫌いだ!誰でもいいからヤリたければブランディがいるぞ!こいつはそういう女だ」と言い放つのだった。血だらけの犯人を警察に連行し、「俺の人生に警察バッジと銃なんて必要ない!」と豪語する。ラストではネルと付き合う事となるも、ロニーはロニーのまま相変わらずの調子でそのままエンディングとなる。
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