エディ・レッドメイン アンダーテイカー 葬る男と4つの事件の紹介:2009年アメリカ映画。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のエディ・レッドメイン主演のヒューマンドラマです。葬儀屋(アンダーテイカー)の男とストリッパーの女との出会いを軸とする4人の登場人物のエピソードが同時進行で描かれていきます。
監督:ティモシー・リン・ブイ 出演者:エディ・レッドメイン(クワーティ・ドゥーリトル)、ジェシカ・ビール(ローズ・ジョニー)、レイ・リオッタ(ジャック・ドーニー)、フォレスト・ウィテカー(チャーリー)、パトリック・スウェイジ(ベルベット・ラリー)ほか
映画「アンダーテイカー 葬る男と4つの事件」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アンダーテイカー 葬る男と4つの事件」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「アンダーテイカー 葬る男と4つの事件」解説
この解説記事には映画「アンダーテイカー 葬る男と4つの事件」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エディ・レッドメイン アンダーテイカー 葬る男と4つの事件のネタバレあらすじ:起
クリスマス間近のアメリカ・ロサンゼルス。葬儀屋(アンダーテイカー)の男、クワーティ・ドゥーリトル(エディ・レッドメイン)は霊柩車を運転中に一匹の犬を撥ねてしまいます。幸いにも犬は軽傷で、クワーティは犬を“ラッキー”と名付けて飼うことにしました。その頃、ローズ・ジョニー(ジェシカ・ビール)は行方不明になった愛犬ルディを探していました。ローズは夫と離婚しており、植物状態に陥っている息子ビリー(チャンドラー・カンタベリー)の高額な治療費を稼ぐためにストリッパーとして働いていました。そんなローズの将来の夢はフランス・パリで暮らすことでした。妻を交通事故で亡くした初老の男チャーリー(フォレスト・ウィテカー)は生きる意味を見失っていました。チャーリーはゲイのレクサス(アレハンドロ・ロメロ)に自殺の幇助を依頼するも断られました。ローズの実の父である刑務所帰りのジャック・ドーニー(レイ・リオッタ)は旧知の仲であるストリップクラブの経営者ベルベット(パトリック・スウェイジ)からローズがベルベットのクラブで働いていると聞かされ、何とかして接触を持とうと考えていました。実はジャックは末期の胃ガンを患っており、余命幾ばくもないのです。
エディ・レッドメイン アンダーテイカー 葬る男と4つの事件のネタバレあらすじ:承
チャーリーはクワーティの元を訪れ、5万ドルで棺を買うから自分を殺してくれと頼みますがもちろん断られました。その足で行きつけのレストランに行ったチャーリーは、去年離婚したばかりだというウエイトレスのサリー(リサ・クドロー)と知り合いました。チャーリーは思い切ってサリーを誘いましたが、サリーは元夫からやり直したいと言われており、元夫と会うサリーの姿に落胆を隠せませんでした。その後、チャーリーはレクサスに車を盗まれ、その後を追いました。ジャックはローズに会うためクラブを訪れ、1千ドルを払えば受けられる個室サービスでローズを指名しました。ローズは亡き母から父は死んだと聞かされており、ジャックとは面識がありません。ローズがパリに行きたがっていると知ったジャックは、彼女のためにパリ行きの航空券を用意しました。その頃、ラッキーの散歩をしていたクワーティは、犬探しの張り紙でラッキーがローズの愛犬ルディであることを知り、元の飼い主に返そうと思い立ちました。
エディ・レッドメイン アンダーテイカー 葬る男と4つの事件のネタバレあらすじ:転
ジャックが自分の父だと知ったローズは激怒してクラブから追い出し、その足で病院のビリーの元に向かいました。ビリーの容態はかなり悪化しており、ローズの後を密かに追ったジャックはビリーの存在を知り、密かに病院にビリーの治療費を支払いました。クリスマスイブの前日、クワーティはローズに連絡を入れ、犬を返しました。実は童貞のクワーティはローズに心を惹かれ、ローズもまたクワーティに何か惹かれるものを感じました。クワーティはローズを家に泊めましたが何の進展もないままクリスマスイブの日を迎えました。ローズは忽然と姿を消し、後を追ったクワーティはローズがストリッパーであることを知ります。それでもクワーティは思い切ってローズに告白、互いの境遇を理解し合った二人は結ばれました。一方、車を盗んだレクサスを見つけたチャーリーは銃を突きつけましたが、チャーリーが妻を亡くしていたことを知ったレクサスは「今ならばあなたが殺してくれと言った理由が分かる。昔、私もある男を愛したが、彼は女を選んだ」と言い残して拳銃自殺しました。
エディ・レッドメイン アンダーテイカー 葬る男と4つの事件の結末
ビリーはいよいよ危篤状態に陥り、ジャックはローズを探してイブの街を彷徨い歩きましたが、ビリーはそのまま帰らぬ人となりました。そしてクリスマスの日、ジャックはストリップクラブ付近で雪に埋もれて死んでいるのが発見されました。チャーリーは夢の中で亡き妻ダイアナ(サナ・レイサン)と会い、彼女からまだあなたはあの世に行く時ではないと諭されました。目が覚めたチャーリーはその後、サリーからやはり元夫とは寄りを戻すことはできなかったと告げられ、チャーリーはサリーから自宅に誘われました。ビリーの死を知ったローズは、治療費全額をジャックが支払ってくれたこと、そしてパリ行きの航空券を用意してくれていたことを知ります。クワーティはローズがストリップクラブを辞めたことを知り、失恋したと思いましたが、チャリティーイベントで人形劇をしているところにローズが現れ、クワーティにパリ行きを誘いました。
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