チェイサーの紹介:2017年アメリカ映画。オスカー女優ハル・ベリーが制作と主演を務めたアクション・スリラーです。愛する我が子を何者かに誘拐されたシングルマザーが、警察などの力を借りずに自力で我が子を取り戻そうと駆け回ります。
監督:ルイス・プリエト 出演者:ハル・ベリー(カーラ・ダイソン)、セイジ・コレア(フランキー・ダイソン)、リュー・テンプル(テレンス・“テリー”・ヴィッキー)、クリス・マクギン(マーゴ・ヴィッキー)、ジェイソン・ウィンストン・ジョージ(デヴィッド)ほか
映画「チェイサー(2017年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「チェイサー(2017年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
チェイサーの予告編 動画
映画「チェイサー(2017年)」解説
この解説記事には映画「チェイサー(2017年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
チェイサーのネタバレあらすじ:起
夫と離婚し、シングルマザーとなったカーラ・ダイソン(ハル・ベリー)は、レストランでウェイトレスとして働きながら6歳になる息子のフランキー(セイジ・コレア)を育てていました。二人は大変仲の良い親子でしたが、元夫とのフランキーの親権を巡る裁判は今もなお続いていました。そんなある日、フランキーを連れて外出していたカーラは親権裁判の件で弁護士から電話を受け、ほんの少し目を離したその隙に二人組の男女によって誘拐され、車に乗せられ連れ去られてしまいました。カーラは急いで車を追いますが、その際に携帯電話を落としてしまい、警察への通報ができなくなってしまいました。それでも誘拐犯の男テレンス(リュー・テンプル)と女マーゴ(クリス・マクギン)に追いすがったカーラは身代金として1万ドルを要求されました。
チェイサーのネタバレあらすじ:承
カーラはたまたま居合わせた白バイの警官に誘拐の件を知らせようとしましたが、誘拐犯の車はその白バイを転倒させて逃走しました。車でテレンスを追うカーラにマーゴが襲い掛かり、カーラはマーゴを車から突き落として追跡しますが見失ってしまいます。近くの警察署に駆け込んだカーラは、そこに貼られていた数多くの行方不明の子供たちの写真を見て警察は当てにならないと考え、自力でフランキーを助け出そうと決意しました。そんな時、駐車場を猛スピードで爆走する車を見かけたカーラはそれがテレンスであると気付き、すぐさま追跡したところ、テレンスの車は木に追突、テレンスはフランキーの居場所を語らぬまま絶命しました。
チェイサーのネタバレあらすじ:転
カーラはテレンスの免許証から住所を突き止め、そこでマーゴが誰かと電話をしている様子を目撃しました。どうやらテレンスとマーゴは夫婦だったようで、これからフランキーのところへ行く模様でした。カーラはすぐさま警察に通報し、警官があと7~15分で現場に到着すると知らされました。カーラは納屋に忍び込み、そこでフランキーを発見し、無事救出しました。そこには、フランキーの他にも2人の誘拐された少女が監禁されていました。カーラはひとまずフランキーを連れて脱走しますが、脱走に気付いたマーゴがすぐさま二人を追いかけてきました。カーラはフランキーに銃を向けたマーゴを倒して近くの湖に引きずり込み溺死させました。
チェイサーの結末
カーラは残された2人の少女を救出するため納屋へ戻ると、そこに騒ぎを聞きつけた隣人のデル(カーティス・ベッドフォード)が駆け付けてきました。カーラはデルに、テレンスとマーゴの誘拐の件を話しますが、デルは10年以上前からテレンスらのことは知っていると驚きの表情を見せました。しかし、デルの言動に不信感を抱いたカーラはデルもまた誘拐犯の一味であることを見破り、デルの頭にシャベルを振り下ろして倒しました。そして警察が駆け付け、カーラや少女たちは無事保護されました。その後の捜査により、テレンスやマーゴ、デルは国際的な誘拐組織の一員であったことが判明、彼らが4ヶ国で子供を誘拐していたことが明らかになりました。
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