キス&キルの紹介:2010年アメリカ映画。お嬢様のジェン(キャサリン・ハイグル)は、旅行先の南フランスで理想の男性スペンサー(アシュトン・カッチャー)と出会い、あっという間に結婚してしまう。郊外で幸せな新婚生活をスタートさせるジェンだったが、スペンサーがすご腕の元CIAのエージェントだったため一緒に命を狙われ、銃を手にして戦うハメになってしまう。
監督:ロバート・ルケティック 出演:アシュトン・カッチャー(スペンサー・エイムス)、キャサリン・ハイグル(ジェン・コーンフェルド)、トム・セレック(ミスター・コーンフェルド)、キャサリン・オハラ(ミセス・コーンフェルド)、ほか
映画「キス&キル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キス&キル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
キス&キルの予告編 動画
映画「キス&キル」解説
この解説記事には映画「キス&キル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
【冒頭】
南フランスへ旅行中のお金持ち3人の親子の会話から始まる。最近彼氏と別れた主人公のジェーン(キャサリン・ハイグル)はスタイル・ルックス共にまさに、パーフェクトガイの男性スペンサー(アシュトン・カッチャー)と出会い、恋に落ちる。スペンサーは凄腕の殺し屋として南フランスに任務に来ていたのだが、彼もまたジェーンに恋に落ち、普通の生活を求め殺し屋を辞めることを決意し、上司から反対されるもきっぱりと辞めた。その後、スペンサーがジェーンに殺し屋だと打ち明けるチャンスはあったものの結局打ち明けることが出来ないまま、恋に落ちた2人は順調に結婚。と、冒頭時点での展開が早く、視聴者にとっては軽快なテンポだったように思う。だが一部の視聴者にとってはその展開の仕方が「雑」だとの意見も多いようで「訳がわからない」との意見もある。だが、展開が遅くじれったい映画よりも展開が早い方が目を離せないと感じるので疲れないようにも思う。
【懸賞金】
その後結婚して2年、幸せな生活を送っていた2人。仕事も順調で、近所の友人・仕事仲間とも仲の良い雰囲気が次々と映し出される。だがそんな平凡な日々を送っていたスペンサーに、殺し屋時代の元上司から突然連絡が入る。その後スペンサーに二千万ドルもの懸賞金がかけられ、次々に近所の友人や仕事仲間から殺されかける。ここから急激にアクション映画に移り変わっていく。2人で逃亡しながら次々に襲ってくる相手を殺していくその数には驚かされた。
【結末】
だが逃亡中ジェーンの妊娠が発覚。その後逃亡の用意をする為一旦自宅に帰った2人はジェーンの両親に会い、懸賞金をかけたのはジェーンの父親だと知り、父親もまた、熟練の殺し屋だった。その後、子供と孫の為誤解を解きその戦争を終わらせた。この映画はアクションも多いが、全体的にはラブコメの印象が強かった。アクション・夫婦喧嘩の様子などもどこか「Mr.&Mrs.スミス」を思わせる内容だが、そちらよりは恋愛が多めの内容だったようにも思う。父親も夫も殺し屋だとは知らなかったジェーンだが、その父親の影響も少なからずあるように思わせる肝の据わった様子は殺し屋よりも強く見え、女性の強さも映し出されているように見えた。2回見ても、懸賞金狙いの為の付き合いだった友人たちの様子も改めて見えるのでおもしろい。テンポも良く、殺し屋という職業とはかけ離れた日常の生活も融合されているので大変見やすい映画だと思う。
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