ラスト・シフト/最期の夜勤の紹介:2014年アメリカ映画。新任の女性警察官が初めて任された任務。それは取り壊しが決まっている旧庁舎の夜間警備だった。そこで彼女は身の毛もよだつ恐ろしい経験をする。
監督アンソニー・ディブラシ 出演:ジュリアナ・ハーカヴィ(ジェシカ・ローレン)、ジョシュア・ミケル(ジョン・マイケル・ペイモン)、J・ラローズ(パトリック・ブラック)、ナタリー・ヴィクトリア(マリゴールド)、ハンク・ストーン(コーエン巡査部長)ほか
映画「ラスト・シフト/最期の夜勤」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラスト・シフト/最期の夜勤」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ラスト・シフト/最期の夜勤の予告編 動画
映画「ラスト・シフト/最期の夜勤」解説
この解説記事には映画「ラスト・シフト/最期の夜勤」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラスト・シフト/最期の夜勤のネタバレあらすじ:起
若い女性警察官ジェシカの初めての勤務は取り壊しが決まっている旧庁舎の夜間の警備でした。警備員でいいのでは?と疑問に思った彼女でしたが、手違いで館内に押収物が残って入り 引き取り業者が来るのでと言いくるめられ、渋々納得します。彼女の身を案じ、母からは何度も心配の電話が鳴ります。何故なら彼女に父も元警察官で殉職していたからです。コーエン巡査部長から簡単に館内を案内され、午後10時から午前四時の間に廃棄業者が来るので、押収物を渡すように指示され彼女は一人旧庁舎に残されました。電話は転送済みである事や新庁舎やコーエン巡査部長の連絡先など伝え、彼は去りました。その時彼は念を押すように言ったのです。「留置所には近付くな。」警察の心得を読みながら時間を潰すジェシカ。たまにちらつく蛍光灯が気になります。そんな彼女を元へ助けを求める電話が入ります。詳しい事情は聞き取ることが出来なかったのですが、新庁舎へ連絡を入れましたが、転送漏れはないと言い放たれます。午後10頃玄関がノックされたので、向かった彼女ですが、外には誰もいません。しかし振り返るとホームレス風の男性が。彼女は警棒で外へ追い出しました。ロッカー室を見回っていた時、一つのロッカーに鍵が差さっているのを見付けます。中には子供らしき幼い少女の写真が。父を思い出し微笑んだジェシカでしたが、ロッカーを閉めると全てのロッカーが開いていたのです。不気味に思いながら事務所に戻るとまた先程の女性から助けを求める電話が。「モニカ」という名前だけわかりました。少女は怯えたまま電話が切れました。その後すぐ電話がかかってきて彼女かと思いましたが、それは業者からで到着が遅れるというものでした。
ラスト・シフト/最期の夜勤のネタバレあらすじ:承
改めて新庁舎に相談したジェシカだが、旧庁舎からは逆探知は無理で、恐らく直通電話にかかってきているのだとアドバイスを貰い、次は911を勧めるように言われます。改めて本を読んでいると、館内の奥から大きな音が。向かうとそこではキャビネットが倒れていました。侵入者の存在を感じたジェシカは警戒し、辺りを散策したところ先程のホームレスがいました。彼女はホームレスを留置所に監禁しました。何故か無線は通じず、何か歌のようなものだけが聞こえてきました。留置所に閉じ込めたとその時でした。停電が起き、彼女も一緒に閉じ込められてしまいます。そして外に女の人の影を見ます。窓を割ろうとしたら一瞬だけ血まみれの女の顔が見えます。「生きて出たい?」そう繰り返し言う女の声が聞こえてきた時、電気が復旧します。気持ちを静める為、彼女は警官の心得をつぶやきながら事務所へ向かいます。事務所に戻ると天井に「SOW(メスブタ)」の文字が。ジェシカは慌てて戸締りを確認し始めます。裏口を確認した時、そこには娼婦のような女性が煙草を吸っていました。彼女はマリゴールドと名乗り、この庁舎で起きたペイモン事件の話をします。幼女を複数殺し、庁舎で自殺したペイモンとその信者。そしてジェシカの父が殉職したのがこのペイモン事件でした。裏口を閉め、見回りを続けるとテレビが点いていました。そこに写ったのはペイモンでした。悪魔崇拝についてたるペイモン。「お前に会いに行くよ」そこでテレビは消えました。怯えたジェシカでしたが事務所の電話が鳴り、戻ります。
ラスト・シフト/最期の夜勤のネタバレあらすじ:転
電話はモニカからでした。彼女は17歳でペイモンを知っているというのです。新庁舎に改めて電話をし、悪魔崇拝者の残党がまだ悪さをしているのでは?と尋ねますが、全員監視下にあるので大丈夫と告げ、電話に出た彼は自分の電話番号をジェシカに伝えました。そして館内から口笛が聞こえてきたので、ジェシカは確認に行きました。そこには椅子が一つあるだけで、一瞬目をそらし、再度その部屋を見たら多数の椅子が積み重なっていました。ジェシカはこれが先輩の新人いびりだと思い込み開き直ります。そこへ来客を告げるブザーが鳴りました。そこにいたのはプライス巡査でジェシカが心配で様子を見に来たと告げます。プライス巡査も父と同じ現場におり、尊敬していたと彼女に伝えます。何かあったら連絡をくれと振り返った彼の後頭部が銃で撃たれたようにごっそりありませんでした。机に戻ったジェシカですが幻聴や幻覚がはっきり聞こえます。少女たちの声や床を引きずられ浮遊する死体。そしてホームレスが騒ぎ出したので、留置所に向かうとその背後には3人の首つり死体。更衣室では数人の少女が歌を歌っていたと思ったら消えたりとジェシカは完全に混乱していました。コーエンに助けを求めますが相手にしてもらえず、彼女は新庁舎へ連絡し、外の車で待つことにしました。その時また事務所の電話が鳴りました。モニカでした。彼女はカーマイケル・ロードまで逃げてきたという情報をくれ、すぐ新庁舎に電話しましたが、モニカという少女は既に亡くなって入り、ペイモン事件の最後の犠牲者だと告げられます。
ラスト・シフト/最期の夜勤の結末
そしてジェシカは驚きの事実を知ります。旧庁舎の取り壊しは老朽化では無い事、そしてペイモン達が自殺してから異常な現象が起きたため、取り壊しが決まったというものでした。ジェシカが体験したものでした。電話中彼女の頭上から一枚の写真が。それは彼女と父の写真でした。そして廊下にはペイモン事件の犠牲者たちの写真が無数にあり、燃え始め、ジェシカは気絶します。目覚めると写真はありませんでした。母からの着信がありましたが、人影が見えてそれを追っていたら彼女は殴られて気絶します。目覚めた彼女の前にいたのはペイモンの信者で彼女の前で拳銃自殺します。そして事務所の電話がけたたましくなりました。それはモニカでした。「見付かっちゃった」そういうモニカでしたが、ふと机の下に目を向けると撲殺されたモニカの亡霊が。逃げ出すモニカですが扉は開かず、防弾仕様でした。電話をかけると父に繋がりました。「俺を殺したやつがいる、対処しろ」そう言われ、多々戦う決意をしたジェシカ。三人の人影を捕え、一人ずつ射殺していきます。三人目を撃った時に、ジェシカも胸を撃たれました。時間は午前四時。ジェシカを撃ったのはコーエン巡査部長。そしてジェシカが撃ったのは回収業者の人達でした。息絶えようとするジェシカをペイモン達が迎えに来ます。
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