映画「トランス・ミッション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
トランス・ミッションの紹介：2007年デンマーク映画。初老の男が盗んだブラックマドンナという貴重な絵画を、逃げる途中で娘のマリアに送ったことから、マフィアに捕まった父を助けるためにポーランドに向かうマリアでした。しかし一緒に来るはめになった刑事と、マリアを追う泥棒たちとマフィアの手下との間でドタバタ劇を繰り返す・・・というアクションコメディ映画です。
監督：ラッセ・スパング・オルセン 出演者：ツヴァ・ノヴォトニー（マリア）、モーテン・グルンワルド（クルト）、アンダース・W・ベアテルセン（グスタブ）、アンジェイ・ショパ（イゴール）ほか
この解説記事には映画「トランス・ミッション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
夜ストリップバーで働くマリアは大学生でした。その日も顔見知りの客がいて、馬鹿にされた為仕事を放って帰りました。マリアの父親のクルトは泥棒で生計を立てていました。３人で輸送中のブラックマドンナという絵画を盗む計画でした。予定通り輸送車を止めクルトがトラックの荷台に乗り込みブラックマドンナを探していると、白バイが立ち寄り、荷台を調べようとしたため、トラックを走らせ逃げました。そのころ刑事のグスタブは婚約者と会っていました。婚約者は仕事優先のグスタブに不満を漏らしました。仕事より君を優先すると言ったグスタブでしたが、目の前で絵画泥棒との銃撃戦が始まり、婚約者を置き去りにして銃撃戦に参加しました。これにより運転席に乗った二人と、マリアの父のクルトは別々になりました。警官に追われるクルトは、ブラックマドンナをマリアの部屋に郵送し、警察に捕まるも証拠不十分とアリバイがあって釈放されました。
マリアの部屋に荷物が届きました。釈放されたクルトはマフィアのイゴールの手下に拉致されました。クルトがマリアに電話しますが、マリアは真剣に取り合いません。しかしニュースでブラックマドンナという宝物のような絵画が盗まれたとの報道を聞き、クルトと話をしました。クルトはイゴールに絵画を売る約束をし、イゴールの手下が取り行くと言いました。しかしやってきたのはグスタブでした。警察だと言うグスタブでしたが、銃撃戦で警察手帳を取り上げられ停職中の為、手帳が無いと言うとスタンガンで襲われ、マリアに手錠で拘束されました。刑事を見かけたイゴールの手下は引き換えし、怒ったイゴールが船でポーランドに向かいました。再びクルトに電話すると、ポーランドの港までフェリーで持ってこないと殺されると言いました。１万ドルで引き受けたマリアはパソコンでフェリーの時間を見ていると、クルトの仲間の泥棒の２人が銃を持って襲ってきました。二人をスタンガンで退治し、グスタブの手錠を外しフェリーに向かいました。しかしパソコンのフェリーの情報を見た二人はマリアを追いました。
フェリーに乗ったマリアでしたが、非常用のボートの中に隠れて寝ました。グスタブも一緒に眠りました。ポーランドに着くと、警察と二人組は降り口で見張っていました。マリアは海に飛び込みました。追ってグスタブも飛び込みました。今度はイゴールに雇われたインターポールのクンツが襲ってきました。隙を見てクンツの車を奪って逃げましたが、今度は二人組がトラックで襲ってきました。やっとの思いで逃げ切った二人でしたが、再びクンツに襲われ、車とブラックマドンナを奪われました。セスナを見つけたマリアはセスナに乗せてもらいクンツを追い、ブラックマドンナを取り返しますが、セスナは溜池に不時着しました。その村でグスタブは人気歌手と間違われ大歓迎を受けました。その夜マリアとグスタブは結ばれました。翌朝クンツに銃を突き付けられマリアは連れ去られました。船に乗ると二人組が襲撃してきましたが、イゴールの手下らに撃ち殺されました。
イゴールの情夫のおばさんが、ブラックマドンナを奪い、クルトと共にマリアを船底に閉じ込めました。残されたグスタブは小舟でイゴールの船に向かいました。そして船に乗ると情夫を突き落とし、マリアとクルトを助けました。そこに情夫がやって来てグスタブは肩を撃たれました。マリアとクルトを射殺しようとした時、倒れて死んだふりをしていたグスタフが釘鉄砲で情夫を撃ち、事件を解決させました。そしてグスタブはクルトを逃がし、マリアをブラックマドンナの発見者にしました。その後ブラックマドンナは教会に飾られていましたマリアとクルトが教会にいました。クルトは泥棒を止めるといい、立ち去りました。そして教会にグスタフがマリアを迎えにやって来ました。
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