50回目のファーストキスの紹介:2018年日本映画。2004年公開のハリウッド映画「50回目のファースト・キス」を、山田孝之と長澤まさみのダブル主演でリメイクしたラブストーリーです。舞台はオリジナル版同様ハワイのままで、新しい記憶は一晩で消えてしまう記憶障害の女性と、彼女に心を奪われて何度もアプローチする駆け出し研究者の青年との恋愛を描きます。
監督:福田雄一 出演者:山田孝之(弓削大輔)、長澤まさみ(藤島瑠衣)、ムロツヨシ(ウーラ山崎)、勝矢(味方和彦)、太賀(藤島慎太郎)、山崎紘菜(高頭すみれ)、大和田伸也(名取医師)、佐藤二朗(藤島健太)ほか
映画「50回目のファーストキス(2018日本)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「50回目のファーストキス(2018日本)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
50回目のファーストキスの予告編 動画
映画「50回目のファーストキス(2018日本)」解説
この解説記事には映画「50回目のファーストキス(2018日本)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
50回目のファーストキスのネタバレあらすじ:起
ハワイ・オアフ島。この地に移り住んだ弓削大輔(山田孝之)は、天文学の研究に携わる一方、それだけでは食べていけないので日本人向けのツアーコーディネーターとしても働いていました。大輔はツアー参加者の女性を片っ端から口説き落とすというプレイボーイとしての顔も持ち合わせており、同業者からの評判は決して良いものではありませんでした。
そんなある日、たまたま車が故障した大輔は、何気なく入った行きずりのカフェで、藤島瑠衣(長澤まさみ)という女性に出逢い、一目惚れしてしまいます。親友のウーラ山崎(ムロツヨシ)から「本当か?」と言われながらも、大輔は翌日またあのカフェに行ってみました。すると、昨日と同じように瑠衣がおり、初めて瑠衣と会話をした大輔は、すっかりその魅力に取り付かれていき、瑠衣もまた大輔に好印象を抱きました。
50回目のファーストキスのネタバレあらすじ:承
その次の日も大輔はカフェに向かいました。そこにはいつもと同じように瑠衣がいましたが、なぜか昨日とは打って変わって、瑠衣は大輔のことなどすっかり忘れたかのような素振りを見せてきました。どうしたものかと戸惑う大輔は、カフェの店員から衝撃の事実を知らされました。実は、瑠衣は1年前に交通事故に遭っており、後遺症により新しい記憶は1日で忘れ去ってしまうというものでした。
しかし、どうしても瑠衣を諦められない大輔は、瑠衣が次の日には自分のことを忘れてしまうことを承知の上で、来る日も来る日も瑠衣にアプローチを続けました。もはや大輔にはかつてのプレイボーイだった面影は消え失せていました。
一方、瑠衣の父・健太(佐藤二朗)と弟・慎太郎(太賀)は彼女の身を案じ、瑠衣に事故のことは一切伏せており、毎日を事故に遭った次の日かのように装う日々を過ごしていました。事故の次の日は健太の誕生日で、家族は毎日、瑠衣のためだけに誕生日パーティーを開き、終わり次第すぐに事故直後の状態に戻すということを繰り返していました。
50回目のファーストキスのネタバレあらすじ:転
しかしそんなある日、たまたまカフェに停めておいた瑠衣の車が車検切れを起こしていることが発覚したことから、これまで健太と慎太郎が隠し通していた事実が明るみになってしまいました。衝撃を受けながらも、大輔や家族らの励ましにより真実を受け入れた瑠衣は、その日から今までの自分の記録や周りの人々のメッセージが込められたDVDを毎日見るようになりました。また、携帯電話に毎日の記録も残すことにしました。
こうして大輔と瑠衣は毎日“ファーストキス”を交わすのでした。二人が愛し合う一方で、大輔のライフワークである天文学の研究も実を結ぼうとしていました。瑠衣は大輔の成長を喜ぶ一方で、瑠衣は自分が大輔にとって足手まといになっているのではないかと考えるようになっていきました。
そしてある日、瑠衣は大輔に別れを告げ、折しも大輔もワシントンから研究者として招へいを受けていることから、苦渋の決断を受け入れました。
50回目のファーストキスの結末
大輔はワシントン行きの飛行機に乗るため空港へ向かいました。そこで大輔は見送りに来てくれた健太から、瑠衣が医療施設での療養生活に入ったことを知らされました。大輔は改めて、なぜ瑠衣を諦めなければならないのか、彼女と一緒に夢を叶えることだって出来るのではないかと自問自答し、ワシントン行きを断念して、そのまま瑠衣のもとへと走りました。
瑠衣は変わらず大輔を受け入れてくれると、自分のアトリエに大輔を連れていき、そこに飾られていた大輔の絵を見せました。
大輔と瑠衣は再び交際を始め、やがて、めでたく結婚しました。
そして今、研究者として成功を収めている大輔の傍らにはいつも瑠衣が、そして二人の間に生まれた愛娘が笑顔で寄り添っていました。
以上、映画「50回目のファーストキス」のあらすじと結末でした。
「50回目のファーストキス(2018日本)」感想・レビュー
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50回目のファーストキスは、リメイク前も観ました。アダムサンドラーの役を山田孝之君が演じています。ドリューバリモアの役を長澤まさみが演じていると言うことだと思います。リメイクだから少し違いました。福田監督の作品は、ユーモアがありました。本編部分は、キャスト演じる恋人、恋愛、友達、友情、家族愛にあふれて癒されます。とても面白い作品でした。
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リメイク前のものも見ました。かなり前で殆ど内容を覚えてないのですが、良かった作品だなと言う印象でした。今回の作品も福田監督のユーモアさが邪魔することなく、見やすいラブストーリーになって凄く良かったです。コテコテのラブストーリーがしんどい方にはオススメです。
ハワイ、海も空もとてもキレイでした。 -
この映画は、私にとって一番心に残りました。なんといっても、最後のシーンですね。結ばれて良かったです。
当初、福田監督作品とは知らず、思いこの映画を見ました。コテコテのラブストーリーかと思いきや、のっけから予想を裏切られ、終始爆笑していました。特に太賀さんが演じるヒロインの弟、慎太郎の絡みは最高。本編の部分は恋人、友達、家族愛に溢れ心がほっこりする、とてもお腹一杯な映画でした。