バーニング・ブラッドの紹介:2015年アメリカ映画。姪を救出するため連邦裁判所を襲撃した主人公コルトン。姪をさらったのは麻薬組織の幹部だった。またその場で偶然手に入れたUSBメモリーには組織の重要データが。襲いくる組織にコルトンの鉄槌が振るわれる。
監督:アイザック・フロレンティーン 出演:スコット・アドキンス(コルトン・マクレディ)、ニック・チンランド(保安官キャロウエィ)、ケイトリン・キーツ(アンジェラ)、マディソン・ローラー(ヘイリー)、トニー・ペレス(フェルナンド・ガルシア)、ほか
映画「バーニング・ブラッド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バーニング・ブラッド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バーニング・ブラッドの予告編 動画
映画「バーニング・ブラッド」解説
この解説記事には映画「バーニング・ブラッド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バーニング・ブラッドのネタバレあらすじ:起
メキシコ、連邦裁判所にある一人の男が入ってきます。男の名はコルトン・マクレディ、本作の主人公です。裁判所の中は 当然 銃の持ち込みは禁止です。 ボディチェックを受け エレベーターへ向うコルトンはそこに居合わせた二人を隠し持った小さなナイフで瞬殺し廊下を進みます。次々と現れる武装した男達と戦いながら自身の姪にあたるヘイリーを捜します。事の起こりは、義理の兄ウオルトが麻薬取引で揉め事を起こし騒動に巻き込まれた姪のヘイリーはメキシコへ拉致されてしまったのです。そこで姉でありヘイリーの実の母アンジェラは荒事になれたコルトンに助けを求めました。コルトンは元軍人ですが今は訳あって追われる身となっています。麻薬組織のボスはフェルナンド・ガルシアです。彼から麻薬取引を任されている甥のビクトルは、ウォルトへの見せしめとして娘のヘイリーを拉致したのでした。格闘術と奪った銃で遮る敵をなぎ倒し、ビクトルの元に辿り着くコルトン。銃を突きつけビクトルにヘイリーの居場所に案内させます。手錠で監禁されたヘイリーを見つけ出し、ビクトルから手錠のキーを奪って殺害。ヘイリーとコルトンは車で逃走することに成功しました。
バーニング・ブラッドのネタバレあらすじ:承
アメリカ アリゾナ州 サンタクルス群にある家に無事帰りついた二人はアンジェラに迎えられます。一方、メキシコでは麻薬組織のボス、フェルナンド・ガルシアが部下を集めて怒り狂っていました。甥のビクトルが殺された事と彼に預けてあったUSBメモリーが無くなっている事に気付いて。USBメモリーには取引の情報や顧客データが集積されていたのでした。甥を殺したアメリカ人が持っていったに違いないと確信したガルシアはビクトルの弟である、j.j.クルス等と共にアメリカのウォルトの家に向います。自宅に帰って来たコルトンとヘイリーはアンジェラと共に逃げる準備に追われていました。そこへ、アンジェラの夫、ヘイリーにとっては義父に当たるウォルト・レイノルズが帰って来ました。ウォルトの麻薬取引のせいで娘が連れ去られた事を知ったウォルトに対しアンジェラは激怒。ウォルトと入口で揉める中、一台のパトカーがこちらへ向ってきます。指名手配中のコルトンを捕まえに来たのかと敷地の奥の建物に身を隠すコルトン。ですがやって来た保安官キャロウエィは2人の部下と共にウォルトを逮捕しようとします。キャロウエィはガルシアの犯罪に目溢しをしながら裏から賄賂を貰っている所謂、悪徳保安官でした。ガルシアの為にコルトンを押えたいキャロウエィ。アンジェラに執拗にコルトンの居所を問詰めます。あくまで知らないと言い張るアンジェラ。突然、逮捕されパニック状態のウォルトはガルシアへの恐怖からコルトンのいる奥の建物を保安官に教えてしまいます。逮捕に向った2人の保安官助手を振りきってコルトンは車で山道を逃走。激しいカーチェイスの末、車は大破、山に逃込むコルトン 追う2人 しかし、この2人もガルシアと保安官との繋がりに疑問を抱いていました。
バーニング・ブラッドのネタバレあらすじ:転
家に取り残されたアンジェラとヘイリーは保安官に助けを求めますが埒があきません。そこへガルシアの軍団が押し寄せてきます。ガルシアに詰問されしどろもどろで弁解するウォルト。USBメモリーについて誰も知りません。怒り心頭のガルシアはウォルトを射殺し、保安官キャロウエィに迫ります。保安官キャロウエィはコルトンが車で山間を逃げ、部下が追っていると告げます。ガルシアはj.j.クルスに部下を1人つけてコルトンの射殺を命じます。クルス等は山間で大破したコルトンの車を発見、コルトンに迫ります。クルス等は邪魔な保安官助手の2人を射殺、コルトンと激しい銃撃戦と肉弾戦を繰り広げます、なんとか2人を排除し、アンジェラ達のいる家に帰ろうとするコルトン。また殺す前にしたクルスとの会話でUSBメモリーの情報を知り、それがヘイリーの手錠を外す時に使ったキーについていた事を思い出します。そのキーは今もコルトンの内ポケットの中に。一方、ガルシアはクルスとの連絡が途絶えた事から追跡が失敗したことを察知、新たに2人の部下を送ることを決断します。また保安官キャロウエィも2人の助手に連絡が付かない状況。保安官はこの件から手を引くことをガルシアに告げます。去っていく保安官。そしてガルシアの更なる追撃を傷つきながらも撃破したコルトンはガルシアの待つ家に向かいます。
バーニング・ブラッドの結末
コルトンとアンジェラ、そしてヘイリーの3人対ガルシア一味はアンジェラの家の内外で激しい銃撃戦を展開します。数に勝るガルシア一味はじりじりとコルトン達を2階へと追い詰めます。アンジェラも銃を持って戦いに参加します。お互いの銃弾を使い果たす激しい銃撃戦、コルトンは自らも傷つきながら敵を倒していきます。ヘイリーは恐怖のあまり州警察に電話で最後の助けを求めますが州警察は現場に近い保安官キャロウエィに連絡、事件への対応を要請します。家ではコルトンが一手に敵を引き付け、アンジェラとヘイリーを屋根伝いに家から脱出させます。二人は奥の建物にあるバイクのもとへ。一方、州警察の要請で再びアンジェラの家へ戻るキャロウエィ。家はもうすぐそこです。バイクで脱出を図るアンジェラとヘイリーにガルシアが迫ります。怒りに狂ったガルシアの銃口に竦みあがるアンジェラとヘイリー、間一髪、保安官キャロウエィの銃弾がガルシアを貫きます。ガルシアの部下を全て倒したコルトンはアンジェラ達を捕えようとするキャロウエィを容赦なく殴り倒します。倒れたキャロウエィの前に手錠と銃を投げ出し、どちらかの選択を迫るコルトン。”銃を選びまだ悪事を続けるか、手錠を選び罪を償うことを選択するのか。”秒を刻む決断の時、息詰まる瞬間、キャロウエイの手は銃に手を伸ばし・・・。引き金を引くコルトン。-すべては終わった- USBメモリーをアンジェラに渡し去ってゆくコルトン、手を振るアンジェラとヘイりー、静かな田舎の風景がそこにはありました。
以上、映画バーニング・ブラッドのあらすじと結末でした。
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