マニアック・コップの紹介:1988年アメリカ映画。大柄な警官による殺人事件が連続して起っていました。大柄な警官ジャックが同僚女性刑事との浮気がばれ、その後ジャックの妻が殺されたことから、ジャックが疑われ、犯人として逮捕されました。しかしマクレー警部補は真犯人は別にいると捜査を始めると・・・・という内容の、警官を殺人鬼に仕立てたスラッシャー映画です。ホラー映画全盛の80年代にヒットしたロボコップとホラーを融合したような作品です。
監督:ウイリアム・ラスティグ 出演:ブルース・キャンベル(ジャック・フォレスト)、ローレン・ランドン(テレサ・マロリー)、トム・アトキンス(フランク・マクレー)、ウィリアム・スミス(リプリー署長)、リチャード・ラウンドトゥリー(パイク本部長)、ロバート・ツダール(マット・コーデル)、シェリー・ノース(サリー・ノーランド) ほか
映画「マニアック・コップ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マニアック・コップ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「マニアック・コップ」解説
この解説記事には映画「マニアック・コップ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マニアック・コップのネタバレあらすじ:起
バーで働くキャシーが仕事が終わり夜の街を歩いて帰っていました。そこに二人組の強盗が現れ、キャシーのバッグを奪おうとしました。その時大柄な警官が現れ、キャシーは助けを求めました。しかし警官はキャシーの首をつかみ持ち上げ殺害しました。逮捕された二人組を犯人と決め付けるバイク本部長とリプリー署長でしたが、マクレー警部補は真犯人は別人だと、リプリー所長を説得し、了解を得て、捜査を開始しました。マクレーは報道関係の知り合いのレジーナに話をし、あえてニュースに流させました。その後、カップルの男性が警官に殺され、車を警官に止められた夫人が、警官を撃ち殺すという勘違い殺人まで発生しました。
マニアック・コップのネタバレあらすじ:承
警官ジャックは大柄で、毎夜制服を来て出勤することに、妻のエレンは犯人ではないかと疑っていました。その日も止めるエレンを振り切ってジャックは出て行きました。後をつけたエレンが見たものは、同僚のマロリーとベッドにいる浮気現場でした。ショックのエレンはモーテルを飛び出し、後をジャックが追いますが、エレンは殺人鬼の警官に首を切られて殺されました。この事件でジャックは犯人として逮捕されました。そのころマロリーは娼婦に変装しておとり捜査を行っていました。そのマロリーが殺人鬼警官に襲われました。マロリーは発砲し、聞きつけたマクレーも加勢して発砲しましたが、その警官は、銃で撃たれているにもかかわらず去って行きました。マクレーはマロリーに署内の誰かにジャックとのことを話したかというと、データ管理をする、足の悪いサリー・ノーランドに話したと言いました。
マニアック・コップのネタバレあらすじ:転
この一件でジャックが犯人ではないと分かったマクレーは過去の警官を調べ始めました。すると大柄で正義感の強いマット・コーデルという警官に当たりました。彼は有能でしたがすぐ発砲する癖があり、その件で訴えられ有罪になり、刑務所へ送られていました。その刑務所では、自分が逮捕した服役者が多くいて、マットは恨みから数人に刺され、切られて殺されたことがわかりました。そしてマットの彼女がサリーで、このことが原因で飛び降り自殺をして生き延びたものの足が不自由になっていました。そのころマットが警察署に侵入し殺戮を繰り返していました。マクレーが応戦しましたが窓から投げ落とされ死亡しました。この隙にマロリーはジャックを連れ出し、マットが服役していた刑務所に行って、医師に会いました。そして医師はマットは死んでいなかったと話し、死んだことにしてサリーに引き渡したと言いました。
マニアック・コップの結末
死んでいなかったマットはバイク本部長とリプリー署長を殺害しました。この二人がマットを有罪にしたのでした。銃撃戦となった警察署を見ていたジャックが他の警官に見つかり、護送車に放り込まれました。そして車をマットが奪って発信しました。街を突っ走り港の倉庫に着くと、マットがジャックに襲い掛かりました。マロリーはパトカーでジャックを追っていました。そして再びマットが護送車に乗り、運転し始めると、ジャックが運転を邪魔し、護送車は倉庫の壁を突き破りました。目の前にポールが見え、ジャックがポールをよけると、マットの体にポールが突き刺さり、護送車ごと海に落ちました。やがて護送車の引き揚げ作業が始まりました。マロリーらが見守る中、引き揚げられた護送車を見るとマットはいませんでした。桟橋の下には、柱につかまるマットの手が見えていました。
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