ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊の紹介:2016年アメリカ映画。メキシコとの国境を守る米合衆国国境警備隊員のフローレスと上司ホッブス、新人のデーヴィスが、1000万ドル相当のコカインを摘発します。そして、彼らは思わぬ事態に巻き込まれてしまいます。フィクションでありながら、麻薬カルテルの恐ろしい現実が垣間見えます。サウス・バイ・サウスウエスト映画祭で観客賞を受賞。
監督:グレッグ・クウェダー 出演者:ジョニー・シモンズ(デーヴィス)、ガブリエル・ルナ(フローレス)、クリフトン・コリンズ・ジュニア(ホッブス)、フリオ・オスカル・メチョソ(ミゲル・エルナンデス)、ほか
映画「ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊の予告編 動画
映画「ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊」解説
この解説記事には映画「ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊のネタバレあらすじ:起・国境
フローレスと新人のデーヴィスは、アメリカとメキシコの国境沿いで犯罪者・不法出入国企図者の侵入逃走防止や密輸の阻止を行っています。
ある日、検問所へやってきた1台の車を上司ホッブスが怪しいと感づきます。運転手は、ホッブスの右腕を窓に挟んだまま急発進します。必死にしがみつくホッブスは、運転手に向かって発砲します。運転手は死亡し、ホッブスは右腕を負傷します。フローレスとデーヴィスも、後から追いかけます。
ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊のネタバレあらすじ:承・善悪の定義
ホッブスに睨んだ通り、車のトランクから1000万ドル以上のコカインが見つかります。通報を拒否し、仲間に銃口を向けたデーヴィスは、“コカインを指定した場所まで運ぶ”と言い出します。家族が麻薬カルテルに人質にされているデーヴィスは、今回の密輸を成功させないと家族が殺されるのです。事情を知った2人は、デーヴィスを説得しますが聞き入れてもらえず、麻薬の受け渡し場所まで行動を共にすることになります。
フローレスとデーヴィスは、シフト交代の隊員を上手く誤魔化し、車にいるホッブスと共に検問所を後にします。以前から麻薬を乗せた車を見逃し続けていたデーヴィスは、良心の呵責を感じつつも、麻薬カルテルから抜け出せなくなっていたのです。
ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊のネタバレあらすじ:転・後悔
受け渡し場所に辿り着き、受け渡し相手の車が現れます。しかし、デーヴィスは反撃に転じたホッブスを撃ってしまい、受け渡しが中止となってしまいます。麻薬の件が明るみになることを恐れたデーヴィスは、重症であるホッブスの病院への移送を拒否します。通りがかったマヤ人の農家に助けを求めますが、手の施しようがないと告げられます。そんな状態でもデーヴィスは、病院へのホッブスの移送を拒否します。そして、3人は農家を後にします。
ホッブスのシフト交代が未確認のため、捜索を開始するという連絡を受けたデーヴィスは焦り始めます。フローレスはデーヴィスを取り押さえますが、ホッブスは亡くなってしまいます。自分の行動で招いた悲劇を痛感したデーヴィスは、 フローレスに謝罪します。
ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊の結末:悪夢からの帰還
最低限の情報しか知らないデーヴィスと共に、フローレスは受け渡し場所を捜し出します。麻薬カルテルの一斉射撃の中、デーヴィスは フローレスを庇って亡くなります。カルテルの手下の少年たちにより、コカインは回収されます。追跡されないために、無線を奪い、車のタイヤをパンクさせます。
署に保護されたフローレスは、今回の事件の聴取を受けます。
以上、映画ザ・ボーダーライン 合衆国国境警備隊のあらすじと結末でした。
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